年初来騰落率ではイーサリアムがトップ、経済回復見込みでダウ平均は3月以来の高水準|各市場の動きと仮想通貨相場ニュース
強気相場が続く
今週の各経済指数、仮想通貨等の動きを見ていく。
ビットコインは週前半にかけて強気で推移していたものの、その後急落し、再び価格で1万ドルを割り込んだ。
米雇用統計は予想を大きく外れ失業率は低下、ダウ平均は3か月半ぶりに2万7000ドル台回復など、新型コロナの影響から脱出への期待が高まった。
重要なニュースをまとめた記事は以下から閲覧できる。
- 目次
各指標の騰落率一覧
今週の騰落率は以下のようになった。
年初来の騰落率
(今週の騰落率は、先週の終値、今週の終値を用いて計算。月初来、年初来についても前の月、年の終値で計算している)
(仮想通貨の価格は取引所コインベースを参照)
6/5までのビットコインチャート
6/1(月)| ビットコインに強気シグナル、ハッシュレートも回復
ビットコイン市場、PlanB提唱のS2Fモデルで4年ぶりの「強気シグナル」点灯
ビットコインの相場推移を「ストック・フロー比率(S2F)」モデルで分析するアナリスト「PlanB」は、4年ぶりに強気サインを示すレッドシグナルが点灯したことを明かした。(記事はこちら)
ビットコインハッシュレート急回復 難易度調整4日後に控える中
ビットコインネットワークのハッシュレートが急回復。半減期を境に80EH/s台まで下落していたハッシュレートが急回復、24時間比では8%高の116.3EH/sに達した。(記事はこちら)
6/2(火)| BCH無期限が登場、BTCは急伸
ビットコイン大幅上昇の背景、直近のイーサリアム高騰でアルト市場復活の兆しも=仮想通貨市況
市場ではビットコインが再び高騰し、一時10,429ドルを記録。2020年2月の年初来高値10,500ドルに迫る水準となった。長期レジスタンスラインを抜けており、アルト市場も活性化傾向に。短期的な調整を経てステージが変わる可能性も見えてきた。(記事はこちら)
ビットコインマイナーの採算調整、先週の動向は
オンチェーンデータByteTreeによると、過去一週間で採掘業者(マイナー)のビットコイン動向で、送金量が新規採掘量を超えたことがわかった。このデータは、過去に採掘したBTCを新たに送金に回していることを示すもので、マイナーが資産の切り売りをしている可能性が指摘されている。(記事はこちら)
BitMEX、ビットコインキャッシュの無期限先物を提供開始へ
大手デリバティブ取引所BitMEXは、無期限のビットコインキャッシュ(BCHUSD)クオント契約を6月16から開始すると発表。レバレッジは最大で25倍に設定されている。(記事はこちら)
速報 ビットコイン急伸、1万ドルを突破
2日の仮想通貨市場で、ビットコインが大台1万ドルに達した。ビットコインが1万ドル台で取引されたのは、半減期前の期待上げが観測された5月8日以来、約1ヶ月ぶり。(記事はこちら)
エネルギーバリュー(EV)で見る、ビットコインの本質価値と相場の展望
Capriole Investmentsの責任者は、ビットコイン価格が2019年9月以来初めて「オーバーバリュー」水準にあると指摘した。 (記事はこちら)
高騰するビットコイン、半減期後の「損益分岐点」を新旧マイニングマシン別に分析
再び1万ドルを超えて高騰するビットコイン(仮想通貨)市場。半減期後のマイナーの損益分岐点が注目されるなか、採掘マシン別の損益分岐点を独自算出。BTC価格や電力コスト変動によるマイナー利益の感度分析も行った。 (記事はこちら)
6/3(水)| ビットコイン暴落、大口送金の形跡
ビットコイン年初来高値超えられず暴落、ボリンジャーバンド発案者はヘッドフェイクを指摘=仮想通貨市況
1日で雰囲気の一変した仮想通貨市場。10500ドルで急落したビットコインについて、ボリンジャーバンド発案者は、セオリーと逆方向に大きくブレイクする「ヘッドフェイク」だと指摘した。BitMEXの資金調達率も下落圧力を後押しした。(記事はこちら)
ビットコイン急落 1万ドル到達後に大口送金履歴
一時1万ドルを上抜けたビットコイン相場が再び急落。3日の仮想通貨市場でビットコインは一時、前日比14%安の8600ドルまで大きく値を下げた。(記事はこちら)
ビットコイン、1万5千ドルまでの高騰は本物ではない BitMEX CEOの仮想通貨市場展望
ビットコインが半減期後初めての1万ドル台を突破したこと受け、楽観視する見方も多い中、大手デリバティブ取引所BitMEXのアーサー・ヘイズCEOは懐疑的見解を示している。(記事はこちら)
6/4(木)| ビットコイン大幅易化、価格予測も
ビットコイン、難易度「-9.29%」で調整完了 半減期後最大
ビットコイン(BTC)のマイニングデフィカルティは2度連続で易化調整。前回比でマイナス9.29%で確定した。 (記事はこちら)
ビットコインの17年仮想通貨バブル越え「可能性あり」 ブルームバーグが指摘
米有力紙ブルームバーグがビットコインの最新レポートを公開。ビットコイン市場は今年強気相場に転じ、新たな最高値をつける可能性があると紹介した。 (記事はこちら)
新発表のビットコイン量子分析モデル、2021年の底値と2022年の過去最高値を予測
ビットコインなどの仮想通貨分析を行うCryptoWhaleは、量子分析を用いて将来価格を予測するモデルを公開。2021年までに4000ドルの底値をつけ、2022年にATHの強気相場が訪れるとした。 (記事はこちら)
6/5(金)| ビットコインで強気相場、日本円取引が2位に
ビットコイン難易度、大幅マイナスも「市場は強気」なワケ=仮想通貨市況
5日の仮想通貨市場でビットコインは上昇。半減期後の環境を織り込んだ難易度調整大幅易化の影響を受け、海外時間に一時9850ドル(107.8万円)まで上昇した。(記事はこちら)
5月のビットコイン日平均出来高、日本円が米ドルに次ぐ2位に浮上か
データサイトCoinmetricsによれば、半減期を迎えた5月のビットコイン日平均取引高における割合で、日本円が米ドルに次ぐ位置まで上昇した。 (記事はこちら)
「真のサトシ・ナカモトが保有する1兆円相当のBTCを売らない理由」Patoshi patternの発見者が考察
ビットコインの生みの親とされる「サトシ・ナカモト」が保有するとされる1兆円相当の110万BTCを特定したとされる研究者は、本物のサトシがBTCを一生売らないと見る根拠について言及した。 (記事はこちら)
「激しく乱高下するシンプソン相場が今後も続く理由」ビットコインの著名オプショントレーダーが解説
海外の著名な仮想通貨オプショントレーダーは、乱高下するビットコイン相場の「シンプソンズ」について、デリバティブ取引所の出来高および未決済建玉(OI)に左右されると言及。逆指値(ストップロス)狩りを指摘した。 (記事はこちら)
6/6(土)| ダウ続伸、仮想通貨デリバティブも過去最高
5月の米雇用統計に「サプライズ」 市場好感でNYダウも3か月ぶり2万7000台に
5月の米国雇用統計は予想に反し大幅に改善。ニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が続伸、2月下旬以来の高値を付けた。 (記事はこちら)
5月の仮想通貨デリバティブ、取引高が過去最高=BitMEXレポート
大手デリバティブ取引所BitMEXの最新レポートで、5月のデリバティブの取引高は過去最高を記録したことが分かった。特にCMEは59%増と取引高を大きく伸ばし、機関投資家がその存在感を増している。 (記事はこちら)
グレースケールのイーサリアム投信、今年で120億円分ETHを買い増し
米大手仮想通貨ファンド グレースケールが提供するイーサリアム投資信託で、2020年に1.1億ドル(120億円)分のETHを買い入れている。GBTCに次ぐ需要の高さだ。 (記事はこちら)
画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します