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Coinbase社:ERC20のサポートの追加計画を発表・上場の期待感高まる

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

ERC20への対応を発表
Coinbaseは、自社サービスのERC20へのサポートを発表しました。同社ブログによると、ERC20へのサポートは数ヶ月のうちに完了し、CoinbaseでERC20に準拠したアセットを将来的に取り扱うための足がかりとなるようです。
Coinbase社の提供サービス
Coinbase社はCoinbase、GDAXの取引所事業の他に、仮想通貨に関連した様々なサービス提供を行っています。今回のERC20サポートにより、取引所での取り扱い通貨が増えることが期待される他、さまざまな関連サービスへの応用についても述べられています。

26日、Coinbaseは自社のMediumブログおよび公式Twitterにて、ERC20へのサポートを発表しました。

ERC20とは

「Ethereum Request for Comments(Token Standard #20)」の略。

イーサリアム(ETH)のブロックチェーン上でICOを実施する際に採用される統一規格であり、ERC20準拠のトークンは、”互換性を持つことで上場しやすい”という大きなメリットを持つ。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

同ブログによると、ERC20へのサポートは数ヶ月のうちに完了し、CoinbaseでERC20に準拠したアセットを将来的に取り扱うための足がかりとなるようです。

同社は具体的な新規通貨について一切アナウンスはしていないものの、新しい通貨の取り扱いに向けた進捗報告として、この度の発表がなされました。

代表的なERC20トークン

  • EOS (EOS)
  • TRON (TRX)
  • VeChain (VEN)
  • Binance Coin (BNB)
  • Augur(オーガー)
  • OmiseGO(オミセゴー)

ERC20へのサポート

Coinbase社は仮想通貨取引所だけでなく、さまざまな仮想通貨に関するサービスを提供しています。

今回のERC20のサポート追加は

  • Coinbase Custody
  • GDAX、Coinbase
  • Coinbase Asset Management

の3サービスそれぞれで重要な役割を果たすと思われます。

Coinbase Custody

Coinbase Custodyでは、マルチシグや、資産の分散管理、監査証跡などの万全なサポート体制により、管理リスクの高い仮想通貨資産を保護するサービスを提供しています。

ERC20のサポートによって、同社が管理できる仮想通貨資産の幅が広がり、より広域なサービス展開ができるようになると思われます。

Custodyでは、将来的に同社の取引所で扱う資産より多くの種類に対応する予定です。

Coinbase、GDAX

Coinbase社では2つの取引所、CoinbaseとGDAXを運営しています。

従来、Coinbaseで取り扱われる仮想通貨は、GDAXであらかじめリストされた後に登録されており、今後の通貨の上場方針もそれに準拠する予定です。

ゆえに、流動性や、価格の安定性などが考慮された上でERC20トークンがGDAXに追加され、その後Coinbaseで取り扱われる予定です。

また、将来的には、GDAXではCoinbaseよりも多くの通貨を取り扱う予定であり、GDAXで取り扱われた通貨が必ずCoinbaseでサポートされるとは限りません。

Coinbase Asset Management

Coinbase社は、仮想通貨インデックス事業への参入を3月上旬に発表しています。

CoinPostの参考記事:

海外大手取引所コインベース:仮想通貨インデックスファンド事業に参入
海外の大手仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」は、投資信託の一種である「仮想通貨のインデックスファンド事業」に参入することを発表しました。

将来的にGDAXへ追加上場した仮想通貨も「Coinbase Index」の中に組み込まれ、時価総額を用いた加重平均により価格変動が反映されます。

CoinPostの参考記事:

仮想通貨取引所Coinbaseがマルチシグのサポートを1ヶ月後に撤廃
マルチシグ機能の維持に要する費用とその利益の兼ね合いを鑑み、約1ヶ月後にその機能を撤廃する意向です。マルチシグは当初、顧客が秘密鍵を管理し、Coinbaseのインターフェースを利用して取引を行いつつ、顧客自身がセキュリティをコントロールできるよう実装されたものです。
米取引所Coinbase:自社プラットフォーム上でイーサ無限増殖バグ発生を発表
Coinbaseプラットフォーム上でユーザーがスマートコントラクトを利用する事でイーサ(ETH)を無限に自らのアカウントに追加できるバグが発生していました。発見したのはオランダの調査分析専門会社であるViCompanyで、バグ自体は昨年12月から存在していたとのことです。
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