- 他の金融機関の参加も想定
- 当局は今月、トークン化預金の法的位置付けを明確化
預金のトークン化を検討
カナダの「Big Six」と呼ばれる大手銀行6社は、カナダドルを基盤としたデジタルマネーソリューションの開発を共同で検討する。
まずは預金のトークン化を模索することから開始。デジタルマネーがグローバルに発展する中、カナダの決済インフラの競争力や安全性を維持することを目的としている。
今回の内容は、協業する銀行が22日に発表。このプロジェクトに参加するのは、モントリオール銀行、カナダ帝国商業銀行、カナダ・ナショナル銀行、カナダ・ロイヤル銀行、スコシアバンク、TDバンクグループである。
発表では、これからトークン化預金のソリューションの開発を模索しながら、責任あるイノベーションを推進していく計画であると説明。そして、全てのカナダ国民の利益のために、デジタルマネーのエコシステムへの広い参加を促していくと述べている。
計画については、プロジェクトの第一段階において、トークン化預金がカナダの金融機関間を効率良く移動できるようにすると説明。そして、長期的には、他の新しいデジタル資産のイニシアチブと連携することを目標にするとした。
また、預金を取り扱う他の金融機関が適切なタイミングで参加することも見込んでいると述べている。
このプロジェクトでは、安全と安定、効率的な規制監督を維持すると同時に、より速く、より効率的で、プログラム可能な決済手段をカナダの顧客に提供していくことを目指すと説明した。
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カナダ銀行など4機関は3月5日、DLTを活用した実証実験「Project Samara」を完了。カナダ輸出開発公社がカナダ初のトークン化債券1億カナダドル(約110億円)を発行し、即時決済を実現した。
なお、カナダの金融機関監督庁(OSFI)は今月10日、トークン化した預金やデジタル上の預金に関する声明を発表している。
その時に、基盤の技術が金融商品や金融サービスの法的な性質を決めるものではなく、例えばトークン化預金は、従来の預金と法的に区別されるものではないとの考えを明確にしていた。
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