- 仮想通貨団体評価、支持派割合は2024年と同水準
- 支持派の評価は団体独自で、法案賛否を示さない
当選者の集計
仮想通貨の政策提言団体スタンド・ウィズ・クリプトは4日の選挙評価表で、米中間選挙の当選者のうち仮想通貨支持派と評価した人数を下院222人、上院19人と集計した。反対派と評価した当選者は下院106人、上院8人だった。
同団体が支持派か反対派に分けた当選者355人のうち、支持派は67.9%だった。同団体の2024年選挙後の集計から同様に算出すると約68%で、ほぼ同じ水準だ。
支持派と反対派の区分は同団体独自の評価で、評価表に党別の内訳はない。確定した下院384議席のうち56議席、上院33議席のうち6議席の当選者は、どちらにも分類されなかった。
今回の評価表は日本時間4日午後11時の更新時点で、勝者が確定した選挙区が下院435議席中384、上院35議席中33だった。結果はデシジョン・デスクHQによる非公式の数字で、正式な確定前だと同団体は説明した。
関連記事:米下院民主党、クラリティー法案を協議 SEC監督権限の拡大案も
米下院民主党が、ウォーターズ下院議員の修正案を仮想通貨のクラリティー法案に拡大する案を協議している。検討案にはSECの監督拡大やCFTCの役割限定が含まれるとされ、トランプ大統領らへの倫理条項の追加も見込まれる。
法案との関係
この数字は同団体が評価した当選者の人数で、特定の法案文面への投票を示すものではない。法案の成立に向けた連合や日程の裏付けにはならない。
クラリティー法案は、下院が2025年7月17日に、共和党216人、民主党78人の賛成を得て294対134で可決した。一方、上院は2026年9月15日の採決で、トランプ大統領と親族の仮想通貨事業に関する倫理規定やステーブルコインの報酬などを巡る対立が解消せず、審議入りに必要な60票に届かなかった。
また、当選者のうち、クラリティー法案への支持を示していた議員として、同団体は共和党のマーク・メスマー氏、ライリー・ムーア氏、民主党のユージン・ビンドマン氏を挙げた。民主党のジャネル・ステルソン氏については、クラリティー法案とジーニアス法を支持していると説明した。
関連記事:米中間選挙で民主党が両院奪還へ、仮想通貨政策の主導権が交代か
米中間選挙で民主党が下院に続き上院でも多数派を獲得すると米主要メディアが報じた。仮想通貨のクラリティー法案は上院で審議入りできず、1月3日の会期末までに通過しなければ廃案となる。ビットコインは一時約7週間ぶりの安値を付けた。



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