流動性インフラやAI関連プロトコルなど
米大手ベンチャーキャピタルa16zの仮想通貨部門であるa16zクリプトは、9日に秋の「仮想通貨・スタートアップ・アクセラレーター（a16z CSX）」プログラムの参加企業を発表した。
今回選ばれたのは21のスタートアップで、今後8週間にわたり、トップクラスの仮想通貨業界の創設者から直接指導を受け、a16zクリプトの投資・運営チームのサポートのもと、相互にネットワークを広げながら、より広範なa16zネットワークともつながりを築いていくという。
参加企業は、日本、オーストリア、ブラジル、ブルガリア、カナダ、ドイツ、ポーランド、ポルトガル、アラブ首長国連邦、英国、米国から集まり、AI、DeFi、インフラ、写真共有やマッピングなどの消費者向けアプリケーションまで、さまざまな分野で構築に取り組んでいる。
オンチェーン流動性のインフラを構築するAnera Labs、インターネットデータやCPU/GPUの計算力を活用するオラクルを作成するBlocksense、世界の3D地図とARコンテンツのネットワークを構築するMeshMap、イーサリアム上でリアルタイム証明を生成するt1 protocol、インタラクティブ・ナラティブの作成や収益化を容易にするSekaiなど、幅広い分野の企業が参加している。
a16zクリプトのCSXプログラムは今年で2回目を迎え、今回はニューヨークで開催される。来年は2025年春にサンフランシスコで開催予定で、参加企業には最低50万ドルの投資が行われるという。
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