- 夕刊CoinPost
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- 目次
CoinPost重要ニュース3選
まずは、CoinPost記事のニュースから。
仮想通貨市場回復の可能性・クジラの現状・SECの業界への影響ほか|BitcoinIRA COOが解説
BitcoinIRAの最高運営責任者のChris Kline氏は、Ethereum World Newsのインタビューに応じ、仮想通貨市場回復の可能性、XRPが証券でない理由、ビットコイン”クジラ”の影響力の低下などについて言及した。
詳細はこちらから。
Facebookが仮想通貨広告『全面禁止』から規制緩和へ
米大手ソーシャルメディアフェイスブック(以下FB)社は27日、仮想通貨広告に対する「全面禁止」を改訂し、一部の広告を許可したと発表した。
詳細はこちらに記載されている。
低迷する仮想通貨相場の”重し”となっている4つの要素
2017年に急騰した反動で2018年以降は低迷を続け、年初来安値を更新するなど冴えない仮想通貨市場。相場の回復のためには何が必要なのか、「相場の重しとなっている4要素」についてCoinPostの考察を踏まえて記載。
Pick Up(全般)
取引量を人為的に増やすトリック
仮想通貨取引所では、人為的に取引量を増加させる新しいトリックが流行している。
元Huobi CTOのZhang Jian氏によって設立されたプラットフォーム、Fcoinによって考案された”取引手数料マイニング”モデルは、取引所トークンを所有することで取引コストを埋め合わせするシステムだ。
Fcoinに続いて、シンガポールのCoinbeneや香港のBit-Z等、取引手数料モデルを採用する取引所が多く出てきた。
この方法を採用した結果、短時間で大量の取引量を集めたが、反面、独自トークンをICO時に配布したBinanceは懸念を示している。
Binance CEOのChangpeng Zhao(通称、CZ)氏は、
取引所の存続が取引料からの収益ではなく自社トークンの価格上昇に依存している場合、トークン価格を上昇させようとする。
つまり、経験が浅いトレーダーや一般投資家は仮想通貨の『クジラ』、特に取引所のクジラに対して優位に立つ事が困難になる。
と見解を示した。
This New Trick Helps Exchanges Artificially Pump Up Their Trade Volume https://t.co/haA3IzF5YZ #Bitcoin pic.twitter.com/8AZQ8aZJ9e
— Bitcoin News (@BTCTN) June 26, 2018
米司法省:違法薬物押収で2000万ドル以上のビットコインを押収
アメリカの司法省(DOJ)は、他の政府機関などと協力してダークネット上の武器を押収するための違法商品の行商人を見つけ、2000万ドル以上の武器を押収した。
その中に仮想通貨マイニング機器、武器、麻薬、米通貨とゴールドバーで360万ドル、2000ドル近くのビットコインとその他の仮想通貨を押収することができたとDOJが発表した。
Rod J. Rosenstein司法長官は、押収の成功で、違法行商人がダークネット上であまりにも快適に過ごすべきではないと述べた。
ダークネットは安全と思っている犯罪者は間違っていると語り、
私たちはネットワークを公開することができ、そのネットワークを正義に導こうとしている。今日、私たちはダークネットの35人以上の行商人を逮捕した。そして我々は彼らの武器と薬と不法に入手した2360万ドルを奪取した。
と述べた。
現在、35人以上のダークネット行商人が逮捕され、調査は進行中とのこと。
US Justice Department Seizes $20m+ in Bitcoin in Nationwide Drug Bust https://t.co/rm8y5y73Hi
— CCN (@CryptoCoinsNews) June 27, 2018
Robert Shiller氏:ビットコインは一過性のものではない
ノーベル経済学賞受賞者のRobert Shiller氏は、ブルームバーグのインタビューで、ビットコインは”社会的なムーブメント”であると語った。
Shiller氏は、以下のように述べている。
東海岸は西海岸よりも冷めている。シリコンバレーでは大きな熱狂が見られる。一時的に社会現象にも見えるが、ゼロになるという意味ではない。
またShiller氏によれば、仮想通貨バブル状態により、一時的にそれが弾けても、複数回立ち直る力が損なわれているわけではないという。
Robert Shiller says Bitcoin is a "remarkable social phenomenon" https://t.co/H5INZyZaY2 pic.twitter.com/hBmJuUPGZ4
— Bloomberg Crypto (@crypto) June 26, 2018
Clarity:仮想通貨コミュニティ向けのトークンセール報奨金を発表
中小企業と投資家間の影響に革命を起こすプラットフォームを提供しているClarityは、CLRTYトークンサポーターに報酬を与えるための公式報奨金プログラムの開始を発表した。
合計10種類の報奨金プログラムで、参加者は、作成されたコンテンツと報奨金を貰うために規定の基準を満たす必要がある。
その詳細はこちらから
Clarity Announces Token Sale Bounty for Crypto Community https://t.co/Jsqs8oBRqE pic.twitter.com/4QGSOa5Msb
— BitcoinInter (@BitcoinInter) June 22, 2018
ビットコインはカジノの決済方法を変えるか
ビットコインは現在世界中の多くのオンラインカジノで受け入れられており、標準的な決済手段として成長し続けている。
業界の専門家であるJimmy Nguyen氏は
全てのオンラインカジノは、仲介人やブローカーを排除する完璧な方法として、ビットコインキャッシュをゲームの決済方法として採用することを真剣に検討すべきだ。
ブロックチェーン導入は効率性を向上する。
と述べた。
既存のシステムやメソッドを全て変えるかは予測できないものの、ビットコインは強力な候補であり、多くの専門家が企業にビットコインブームに乗るようにアドバイスしているという。
Will Bitcoin Replace Popular Casino Payment Methods https://t.co/Kc2Z8iu4cY pic.twitter.com/L3HPNYlEuY
— Altcoin Today (@altcointoday) June 26, 2018
フィリピン:資産担保のICOを許可
フィリピン最北の特別経済特区では、ブロックチェーンプロジェクトのためにICOを許可するが、詐欺行為を防ぐために有形資産を裏付ける必要があると発表した。
またCagayan Economic Zone Authority(CEZA)の理事Raul Lambino氏は投資促進機関(IPA)が、仮想通貨投資を保護する規制を作成中であることを明らかにしており、金融技術(fintech)投資の拠点となることを目指しているという。
CEZAは、フィリピンでICOを実施しようとしている企業の誠実さと透明性を厳格にチェックすると説明。審査を通った企業はCEZAに登録される。
またフィリピン企業は証券取引委員会に登録する必要もあるという。
More exciting news from the Philippines. I lived there for a year and I can tell you these people have heart. Now they are proving themselves to be more innovative than everhttps://t.co/b1fUzPQJoi
— James Lefler (@james_lefler) June 27, 2018
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