12日朝の金融市場短観|NYダウやAI関連株が続伸
1/12(木)朝の相場動向(前日比)
- NYダウ:33,927ドル +0.6%
- ナスダック:10,901ドル +1.4%
- 日経平均:26,446円 +1%
- 米ドル/円:132.4 +0.2%
- 米ドル指数:103.2 +0.03%
- 米国債10年:年利回り3.5% -2.3%
- 金先物:1,880ドル +0.2%
- ビットコイン:17,557ドル +0.6%
- イーサリアム:1,342ドル +0.2%
- アバランチ:14.4ドル +13%
- FLR:0.047ドル +14%
伝統金融
暗号資産
本日のニューヨークダウやナスダックは続伸。今夜(22:30)は米CPI(消費者物価指数)発表があり、事前の相場続伸から「事実売り」になってしまう可能性があるとの指摘も出ている。
ブルームバーグによると、B.ライリー・ウェルスのチーフ市場ストラテジストはインフレ(CPI)のデータが政府発表の中で最も重要なもので、月間の雇用統計を凌駕すると指摘。また、「CPIが予想通りか、予想を下回る数値となれば、相場はさらに上昇する可能性も高い」などとコメントした。
昨年12月CPIへの予想ではインフレ鈍化への観測が強い。
- CPI(前月比):前回+0.1% 予想-0.2%
- CPI(前年比):前回+7.1% 予想+6.5%
- コア(前月比):前回+0.2% 予想+0.3%
- コア(前年比):前回+6.0% 予想+5.7%
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米国株
米国株は今日もIT・ハイテク株が堅調に推移。個別銘柄では、C3.ai(AI関連)+4.5%、ドキュサイン(機械学習関連)+2.6%、アマゾン+5.5%、マイクロソフト+2.4%、アップル+1.7%、テスラ+3%、メタ-0.2%、コインベース+1.3%、マイクロストラテジー+2.5%。
C3.aiとは、ニューヨーク証券取引所に上場するカリフォルニア拠点のAI関連企業。エンタープライズ人工知能ソフトウェアや産業特化型アプリケーションの提供をメインビジネスとしている。なお、3Mやシェル、米空軍など複数の政府機関および民間企業を顧客に持っている。
2022年の年間騰落率は-64%だった。
テスラに関しては10日にテキサス州オースティンの最新工場「ギガファクトリー」の拡張に7億ドル以上(約930億円)を投じる計画で当局に建設許可を申請した。また、11日にはインドネシアに年間100万台規模の自動車を生産するための工場建設で暫定合意に近づいていることも報じられた。インドネシアの政府高官が昨年発表したことによると、テスラがインドネシアのニッケル加工会社からEV用バッテリーの材料を約50億ドルで購入する契約を結んだという。
テスラのイーロン・マスクCEO率いるTwitter社については昨日、独自通貨「Coin」の開発を継続していることを示唆する情報がリークされた。その進捗を追っているセキュリティリサーチャーのJane Manchun Wong氏は、Coinの購入は、オンライン決済代行サービス「Stripe」でUSDCなどを介して行われるようになる可能性があると指摘した。
Twitterは昨日、日本でも「Twitter Blue」という有料制サブスクリプションサービスを開始した。
米ドル/円:132.4
ドル円は米CPI待ちの雰囲気で132円台での推移が続いた。一部からは、CPIの結果がFRB利上げ緩和の材料になればドルは売られると予測されている。
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仮想通貨相場
仮想通貨市場はまちまち。アバランチ(AVAX)やフレア(FLR)は大幅上昇した。
アバランチについては、アマゾンのクラウドサービスAWSがAva Labsと連携し、ノード運用やdAppsの構築に対応するという発表が出た。
また、フレア(FLR)は先日最初のトークン配布イベントを終えて、11日にはビットバンクがFLRの新規上場を実施した。現在、クラーケンやOKXなどの大手取引所で取引されている。
仮想通貨・ブロックチェーン関連株(前日比/前週比)
- コインベース|43.7ドル(+1.3%/+31%)
- アルゴ・ブロックチェーン|1ドル(-18%/-27%)
- マネックスグループ|475円 (+5.3%/+8.7%)
米コインベースは11日夜、日本事業の大半を終了する計画が報じられた。事業終了の理由については、仮想通貨業界の不況に伴いグローバルな投資を見直すためだという。同社が先日、従業員の約20%、約950人の人員削減を発表したばかりだった。
また、ビットコインマイニング企業アルゴ・ブロックチェーンの株価は暴落した。12月のビットコイン採掘数がテキサスの悪天候による電力への影響で約30%減。12月には147 BTCしか生産できなかったという。
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GMラヂオ第二弾 アーカイブ
今回の特別ゲストは、Web3(分散型ウェブ)大手企業アニモカ・ブランズの会長を務めるYat Siu氏と、Darewise EntertainmentのBenjamine Charbit氏が参加。Web3ゲーム・NFTの今の課題やDarewiseの自社タイトル第一弾「Life Beyond(ライフ・ビヨンド)」、そして業界の展望について語っている。
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