- USDCの平均循環供給量は前年比で8%増
- 5%の人員削減も公表
サークルの決算発表
ステーブルコインUSDCの発行元であるサークルは4日、2026年度第3四半期(7〜9月)の決算を発表した。
事業収益とステーブルコインの準備金運用益の合計は約8.7億ドル(1ドル=158.49円換算で約1,371億円)で、前年比プラス17%。また、USDCの平均循環供給量は733億ドル(同約12兆円)で、前年比で8%増加したと説明した。
収入面では他にも、当期の事業活動の純利益が約2.3億ドル(同約358億円)で前年比プラス5%だったことも報告。また、調整後EBITDA(利息・税金・減価償却費を引く前の利益)は、約3.2億ドル(同約502億円)で前年比85%増加したと説明した。
USDCについては他にも、当期のオンチェーンの取引高が13.9兆ドル(同約2,203兆円)で前年比49%増加したことも報告。また、準備金運用益は約6.6億ドル(同約1,043億円)と前年比8%減少したが、平均循環供給量の増加で部分的に相殺されたと述べた。
その他の項目
他には、今期の特徴的な項目として、事業再編のコストを約915万ドル(同約14億円)計上。組織構造を運営モデルや戦略的な優先順位に合わせるために5%の人員削減を行ったと報告した。
また、「その他の収益」が約2億ドル(同約328億円)と前年比で627%(7.27倍)増加したが、この内ARCトークンのプレセールを行った収益が約1.8億ドル(同約288億円)だと説明している。
関連記事:サークル、Arcトークン先行販売で約350億円調達 SBIやブラックロックなど出資
米ステーブルコイン大手サークルが新ブロックチェーンArcのトークン先行販売で2.22億ドルを調達。a16z cryptが主導し、SBIやブラックロックも参加。完全希薄化評価額は30億ドルに達した。
決算発表でサークルのジェレミー・アレールCEOは、ビザの取り組みやバイナンスとの提携拡大を例に挙げ、第3四半期は、機関がUSDCを活用したり、活用を拡大していることが改めて証明されたとコメントした。
関連記事:バイナンス、USDCのサークル社に約160億円出資 戦略的提携を拡大
サークル社と仮想通貨取引所バイナンスが戦略的提携を拡大し、新興市場でのUSDC普及に向けた5年契約を締結した。バイナンスは1億ドルをサークル株に出資した。
また、Arcブロックチェーンのメインネットを9月にローンチしたことに言及し、100以上の機関やエコシステムの開発者がネットワーク上に存在していると述べ、次世代の金融アプリケーションを構築するためのインフラを提供していくと説明した。



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