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AEON、YZi Labs主導で800万ドル調達, エージェント経済向け決済レイヤー構築へ

AEON、エージェント経済向け決済レイヤー構築に向け800万ドルを調達

エージェント経済向けに構築された決済レイヤー「AEON」は、800万ドルのプレシード資金調達ラウンドを完了したと発表した。今回のラウンドはYZi Labsが主導し、IDG Capital、HashKey Capital、Stanford Blockchain Builders Fund、Oak Grove Ventures、SevenX Ventures、Alchemy Ventures、Draper Dragon、Contribution Capital、Uphonest Capitalなど、有力投資家グループが参加した。

今回の資金調達によりAEONは、AIがインターネット上の生産関係を再構築し、グローバルコマースの主体として機能する新たな経済パラダイムに必要な金融基盤の構築を加速する。AEONは、この新たなパラダイムに求められる決済レイヤーを構築し、Agent-to-Agent(A2A)インタラクションと現実世界の加盟店決済を橋渡ししながら、エージェント経済を大規模に支えるインフラを提供する。

AEONは、Coinbaseのx402プロトコルにおける初期の公式パートナーの1社として、AI決済の実用化を先導してきた。2026年5月には初のAI決済プロダクトを公開し、AIエージェントによるオンチェーン取引の実行と、世界5,000万超の実店舗加盟店との接続を可能にした。AEONにより、AIは市場経済へ参入し、アイデア、意思、知能が直接価値を移転できる環境が実現する。

またAEONはBNB Chainとの提携を通じ、BNB Chainインフラ上にネイティブ構築された「x402 Facilitator」を最近ローンチした。これにより、BNBエコシステム内の数百万規模のサービスプロバイダーに対し、検証可能な取引、オンチェーン決済、不変性を持つレシートを提供し、インターネットスケールのエージェント経済向け決済インフラを構築する。

AEONは、x402、ERC-8004、Google AP2、MCPなどのAIネイティブプロトコルを活用することで、自律的かつ検証可能なAIエージェント間取引を実現し、デジタル上のエージェント間インタラクションと現実世界の決済を接続する。同社の「Protocol Kernel x402 Stack」は、HTTP 402ステータスコード内に決済命令を組み込み、すべてのAPIリクエストやサービスサブスクリプションに決済ロジックを直接埋め込むことで、A2A取引におけるリアルタイム清算を可能にする。

分散型Trust Hubは、アトミックファイナリティを用いて取引ペイロードを検証し、不可逆的な決済完了を保証する。このアーキテクチャにより、エージェント間で継続的な価値移転が可能となり、さらにAEONのPhysical Gatewayを通じて、エージェントが加盟店へ支払いを行うAgent-to-Merchantのユースケースにも拡張される。

AEONは段階的な構築を進めており、ロードマップの初期段階ではクロスチェーンインフラおよび決済標準の基盤構築を完了している。現在は、決済検証から実行検証への進化を進めながら、信頼性とスケーラビリティの強化に注力し、新興市場および従来型金融レールにまたがるグローバル決済ネットワークを拡大している。将来的には、ネイティブKYA信用システムとフルスタックAI金融サービスを基盤に、AIエージェント同士が複雑な現実世界のシナリオにおいて協調・取引・価値決済を自律的に行える環境の実現を目指す。

AEONの創業チームには、Binance、Chainlink、Google、HSBC、GrabPay出身者が参加しており、AI、ブロックチェーンアーキテクチャ、現実世界決済における深い知見を有する。この専門性の融合により、AEONはエージェント経済の実態に即した決済レイヤーを構築し、検証可能かつトラストレスで、マシンスピードの決済を大規模に実現する。

AEON共同創業者兼CEO Eddie Li氏 コメント

AEON共同創業者兼CEOのEddie Li氏は次のように述べた。

「AEONは単にAIと現実世界のコマースを接続するだけではない。我々は、エージェント経済に本質的に必要とされる決済レイヤーを構築している。自律型エージェントとAI間の価値交換を中心とする経済へと生産関係が移行する中、エージェント経済向けに設計された決済レイヤーが必要になると確信している。そして、この新たな経済パラダイムには専用の金融基盤が不可欠だ。今回の資金調達により、AI向け決済レイヤーの高度化を加速させるとともに、CoinbaseやBNB Chainといったエコシステムパートナーとの連携をさらに深めていく」

AEONについて

AEONは、エージェント経済向けに構築された決済レイヤーであり、先進的なプロトコルを活用することで、大規模な自律型かつ検証可能なAIエージェント取引を実現する。Agent-to-Agent(A2A)インタラクションと現実世界の決済、および継続的な価値移転を橋渡しする。

現在、200万人超のユーザーにサービスを提供し、月間3,000万件の取引を処理している。YZi LabsおよびIDG Capitalの支援を受けるほか、HashKey Capital、Stanford Blockchain Builders Fundなどの投資家も参画している。

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YZi Labsについて

YZi Labsは、世界全体で100億ドル超の資産を運用している。同社は「インパクトを最優先する」という投資哲学を掲げており、有意義なリターンはその結果として自然に生まれると考えている。Web3、AI、バイオテクノロジー分野において、堅固なファンダメンタルズを持つプロジェクトを重視し、あらゆる成長段階のベンチャー企業へ投資を行っている。

YZi Labsのポートフォリオは、6大陸25カ国以上にわたる300超のプロジェクトを網羅する。主な投資先には、Trustwallet、CoinMarketCap、Polygon、Injective、Ethena、Safepal Wallet、Better Payment Network、Aster、XAI(後にSpaceXが買収)などが含まれる。また、65社超のポートフォリオ企業が同社のインキュベーションプログラム「EASY Residency」を経ている。詳細はYZi Labs公式Xを参照。

X投稿

AEONは、「AIが経済主体となる時代には、新たな決済レイヤーが必要になる」という信念のもと設立された。

本日、@yzilabs主導で800万ドルを調達し、台頭するエージェント経済と、その進化する生産関係を支える基盤的決済レイヤーの構築を進めている。

ミッション推進と成長加速を支援いただいた投資家の皆様、@yzilabs @IDGCapital @HashKey_Capital @theBBFund @OakGroveVC @SevenXVentures @Alchemy @DraperDragon @ContributionCap @UpHonestCapital に感謝する。

Announcement link