アリババ子会社の淘宝(タオバオ):仮想通貨関連サービスを全面禁止

淘宝(タオバオ)も仮想通貨関連サービスNG
ネット通販最大手「アリババ」の子会社で、中国最大級のネットショップ「淘宝(タオバオ)」は、仮想通貨サービスの全面禁止を表明。dAppsゲームの「Crypto Kitties」などの仮想通貨を使用したデジタル資産も、規制対象になるとしています。
中国人民銀行(PBoC)の新総裁は仮想通貨”容認派”か
中国人民銀行が仮想通貨の規制強化に取り組む一方、新総裁に就任した「Yi Gang」氏は、『ビットコインは誰もが自由に使える通貨だ』と評価しています。
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中国国内の規制強まる

中国最大のネットショッピングモール「淘宝(タオバオ)」が、仮想通貨とICO、及び仮想通貨関連サービスを全面禁止する方針を決定しました。

タオバオは、ネット通販最大手「アリババ」の子会社であり、個人および中小企業が中国国内で販売する商品をリストアップしています。

タオバオは、以前より「Cryptocurrency Miners」の販売とマイニングチュートリアルの提供に関しては禁止していましたが、これに加えて現在はブロックチェーンを利用する製品やサービスを禁止する旨を発表しました。

新しい規則では、ICOコンサルタント、ホワイトペーパーライティングサービス、スマートコントラクト展開サービス、およびその他の暗号関連技術サービスを含む、暗号化関連サービスを禁止しています。

これらの新しい規則は4月17日から有効となり、dAppsゲームの「CryptoKitties」など、さまざまなブロックチェーンベースの仮想資産の販売も禁止される形になります。

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中国人民銀行の強硬姿勢

この禁止令の背後にあるのは、中国政府の意向を汲む、中国人民銀行(PBoC)の存在です。

昨年9月、中国人民銀行がすべてのICOを禁止、今年初めには仮想通貨の取引自体を禁止するなど規制強化の一途を辿っており、習近平国家主席の重要課題とされる「金融リスク防止対応」における資本規制の一環として、弾圧を強めているものと思われます。

中国国内の企業が大きなシェアを持つ「マイニング事業」に関しては今のところ禁止されていませんが、規制強化などの兆候もあるため、既存のマイナーは中国外にサービスを移すことも検討しています。

このような流れの中で、「淘宝(タオバオ)」は、重大なルール違反を犯した人々にペナルティを科すための「罰則制度」を導入することにしています。

中国人民銀行がICOを禁止した後、広告代理店の多くは抜け道を探すことを試みており、このルールを回避するため「ICOをIC0と書く、’O’を’0’(ゼロ)に変更する」などの小細工を施しました。

資本流出をおそれる中国政府は、仮想通貨に対して「批判的な立場」を明確にしていますが、投資家の大半は「今後数ヶ月間でスタンスが変化する可能性がある」と楽観視している部分もあります。

中国人民銀行の新総裁に就任した「Yi Gang」氏は、『ビットコインは誰もが自由に使える通貨だ』と評価しており、仮想通貨の透明性を強調、一定の理解を示しています。

また、タオバオは、ブロックチェーン関連サービスを全面的に禁止しましたが、中国はブロックチェーン産業については禁止されていません。

中国政府はブロックチェーン技術に対しては、推進する立場を明確にしており、つい先日ブロックチェーンスタートアップへの投資として、「10億ドル(約1050億円)」の資金を投入したと見られています。

中国人民銀行自体、2017年に最も多くの「ブロックチェーンに関する”特許出願”」を行なったとされています。

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PRIL 16, 2018 by Vignesh Selvasundar

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