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「メタ社などのステーブルコイン採用は仮想通貨にも追い風になる可能性」ビットワイズ幹部が見解

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • メタ等の採用で利用者増に期待、ステーブルコインがBTCの入口に
  • 2030年までに時価総額4兆ドル到達を予測、決済実需が成長の鍵

ステーブルコインの大手採用

暗号資産(仮想通貨)運用企業ビットワイズ(Bitwise)のマット・ホーガン最高投資責任者は5日、定例のメモを公開し、ステーブルコインが広く普及することの影響について論じた。

ホーガン氏は、大手企業の採用が増えればステーブルコインのユーザーが大幅に増加し、それによってビットコイン(BTC)やDeFi(分散型金融)がより身近になると指摘。そして、ステーブルコインの普及は仮想通貨全体に大きなインパクトを与えることにつながりうるとの見方を示している。

今回ホーガン氏は最初に、最近の仮想通貨領域ではビットコインの8万ドル復帰や米仮想通貨市場構造法案(クラリティー法案)の審議の進展など多くのことが起きているが、自身はIT大手のメタ社と大手出前サービスのドアダッシュ(DoorDash)によるステーブルコイン採用事例に注目していると説明した。

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2社の事例は試験的で大きな規模ではないが、ステーブルコインが数兆ドル規模の市場に拡大したり、数億人のユーザーに利用されたりするというホーガン氏の確信を強固にしたと説明。そして、最も重要なこととして、ステーブルコインの真のキラーアプリは何かを知る手段を与えてくれたと評価している。

ステーブルコインの発展に必要なこと

次にホーガン氏は、ステーブルコインの最近の時価総額は約3,000億ドル(約47兆円)であることを指摘。そして、2030年までに4兆ドル(約626兆円)に達する可能性があるという分析があるとし、その水準にまで時価総額が増加するには、仮想通貨取引というユースケースだけでなく、支払いのような日常的な利用が増える必要があると主張した。

この主張が、ホーガン氏がステーブルコインの大手採用に注目している理由だ。メタ社とドアダッシュといった大手企業の取り組みは、ステーブルコインのユースケース拡大へのインパクトが大きいと指摘。また、安価に速く支払いや送金ができるだけではなく、両社が利用のプロセスを簡素化しようとしている点も重要であると主張した。

ホーガン氏はユーザーを真に増加させるには大手の参入が必要であると論じ、ギグワーカー(単発の労働者)を分散的に抱える世界の技術企業が、メタ社やドアダッシュに続く可能性があるとの見方も示している。

関連記事:米出前大手ドアダッシュ、ステーブルコイン決済を導入 テンポと連携

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そして最終的にホーガン氏は、ステーブルコインは仮想通貨にとって最も強固な入口であると説明。ステーブルコインのウォレットを持つことでビットコインやDeFiが身近になると述べている。

その上で、多くの人々がステーブルコインを利用することが、永続的に世界の金融インフラの一部に仮想通貨がなれるようにサポートしたり、仮想通貨の投資家を劇的に増加させたりできる可能性があると論じた。

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