〜日本コンテンツのグローバル流通基盤を拡充するために〜
一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(略称、一般社団法人JCBI)が支援するパブリックブロックチェーン「Sanpō Blockchain」が、日本のコンテンツをグローバルへ流通拡大させる基盤として機能拡充を図るために、米国のエンタープライズweb3テックベンチャーの「Kaleido(カレイド)」と技術提携することになりましたのでお知らせします。
ブロックチェーン等の先端技術を基点として日本のコンテンツ業界のDXを業界横断で“共創”して加速するための企業連合である一般社団法人JCBIは、日本固有の“共創”の考え方である近江商人の「三方よし」を理念として掲げるコンテンツ領域に特化した日本発のパブリックブロックチェーン「Sanpō Blockchain」を支援しています。
Sanpō Blockchainは、ガス代と呼ばれるブロックチェーンの利用手数料がなく無償で安心して利用でき“生活者にとってよし”、著作権などの権利や契約に関する情報がブロックチェーン上で安全に管理でき“権利者にとってよし”、膨大な電力を浪費して環境に負荷をかけるマイニングが不要で“社会にとってよし”、という共創を後押しする3つの特長を有しています。そのため、JCBIは、“共創”という考えを共にするSanpō Blockchainを、JCBIとして取り組んでいる、日本のコンテンツを安心、安全にグローバルへ流通拡大するための環境整備の基盤として推奨しています。
一方Kaleidoは、企業がダッシュボードを通じて簡単にブロックチェーンを利用できるようにするBaaS(Blockchain as a Service)ソリューションを開発、提供してきた米国ノースカロライナ州を拠点とするエンタープライズweb3テックベンチャーです。これまでに、日本を含む世界各国で、金融、物流、ヘルスケア、メディア、エンターテインメント、ゲームなど多岐にわたる産業領域において、グローバルにおけるブロックチェーンの社会実装を推進してきました。
今回の技術提携によって、Sanpō Blockchain上でサービスを展開する企業は、Kaleidoが提供する BaaSソリューションのダッシュボードを利⽤して簡単にSanpō Blockchain にアクセスできる環境を構築でき、迅速かつ効率的に開発を⾏えるようになります。そして、KaleidoのBaaSソリューションにおけるこれまでのサポートラインナップのEthereum、Polygon、AVALANCHEに、新たにSanpō Blockchainが加わることとなります。
<Kaleido公式サイト>
<Sanpō Blockchain公式サイト>
<Sanpō Blockchain 公式X(旧Twitter)アカウント>
一般社団法人JCBIは、パブリックブロックチェーン「Sanpō Blockchain」を支援することを通じて、コンテンツ業界に資するブロックチェーンの社会実装の推進を図っていきます。
■本件に関するお問い合わせ
一般社団法人JCBI 事務局