マルチシグ (まるちしぐ)
マルチシグとは、複数の「秘密鍵」で署名を行わないと取引が実行されない仕組みや技術を指す。
用語の使用例
出金手続きに「マルチシグ」を導入することによって、顧客の資産を保護している。
詳しい説明
「複数」を表す「multi」と「署名」を表す「signature」を組み合わせた「multi-signature(マルチ・シグネチャ)」の略。秘密鍵が1つ漏洩した場合でも、別の秘密鍵がないと取引ができないため、セキュリティを向上させることができる。必要な署名の数は「2 of 3」や「2/3」のように表され、この場合「3つの秘密鍵の内、2つの鍵で署名が必要」という意味になる。