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米クラリティー法案、上院採決が9月まで延期=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 上院共和党、採決を9月に先送りへ
  • 採決には民主党から7議席の賛成が必要

採決見送り、争点は3つ未解決

米政治専門メディアPoliticoの記者ジョーダン・カーニー氏は7日、上院が仮想通貨市場構造法案「クラリティー法」の採決を9月まで見送る方針だと報じた。共和党のジョン・チューン上院院内総務が同日、この方針を確認したという。上院は8日から夏季休会に入り、審議は9月中旬の本会議再開まで中断する見通しだ。

クラリティー法(Clarity Act)は、暗号資産(仮想通貨)の分類を証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)のどちらが監督するかを定める法案。取引所や顧客資産の扱いに関する規則も含み、業界が成立を求めてきた市場構造整備の柱と位置づけられている。

関連記事:ジーニアス法とクラリティー法案の違いとは?米国の仮想通貨2大法案をわかりやすく解説【2026年最新】

米国の暗号資産規制を担う「ジーニアス法(GENIUS Act)」と「クラリティー法案(CLARITY Act)」。ステーブルコイン発行者を規制する成立済みのジーニアス法と、SEC・CFTCの管轄を整理する審議中のクラリティー法案の違いを、比較表とともに初心者向けに解説します。

民主党が反対する3つの争点

採決には上院の60票要件を満たす必要があり、共和党が53議席を占める中、民主党から7人の賛成が欠かせない。倫理規定・資金洗浄対策・ステーブルコインの利回り提供という3つの争点で与野党の溝が埋まっていないとメディアが報じていた。

民主党のルーベン・ガレゴ上院議員は、共和党側からの譲歩がなければ討論終結(クロージャー)動議に応じない考えを示している。同氏は「建設的に関与している」としつつ、進展がなければ実現は難しいとの見方を示した。

上院は9月14日の本会議再開後に採決へ向けた手続きを再開する方針で、争点解消への与野党協議が続く見通しだ。

関連記事:停滞中の米クラリティー法案、トランプ政権が倫理規定協議に着手

停滞中のクラリティー法案を巡り、ホワイトハウスが倫理規定の妥協案協議に着手した模様。休会入りが迫る中、採決の行方は仮想通貨市場の規制環境に影響を与える可能性がある。

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