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米出前大手ドアダッシュ、ステーブルコイン決済を導入 テンポと連携

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ドアダッシュ、テンポでステーブルコイン決済導入
  • ステーブルコイン市場、時価総額3,150億ドルへ拡大

実需向けステーブルコイン普及が加速

米国の大手出前サービス、ドアダッシュ(DoorDash)は21日、ストライプ(Stripe)とパラダイム(Paradigm)が支援するブロックチェーン「テンポ(Tempo)」を通じ、ステーブルコインによる決済インフラの導入を発表した。

テンポはこの発表に合わせ、ストライプ、コースタル・バンク(Coastal Bank)、ラテンアメリカの金融プラットフォームARQもネットワーク上でステーブルコイン決済を開始していると明らかにした。

ドアダッシュは40カ国以上で消費者・加盟店・配達員(ダッシャー)をつなぐ三者市場型プラットフォームを運営しており、複数の決済レールを横断することで為替変動や決済遅延といった課題が生じていた。ステーブルコインはこの問題への解決策として有効だと同社は説明しており、まずは加盟店向け支払いへの活用が先行する。

関連記事:ビザ・ストライプ・ゾディアの3社、決済向けL1「テンポ」のバリデータに参加

ステーブルコインなどの決済向けL1ブロックチェーンのテンポは、ビザ、ストライプ、ゾディアカストディがテンポのバリデータになったことを発表。今後の計画も説明した。

テンポはパラダイム共同創業者のマット・ファン(Matt Huang)氏らが主導し、2025年10月に評価額50億ドル(約7,500億円)で5億ドル(約750億円)のシリーズA資金調達を完了。ストライプのグローバル決済向けコアブロックチェーンと位置付けられている。

今回の発表と同時に、企業や金融機関のステーブルコイン導入を設計から実装まで一貫して支援する「ステーブルコイン・アドバイザリー」の立ち上げも明らかにした。

テンポはガストークンを持たない設計が特徴で、取引手数料はステーブルコインで直接支払われ、1件あたり0.001ドル未満を目標としている。

また4月14日にはビザ(Visa)がテンポ上でバリデーターノードを稼働させたと発表、ゾーディア・カストディ(Zodia Custody)とともにストライプ以外では初の外部バリデーターとなった。ビザは6カ月間のテンポ・エンジニアリングチームとの共同作業を経て、ノードを自社で構築・運用している。

関連記事:米クラリティー法案、ステーブルコイン報酬巡り難航か 採決は5月へ延期の兆し=報道

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ステーブルコインの取引量は2025年に33兆ドルと過去最高を記録し、前年比72%増を達成。2026年4月時点での総時価総額は約3,150億ドルに達している。米国ではジーニアス法の成立により規制の枠組みが整備されつつあり、実需に基づく普及段階へと移行している。

関連:【2026年最新】ステーブルコインとは?仕組み・種類・リスク・将来性を徹底解説

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