- 仮想通貨市場
- 韓国Bithumbのハッキング事件を受け、BTC価格が一時急落。取引所側の補償対応発表などが迅速だったこともあり、影響が軽微とみた市場は落ち着きを取り戻し、20:00現在は73万円付近で推移しています。
- 仮想通貨関連株
- 本日も波乱含みで始まったものの、外国為替市場がドル高・円安に振れたことなどを受け、日経平均株価、マザーズ市場ともに下髭を付けて急反発。後場から上値を指向する展開に。仮想通貨(ブロックチェーン)関連株も、反発を見せました。
仮想通貨市場
本日午前中に、韓国の仮想通貨取引所Bithumbが、ハッキングを受けたことを公表。この影響を受け、BTC価格が一時急落しました。
しかし、直近ハッキング事件との比較で、被害額やインパクトが相対的に低かったことと、取引所側の迅速な補償対応アナウンスがあったため、影響が軽微だとの見方が台頭したことで、予想していたほど下落せず、深刻な状況にはならなかったものと思われます。
気になる点としては、6月8日に報道された大手取引所Bithumbへの税務調査にて、「同取引所の違法行為は確認されなかったものの、調査当局はBithumbに300億ウォン(約31億円)の税金を支払うように命じられていた」という情報が挙げられます。
今回ハッキングを受けて盗難された総額も、同規模の350億ウォン(約33億円)とのことで、関連性を指摘する投資家もいるようです。
現在、BTC価格は73万円付近で推移していますが、これといった好材料がないため、堅調な動きになっています。
ただし、これまでもこのまま一筋縄で上昇するような相場ではなかったため、注意が必要です。
Tron:独立記念日を控えて
6月25日のThe Tron Independence Dayを控えており、イーサリアムブロックチェーンからトロンメインネットプラットフォームへ移行します。
- トークンスワップ比率は1:1
- 移行は6月24日午前0時(UTC+8)に行われる
- 30の取引所がトークン移行をサポートする(※1)
- 各取引所によって、6月24日のトークンスワップのデポジットを止める時間があるため、各取引所の発表を確認ください。
- 6月24日午前0時(UTC+8)に、取引所はトークン残高のスナップショットを開始
- プロセスが完了するまでデポジットと引き出しの両方が停止される
- 6月26日(UTC+8)に新TRXコインのデポジットと引き出しが再開する
- Binanceは6月24日以降永続的なトークン移行をサポートする
- TRXコインがスーパー代表選挙に使用される
- TRXコインは、TRONウォレット内でスーパー代表のみに投票することが可能
- 投票のための着実なプロセスもオンラインで提供されている
Thanks to all TRON SR who had an interview with TronLive. We'll publish your interview in the coming days. A reminder to all #Tronics that TRON Independence Day is on June 25, 2018. Check out https://t.co/mmxUXxKySf for info. https://t.co/JzKaXjsIsS #TRON #TRX #TRONSR #TronLive pic.twitter.com/H0VLHzUmZC
— Tron Live (@TronDotLive) June 19, 2018
※1
- Bit-Z
- Bibox
- Binance
- Bitfinex
- Bitforex
- Bithumb
- BITKOP
- BitPro
- Bitpie
- Bittrex
- Bixin
- Coinegg
- Coinnest
- Coinrail
- CoinTiger
- DragonEx
- Gate.io
- Huobi.pro
- LBANK.io
- Liqui
- OEX.com
- OKEx
- OTCBTC
- RightBTC
- Upbit
- Zebpay
- WazirX Exchange
- HitBTC
- Cryptopia
- CoinFalcon
仮想通貨(ブロックチェーン)関連株
本日も波乱含みで始まったものの、外国為替市場がドル高・円安に振れたことなどを受け、日経平均株価、マザーズ市場ともに下髭を付けて急反発。後場から上値を指向する展開に。
日経平均株価の大幅下落を招いた米中貿易摩擦懸念が燻る中、景気変動の影響を受けにくく、業績が安定している生活必需品の「食品や医薬品」、社会インフラである「電力・ガス」、「鉄道、通信」といった”内需系ディフェンシブ銘柄”を中心に買われていましたが、後場からの反発に合わせて幅広い銘柄に買いが入りました。
これを受けて、仮想通貨(ブロックチェーン)関連株も大幅反発。
際立っていたのが、6/23(土)に株主総会を控えるマネックスグループ(8698)で、ほぼ高値引けとなる4.86%高と続伸。日足、週足ともに反転をはじめ、月足も下髭をつけるなど、買い優勢に転じています。
また、ULSグループ(3798)が3.09%高、REMIX(3825)が4.22%高になったほか、メタップス(6172)が4.87%高、アイリッジ(3917)が6.39%高と、地合い悪化の暴落後に戻りが早い銘柄は、相対的に直近期待値の高さを示していると言えます。
アイリッジ社は、愛媛県の伊予銀行(8385)と、電子地域通貨「IYOGIN Co-in」を導入する実証実験を2月中旬より開始。スマートフォンアプリを活用した電子地域通貨のプラットフォームを導入するなど、ブロックチェーン技術を活かした取り組みを強化しています。
有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。
CoinPostの関連記事