- 仮想通貨市場
- コインチェック銘柄でもあるイーサリアムクラシックが、米大手取引所への「Coinbase」上場を発表したことで、1711.7円(+20.9%)を記録。仮想通貨取引所のセキュリティ問題の再燃一服に加え、日本の大手仮想通貨取引所「bitFlyer」に対するFUDも公に否定されたことで、直近2ヶ月の最安値まで下落したBTC価格も落ち着きを取り戻した。
- 仮想通貨関連株
- 仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は、歴史的な米朝首脳会談が好感されたことで、円相場は1ドル=110円台前半で推移するなど堅調な為替相場と日経平均株価に支えられたほか、仮想通貨市場の反転を背景に、ほぼ全面高。リミックスやGMOなど、仮想通貨取引所の関連銘柄を中心に反発を見せている。
仮想通貨市場
仮想通貨市場は、韓国取引所Coinrailの資金流出事件を受けた、仮想通貨取引所のセキュリティ問題の再燃が一服。日本の大手仮想通貨取引所「bitFlyer」に対するFUD(恐怖、不安、疑念を意図的に煽る行為)も公に否定されたことで、直近2ヶ月の最安値まで下落したビットコイン価格も落ち着きを取り戻した。
20時30分現在、ビットコインが約76万円(24時間比+1.32%)、XRPが65.47円(+2.55%)とプラスになった他、ETCが1711.7円(+20.9%)を記録。依然として市場全体の地合いが悪い中で、20%を超える高騰となった。
三菱UFJとの協力の下日本進出を目指している、米大手仮想通貨取引所Coinbaseが、ETCを上場すると発表し、高騰した形だ。
Coinbaseは、米国で規制に寄り添う形で運営を行うセキュリティに重点を置く取引所で、取引通貨は多くないものの、同取引所の信頼度から、上場発表の価格へのインパクトでも有名な取引所となる。
12月に発表されたビットコインキャッシュのCoinbase上場時は、他のファンダ要因も影響したものの、前日比+100%の高騰と24時間で2倍の価格まで暴騰した。
例えばXRPは、Coinbaseへの上場は未だないものの、上場の噂が流れたことだけで、期待感漂う上昇相場が継続したほどだ。
市場全体が下落相場となり、地合いが悪い状況が続いているものの、注目取引所の上場発表は、現在の下落要因としても注目される流動性の欠如を補う形で、通貨の値動きに勢いを持たせるファンダメンタルズ要因の一つとして、注目されている。
そのほか、下落要因として注視すべき内容は、昨日までの下落を助長させた、サイバーセキュリティ(ハッキングなど)と規制だ。
7月には仮想通貨の議論が行われる予定の「G20」が控えていることに加え、韓国政府や英規制機関の動きなど、世界各国の政府の仮想通貨規制への動きやサイバーセキュリティへの対応が、再度注視される状況に来ているように感じる。
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仮想通貨(ブロックチェーン)関連株
仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は、歴史的な米朝首脳会談が好感されたことで、円相場は1ドル=110円台前半で推移するなど堅調な為替相場と日経平均株価に支えられたほか、仮想通貨市場の反転を背景にして、ほぼ全面高に。
仮想通貨取引所銘柄では、軟調に推移していたREMIX(3825)が5.45%高となったほか、昨日大幅安を記憶したGMO(9449)も4.76%高と反発するなど、仮想通貨市場の底打ちを狙った買い戻しの動きも散見される。
そのほか、昨年リリースした女性向けゲーム「A3!」の大ヒットで、ソーシャルゲーム銘柄として知られるアエリア(3758)が4.41%高。
同社は、仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロと提携し、6月18日(月)から、ブロックチェーンプラットフォーム『mijin』を利用した「ブロックチェーン・トレカ」に関する実証実験を開始することを発表したことが材料視された。
トレーディングカードをゲーム運営会社のサーバー上で管理するのではなく、改竄がほぼ不可能なかたちで記録・流通できるブロックチェーン技術を利用することで、トレーディングカードをデジタルアセットとして「一枚単位で登録・発行・流通させる方式」を採用したサービスとしており、コレクション要素の強いトレーディングカードとブロックチェーン技術の相性の良さについて注目されている。
有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。
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