- ハイパーコールの契約は現金精算で株式は得られない
- ハイパーコールは米国の顧客を取引の対象外とする
オプション市場
ブロックチェーン上のオプション取引所ハイパーコール(Hypercall)は、AI開発大手の米アンソロピックのIPO(新規株式公開)前の予想株価に連動するオプション取引を、9日に開始する見通しだ。創業者のジェイク・シルベストル氏らがザ・ブロックの取材で明らかにし、同社はアンソロピック連動のオプション市場では初と説明した。
この市場を裏付けるのは、ハイパーリキッド(Hyperliquid)上にある既存のPre-IPO無期限先物、つまり上場前のアンソロピックの予想株価を映す先物だという。
この市場で取引される契約は現金精算型の合成デリバティブで、満期時にアンソロピックの株式や議決権は得られず、権利行使価格と参照価格をもとに払戻額が算出される。取引は24時間可能だが、米国の顧客は利用できず、日本での提供については言及がない。
IPOの現状
アンソロピック社は、10月26日に米証券取引委員会(SEC)へIPOの登録届出書(S-1)を提出し、ナスダックに「ANT」の銘柄コードで上場する計画だ。
ロイターは、11月9日の週に始める予定だった投資家向け説明会(ロードショー)が11月の上場に間に合うか、投資家の間で疑問視する声が出ており、アンソロピックがIPOを延期する可能性もあると報じた。
予測市場でも、ポリマーケット(Polymarket)の11月のIPO確率は3日の約88%から5日にかけて一時51%まで低下し、カルシ(Kalshi)では12月1日前のIPO確率が約88%から60%に下がった。
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