- セキュリティ重視の「ジャパンネット銀行」
- ジャパンネット銀行はネットバンクの中でも最も古い歴史を持ち、セキュリティ対策に重点を置いて営業していることで知られています。
- 多くの仮想通貨取引所のクイック入金機能に対応
- bitFlyer、coincheck、Zaif、GMOコイン、Bitpoint、DMM bitcoinといった取引所でのクイック入金機能に対応しています。
ネットバンクは、インターネット上で銀行サービスを活用することが可能で、さらに24時間365日対応の銀行が多いため、仮想通貨取引所と相性が良いことで知られています。
仮想通貨取引所の入金に使う銀行としては、各所で住信SBI銀行が勧められています。
CoinPostでも以前、仮想通貨取引において最もおすすめできる銀行である「住信SBI銀行」を紹介いたしました。
今回は、最近存在感を増しているネットバンクである「ジャパンネット銀行」を紹介致します。
ジャパンネット銀行とは
ジャパンネット銀行は、日本初のネットバンキングサービスを導入した銀行です。
つまり、ネットバンクの中では最も古い歴史を持つ老舗銀行と言えます。
ジャパンネット銀行はセキュリティに特化
他のネットバンクより優秀な点としては、「セキュリティ対策」に非常に力を入れていることが挙げられます。
仮想通貨業界は、コインチェックのハッキング事件以降、自分の資産を守ることに関して敏感になっている方が多いですが、そういった方々にこそおすすめ出来るネットバンクです。
手数料や金利面のサービスは他ネットバンクよりもやや劣りますが、その分安全面でカバーしています。
通貨をハードウォレットに保管するなど、安全策を取る投資家の方々は、ネットバンクのセキュリティも考慮することでさらにリスクを下げることが出来ます。
また、ネットバンクでは最早必須と言ってもいい24時間送金対応機能などは当然備えています。
クイック入金について
殆どの仮想通貨取引所には、「クイック入金」もしくは「即時入金」といった機能が存在しています。
そういった機能を使う場合、ネットバンクの口座を利用しなければならないケースが多いです。
クイック入金機能は、ジャパンネット銀行を活用することで多くの取引所に対応可能です。
クイック入金対応取引所
ジャパンネット銀行はペイジー(Pay-easy)に対応しています。
bitFlyer | Coincheck | Zaif | |
---|---|---|---|
提携銀行 | じぶん銀行 住信SBIネット銀行 ジャパンネット銀行 ペイジー対応銀行 |
ペイジー対応銀行 | ペイジー対応銀行 |
GMOコイン | BITPoint | DMM Bitcoin | |
提携銀行 | 楽天銀行 住信SBI銀行 ペイジー対応銀行 |
ジャパンネット銀行 イオン銀行のみ |
登録金融機関のネットバンキング |
以上6つのクイック入金対応取引所で、ジャパンネット銀行を利用することができます。
なお、ペイジー対応銀行には住信SBI銀行は入っていません。
mijinとHyperledger Fabricで実証実験
ジャパンネット銀行は、ブロックチェーン技術の研究も積極的に行なっています。
2018年2月6日、ジャパンネット銀行が2種類のブロックチェーン(mijinとHyperledger Fabric)の連携に挑戦し、実証実験を実施しました。
mijinは仮想通貨取引所Zaifを運営するテックビューロ社のブロックチェーン製品であり、Hyperledger FabricはIBM等大手企業が参画するHyperledger(ブロックチェーン技術推進コミュニティ)の基盤の一つです。
業務効率化やペーパーレス化を行うことを考えていたところ、テックビューロ社から声がかかったとのことです。
2つのブロックチェーンの使う理由として、ジャパンネット銀行は障害が発生した場合のバックアップの役割を想定している、としており、ここからもセキュリティを重視したネットバンクであることが伺えます。
まとめ
ジャパンネット銀行はセキュリティ重視のネットバンクです。
また、仮想通貨取引所のクイック入金を利用される投資家にとっても便利なネットバンクなので、興味のある方は口座開設してみて下さい。