WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

アーサー・ヘイズ、AIバブル崩壊と政府救済でビットコイン100万ドル超と予想

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • AI投資バブルは不動産型の信用収縮と分析
  • イーサリアムは年末5000ドルと予想

信用バブルの構造

メイルストロム最高投資責任者のアーサー・ヘイズ氏は8月5日、「クリプト・トレーダー・ダイジェスト」への投稿で、AI関連投資の拡大は技術ではなく不動産型の信用バブルであり、崩壊時に米政府が救済に動くことで最終的にビットコインが100万ドルを超える水準まで上昇するとの見方を示した。

ヘイズ氏は、データセンター建設への投資を「技術」ではなく「不動産」だと位置づけた。2000年のITバブルが収益の欠如を起点とした崩壊だったのに対し、今回のAI投資バブルはデータセンター建設への貸し付けが焦点となり、2008年の金融危機に近い信用収縮型の崩壊になると分析した。

データセンター建設の増加ペースは2027年中盤から後半にかけて鈍化し始め、2028年までに減速が明確になるという。

関連記事:アーサー・ヘイズ、AIバブルの崩壊シナリオを分析 HYPEなど4銘柄売却しBTC・ETHは保有継続

ビットコインファンドMaelstromのアーサー・ヘイズ氏が6月8日付レポートで相場観を公開。AIバブル崩壊がBTCを道連れにする短期シナリオを提示し、HYPEやNEARなどアルトを売却済みと明かした。油価上昇・AI課税リスク・3大AI IPOを「3つの針」と位置付ける分析を読む。

過剰投資への懸念

AIデータセンター投資をバブルとみなす専門家の間では、複数の懸念点が指摘されている。年間4,000億〜7,000億ドル規模、累計では数兆ドル規模とされる投資額に対し、現時点のAIモデルの関連収益は小さく、企業導入の実証実験の多くで投資対効果が低いという調査結果もある。

また、大型データセンターの投資回収には8〜10年以上を要する一方、対応するGPU等の半導体は数年で性能が劣化するとの指摘がある。

さらに、電力供給の制約も課題とされる。系統接続の順番待ちが数年単位に及ぶケースや、許認可手続きの停滞、設備調達の遅延により、発表済みの計画のうち実際に完了するものは一部に留まるとの見解がある。AI関連企業・半導体メーカー・クラウド事業者間で資金が循環する取引形態が増えており、この構造がリスクを集中させ、下落局面での影響を増幅させる可能性も指摘されている。

政府による救済枠組み

ヘイズ氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)が「緊急かつ急迫した」状況下で特別目的会社へ資金を貸し出せる権限に言及した。米財務省の外国為替安定化基金(ESF)には現時点で280億ドルの残高があり、過去の事例に基づくレバレッジ10倍を適用すれば、最大2,800億ドルをAI関連企業への支援に投じられると指摘した。

ビットコインについては、ストラテジーによる売却懸念などを背景に6万〜7万ドル圏でのもみ合いが続き、下値リスクは5万ドル程度に留まると分析した。

関連記事:レイ・ダリオ、ビットコインは1%保有継続 増刷不可も量子リスクに警戒

米著名投資家レイ・ダリオ氏が英ポッドキャストで、自身のポートフォリオにおけるBTC比率が約1%のまま変わらないことを明らかにした。増刷できない強みを認めつつ、量子コンピューターや政府による監視・課税のリスクにも言及している。

イーサリアムへの評価

ヘイズ氏は、2026年末までのイーサリアムの目標値を5,000ドルとし、現水準からおよそ2.6倍の上昇を見込んでいる。

株式取引プラットフォームのロビンフッドがアービトラムを採用した独自チェーンを展開したことに言及し、現実資産のトークン化を巡る新たな物語がイーサリアムの評価を支えているとした。あわせて、ビットマインのトム・リー氏による関与が機関投資家の参入を後押ししているとの見解を示した。

なお、メイルストロムは無レバレッジでビットコインの保有を継続する方針だという。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
08/16 日曜日
09:25
週刊仮想通貨ニュース(8/14)|ヘイズの相場分析・BTCのフォーク・ETHのロードマップ刷新のまとめ
今週は、アーサー・ヘイズ氏の仮想通貨ビットコインの相場予想、ビットコインのeCashフォーク、イーサリアムのロードマップ大幅刷新に関する記事が関心を集めた。
08/15 土曜日
13:45
イーサリアム、ポスト量子暗号のハッシュ関数を従来型へ転換方針
イーサリアム財団のドレイク氏が、L1の耐量子コンピュータ暗号で使うハッシュ関数を従来型のSHA2などへ切り替える方針を発表した。セキュリティと開発速度の両立が期待される。
13:10
米上場ハイパースケール・データ、685BTCのビットコイン売却しAIデータセンター拡張へ
米ハイパースケール・データは685BTCのビットコインを売却し約4300万ドルを確保、負債を約3000万ドル分圧縮した。資金はミシガン州データセンター拡張に充当し、マイニングは継続する方針だ。
11:25
コンヴァノ、保有暗号資産の売却を完了 損失は約3億円
上場企業コンヴァノは13日、保有する仮想通貨について8月10日付で売却を完了したと発表した。売却損は約2億9,800万円で、2027年3月期第2四半期の連結会計期間に計上する予定だ。
10:30
メタプラネットが「BitBonds」創設、初回社債発行完了
メタプラネットが社債発行プログラム「BitBonds」を創設し、総額約2億円の社債発行を完了した。2026年12月期中間決算は増収増益もビットコイン評価損で純損失となった。
10:05
ヴァンエック、「ビットコインは底打ち近い」と見解
米資産運用会社ヴァンエックがビットコイン市場停滞は4年サイクルの一部であると述べ、独自フレームワークを基に底打ちが近い可能性を指摘した。
09:40
バイナンス、HTXなど16社と取引制限へ
仮想通貨取引所バイナンスが、規制動向を理由にHTXやEXMOなど計16の事業者・プラットフォームとの取引処理を段階的に制限すると発表した。23日には新たに11社が対象となる。
08:20
イスラエル最大手銀行、仮想通貨取引サービス提供へ
イスラエル最大手レウミ銀行とギャラクシーは、同行の顧客に仮想通貨取引サービスを提供するために協業。ビットコインやイーサリアム、ソラナなどの銘柄を取り扱う。
08:10
トランプ大統領、来週の仮想通貨・予測市場会合に出席見込み=報道
ホワイトハウスが来週水曜、仮想通貨・予測市場業界関係者との会合を開催予定。トランプ大統領や米CFTC・SEC両委員長のほか、コインベースなど大手企業幹部の参加も見込まれている。
07:15
ノルウェー政府系ファンド、ビットコイン間接保有数が過去最高に
ノルウェー中央銀行投資管理部門(NBIM)の間接的ビットコイン保有量が過去最高の1万1,549BTCに達したと、K33のデータで判明。イーサリアムの間接保有やスペースX株の初開示も明らかになった。
06:30
米SEC、証券トークン化特例規則の公表を再度延期
米SECが準備するトークン化証券の特例措置公表が再び延期された。クラリティー法案の条項調整が影響しており、関連する仮想通貨規則の公開会合も中止となった。
06:05
米Cboe、ビットコインなど3倍レバレッジETFを申請
米Cboe BZXが仮想通貨や貴金属を対象とした3倍レバレッジ型ETF6本の上場をSECに申請し、投資家はより大きなリスクとリターンを伴う先物型商品への関心を強めている。
05:50
米SEC、仮想通貨規則案の採決会合を延期
米SECが14日開催予定だった仮想通貨規則の会合をを延期した。異例の日程変更の背景には、クラリティー法が上院で停滞している事情があり、規制整備の行方に不透明感が広がっている。
05:00
米MSCI、ストラテジーとメタプラネットの株価指数除外を協議
米指数大手MSCIは非事業会社を除外する新基準を協議中。5月データでの想定では、ビットコイン保有のストラテジーとメタプラネットを含む3社が削除の対象になり得るとされ、投資家は資金流出圧力を注視している。
08/14 金曜日
13:25
XRPトレジャリー企業エバーノース、ナスダック上場に向け発行株式数で変更申請
仮想通貨XRPトレジャリー企業エバーノースが株式発行数の算定基準とする基準日の変更でSECに書類を提出。コミット資本の95%超の投資家が合意していると述べる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧