ビットコイン財務戦略を採用
米国上場のバイオ医薬品企業Hoth Therapeuticsは、最大100万ドル相当のビットコイン(BTC)購入を取締役会で承認した。この決定は、同社がビットコイン財務戦略を採用する方針を示しており、マイクロストラテジーに追随する動きとして注目されている。
同社のロブ・ニーCEOは、ビットコインが主要な資産クラスとして投資家からの注目を集めており、インフレ耐性を持つ信頼性の高い資産と評価していると述べた。今年のビットコイン現物ETFの承認やトランプ氏の当選が、今回の決定を後押ししたと見られる。
Hoth Therapeuticsは、画期的な医療治療法の研究開発に特化した臨床段階のバイオ医薬品企業である。同社は、患者中心のアプローチを通じて科学者や臨床医、主要意見指導者と協力しながら治療法の可能性を追求している。
ビットコインへの投資は、企業の財務戦略の多様化を示す新たな動きとして注目されている。近年、ビットコインは機関投資家からの関心をますます集めており、Hoth Therapeuticsの今回の決定もこのトレンドを反映している。
今週、Hoth Therapeutics以外にも、米資産運用企業VanEckやアルコール飲料のデジタルマーケティングおよびブランド開発を行うLQR House、人工知能企業ジーニアス・グループが相次いでビットコインの戦略的購入を発表している。
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