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イーサリアム現物ETFへの流入、ビットコイン上回る状況続く

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

累計純流入額は2兆円突破

米国のイーサリアム(ETH)現物ETFは27日、約3億720万ドル(約451億円)の純流入を記録。累計純流入額は136億4,000万ドル(約2兆円)に達した。ここ数日、イーサリアムETFへの流入はビットコイン(BTC)ETFを上回っている。

Farside Investorsによると、ブラックロックのiShares Ethereum Trust(ETHA)がリードしており、同日に2億6,260万ドルの流入があった。フィデリティのFETHが2,050万ドル、グレイスケールのETHが1,510万ドルと続く。

出典:Farside Investors

また、25日の総流入額は4億4,390万ドル、26日の総流入額は4億5,500万ドルだった。

比較すると、ビットコイン現物ETFへの総流入額は25日に2億1,910万ドル、26日に8,810万ドル、27日に3,050万ドルだ。いずれの日も、イーサリアムETFへの流入が大幅に上回っている。

なお、これまでの累計純流入額ではビットコインETFは540億ドル(約8兆円)に達しており、イーサリアムの約136億ドルを引き離している。

イーサリアム現物ETFは11日、上場以来初めて1日の純流入額が10億ドルを突破した。その後も21日から連日流入超過が続いているところだ。

イーサリアムは、企業による財務資産としての購入増加や、米国でステーブルコインを規制するジーニアス法が成立したことなどにより追い風を受けている。

関連:イーサリアムの価格と将来性を解説|今後の注目ポイントと中長期の成長シナリオ

仮想通貨現物ETFとは

実際にその銘柄の仮想通貨を購入し、その資産を基にした信託(ETF)を株式市場で取引するもの。投資家は直接的に仮想通貨を購入することなく、その価値に投資することが可能になる。

ブルームバーグのETFアナリスト、ジェームズ・セイファート氏は28日、イーサリアムETFの投資家別保有量を紹介した。投資顧問会社が約14億ドルで他を圧倒している。

出典:セイファート氏X投稿

ヘッジファンドが約7億ドル、ブローカーが約3億ドル、プライベートエクイティが約6,000億ドルと続いているところだ。

今年4~6月期の企業別投資家データを参照すると、具体的にはゴールドマンサックスが首位で約7億ドル、ジェーンストリートグループとミレニアムマネジメントが約2億ドル、キャプラマネジメントが約1億5,000万ドルと続いている。

なお、ゴールドマンサックスは過去には仮想通貨に懐疑的な姿勢で知られていた。

2020年には「仮想通貨は資産クラスではない」と表明。しかし市場の変化に応じて2021年には仮想通貨デスクを立ち上げ、2022年にはデジタル資産プラットフォームを開設している。ETF保有も、仮想通貨に対する前向きな姿勢転換の表れとみられる。

関連:ゴールドマン・サックス、仮想通貨について過去の懐疑的姿勢から一転

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