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ビットマイン、イーサリアム保有量598万ETHに 「5%取得目標」まであとわずか

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ビットマインのETH保有598万枚、供給の4.9%に到達
  • トム・リー氏、イーサリアムのさらなる上昇に期待

ETHを継続的に買い増し

米ナスダック上場のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BMNR)は21日、20日(米東部時間)時点におけるイーサリアム(ETH)の保有量が598万3,940ETHに達したと発表した。これはETH総供給量(1億2,210万ETH)の4.9%に相当し、同社が掲げる「5%の錬金術(Alchemy of 5%)」の目標に対し、約15カ月で98%を達成したことになる。

ビットマインは2025年6月30日にイーサリアム財務戦略を開始して以降、毎週ETHを購入し続けていると説明。直近1週間では、新たに2万7,562ETHを追加購入した。

同社は保有するETHの約85%に相当する506万7,309ETHをステーキングしており、その評価額は約136億ドル(約2.1兆円)に上る。ステーキングには、自社で構築した機関投資家向けステーキング基盤「MAVAN(Made in America Validator Network)」などを活用している。

会長のトム・リー氏によると、現在のステーキング収益は、年換算で3億5,700万ドル(約560億円)に達すると見込まれる。自社のステーキング運用では、直近7日間の利回りが2.62%(年率換算)を記録したという。なお、保有する全てのETHをステーキングした場合、年間収益は4億2,100万ドル(約662億円)に達すると試算している。

ビットマインが保有する仮想通貨、現金および有価証券、「ムーンショット」投資の合計評価額は171億ドル(約2.7兆円)に達した。

その内訳は以下の通り。

  • ビットコイン:212BTC
  • 現金および市場性のある有価証券:7億1,400万ドル
  • ムーンショット投資:(a)Beast Industries(1億8,000万ドル)、Eightco Holdings (1億500万ドル)を出資

同社はEightcoについて、OpenAIへの間接的なエクスポージャーを提供する世界でも数少ない上場銘柄の一つと説明。自社の仮想通貨保有額については、ETHトレジャリーとして世界最大であり、仮想通貨トレジャリー全体ではストラテジー(MSTR)に次ぐ規模だとしている。

同社は、今年6月26日にラッセル1000大型株指数(Russell 1000 Large-cap index)に採用された。

トム・リー会長、ETHのさらなる上昇に期待

トム・リー会長は、6月下旬に始まった仮想通貨の強気相場が今も続いているとの見方を示す。背景にあるのは、AI分野から仮想通貨への資金シフト、トークン化やAI領域を軸とした仮想通貨のファンダメンタルズの強化、そして4年周期の終了だ。

2026年第3四半期(Q3)のイーサリアムは他のマクロ資産を大きく上回るパフォーマンスを見せており、今四半期に入ってからの上昇幅はS&P500に対して6,519ベーシスポイント(65.19%)に達した。リー氏はこれを「第4四半期にさらなる上昇が起こり得る前兆」と位置付ける。

2026年初頭はAI関連株が好調だったこともあり、機関投資家による仮想通貨保有比率は低く抑えられてきたが、年末にかけてこの比率が一気に拡大する可能性があるとリー氏は予想している。

同氏にとってイーサリアムは単なる投機対象ではない。機関投資家向けの金融インフラであり、トークン化やAI分野におけるブロックチェーン活用の拡大が、その長期的な投資を促す原動力になるとみている。

関連記事:トム・リー氏、ビットコイン「15万ドル」視野に 機関マネー流入を指摘 

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