- ブロックチェーン技術を活用
- 去年12月から米最大の仮想通貨取引所Coinbaseの取締役に就任した、Facebook社のMarcus氏は、ブロックチェーン技術を活用するために研究チームを結成する意思をツイッターで発表しました。またザッカーバーグ氏も仮想通貨に関する分散型技術を研究していく意向を明らかにしました。
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新たにブッロクチェーン技術の研究チームを設立する意向を発表
Facebook社は新しい部門のリーダーを選出し、創設から15年間で最大の改革の一つとして新しくブロックチェーン研究に挑戦していくことを明らかにしました。
このブロックチェーンに対する動きは実験的なチームを率いるDavid Marcus氏をはじめとして、Instagramエンジニアリング部長James Everingham氏や製品担当部長Kevin Weil氏もチームメンバーに名を連ねています。
Marcus氏はFacebook社のMessenger部門の幹部を務め、去年12月から米最大の仮想通貨取引所Coinbaseの取締役にも就任しています。
この発表はチームを率いるDavid Marcus氏(以下 Marcus氏)のツイッターやフェイスブックでの投稿に裏付けられています。
Marcus氏のツイートより:
Time for a new challenge! After four amazing years leading Messenger, I'm going to setup a small group to explore how to best leverage Blockchain for Facebook. I will miss my fierce Messenger team, but I'm excited about the journey ahead. My full note: https://t.co/nBKAr7vyj9
— David Marcus (@davidmarcus) 2018年5月8日
「挑戦をする時が来た!Messengerが牽引して来た4年間に続いて、Facebookのためにブロックチェーンを最大限に活用する方法を探求するために小さなチームを作ろうと思います。」
CNBCによると、現在Facebook社は3つの部門で構成されています。
- 「アプリファミリー」グループ:Facebook, Instagram, WhatsApp, Messengerなどのアプリ。
- 新プラットフォーム部門:ブロックチェーン技術、拡張現実、VR, エンタープライズテクノロジー、AIなど。
- 中央生産サービス(central product service)チーム:広告、データ分析、セキュリティなどを取り扱う。
Facebook社の創設者マーク・ザッカーバーグ氏は今年の初めに、2018年にFacebook社を立て直すという誓約のもと、特に仮想通貨に関する分散型技術を研究する意向を述べました。
また、Facebook社は消費者を欺いたり、誤解を招きうる金融商品や金融サービスを促進する広告を今年の初めに禁止しました。
この禁止を正当化するため、バイナリーオプションのような公正ではないICOや仮想通貨を宣伝する会社がたくさんあるとFacebook社は主張しています。
Facebook社がブロックチェーン技術開発に参入することで、仮想通貨産業の信頼性を向上させることになる可能性もあります。
また、Facebook社が自身の仮想通貨を作る必要はありませんが、データ保管の暗号化など、ブロックチェーン技術の新たな使い方をみつけるかもしれません。