- 前CFTC議長の警鐘
- 前CFTC議長は3月8日アメリカの規制当局へ向け、仮想通貨業界の取り締まりについては細心の注意を払うよう促しました。
- 米仮想通貨規制の状況
- 仮想通貨産業が不確実で規制強化の方向へ進んでおり、多くの機関投資家が本格的な投資を行っていないことからも、未だに小さく未成熟であることを指摘し、投機的なバブルであることを否定しました。
仮想通貨業界の取り締まりに注意を促す
前CFTC(米国商品先物取引委員会)議長のJim Newsome氏は、3/8にアメリカの規制当局へ向け、仮想通貨業界の取り締まりについては細心の注意を払うよう促しました。
Newsome氏は、独自の規制を行うことで、アメリカが仮想通貨業界において諸外国に遅れをとる可能性があることを示唆しました。
Newsome氏は、仮想通貨の開発者、取引所、マイナーのアドバイザーを務めており、前SEC(米国証券取引委員会)のコミッショナーを務めたPaul Atkinsとともに、DCOC(Digital Chamber of Commerce)における会合の場で声明を発表しました。
政府機関の重役を務めた2人は、仮想通貨の購入者や発行者に課すべき最善の措置について、レポートを発表する予定でしたが、Newsome氏はこのプロジェクトが当初考えていたものより複雑であったことから、その実施が2週間ほど遅れる見込みであると述べました。
またNewsome氏は、 仮想通貨産業が不確実で規制強化の方向へ進んでおり、多くの機関投資家が本格的な投資を行っていないことからも、未だに小さく未成熟であることを指摘し、投機的なバブルであることを否定しました。
彼は続いて、SECの現議長であるJay Claytonの仮想通貨に対するスタンスを批判し、以下のように主張しました。
「おそらく彼はホワイトハウスや財務省の言いなりになってるのだろう」
Ex-Market Regulator Warns US Could Be Left Behind in Cryptocurrency Innovations
Komfie Manalo , 09 March
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