- 保有ビットコインは時価3,540億円相当に
- 優先株SATA発行などで資金調達
保有BTCは合計26,355枚に
暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のトレジャリー企業ストライブ(Strive)は21日、9月14日から18日にかけてビットコイン1,355枚を平均約79,475ドルで取得した。米証券取引委員会(SEC)への様式提出を通じて開示している。
今回の追加取得により、ストライブの保有ビットコインは合計で26,355BTCに到達。記事執筆時の時価で22億5,000万ドル(約3,540億円)を超えている。
BitcoinTreasuriesNETによると、現在ストライブは上場企業ビットコイン保有ランキングで5位に位置しているところだ。1位はストラテジー、2位はトゥウェンティワンキャピタル、3位はメタプラネット、4位はマラソンであり、2位のトゥエンティワンキャピタルの保有量43,514BTCを抜くにはあと17,159BTCの積み増しが必要な計算である。
ストライブは最近ビットコインの買い増しを加速しており、8月には3,156BTCを新たに取得。9月に入ってからも、4日に1,375BTC、11日に469BTCの購入を発表していたところだ。
同社のマット・コールCEOは2日放送のポッドキャストで、2026年末までにストライブが世界2位の上場ビットコイン保有企業になる可能性も否定できないと発言していた。ただし、基本シナリオではなく、複数の好条件が重なることを前提にしている。
2026年内に残された14週間で単純計算すると、2位のトゥエンティワンキャピタルを追い抜くには週平均およそ1,226BTCのペースでの取得が求められる。もし仮に、こうしたペースを維持できれば、3万5,577BTCを保有する4位のマラソン(35,577BTC保有)は11月後半にも追い越せる可能性がある。
コール氏は、ビットコインは金融市場で最も勢いのある資産だとしており、2030年ごろまでに50万〜100万ドルへ上昇するとの強気見解も示した。
関連記事:米ストライブCEO、ビットコイン保有で世界2位になる可能性に言及
米上場ストライブのマット・コールCEOは、ビットコインが2030年までに50万〜100万ドルに達するとの予測を示し、同社は保有拡大と財務規律の両立を進めている。
普通株式「ASST」ワラントの権利行使始まる
ストライブのコールCEOは、14日に始まる先週から普通株(ASST)のワラント(新株予約権)の権利行使が始まったことも明かした。約78万6,000株分のワラントが行使されたことで、同社は約2,120万ドルの資金を受けとっている。
ストライブはこれまで7億ドル超のASSTワラントを発行しており、10月中旬に行使期限を迎える。コール氏は以前、行使価格の27ドルを株価が上回れば、ビットコイン購入などに充てる資金が増える可能性があると話していた。
一方、先週に同社が調達した資金の57.7%はSATA(優先株)の発行によるものだった。
ストライブがビットコイン蓄積を加速させているが、ビットコイン・トレジャリー企業最大手ストラテジーの保有量には遠くおよばない。ストラテジーは先週、二週間ぶりにビットコイン購入を再開。950BTCを購入しており保有BTC総額は時価11.5兆円相当に達している。
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