WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米仮想通貨政策団体CCI、ヴォールト規制明確化連合を発足 ギャラクシーとモルフォが主導

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ヴォールト預入総額は2026年4月時点で1,310億ドル
  • SECアトキンス委員長が先月規制明確化の必要性に言及

ヴォールト連合発足

仮想通貨政策団体のCrypto Council for Innovation(CCI)は5日、クリプト・ヴォールト構造に関する規制明確化を目的とした業界連合「ヴォールト・コアリション」の発足を公式発表した。

ギャラクシーとDeFi貸出プロトコルのモルフォが連合の中核を担い、ベンチャーキャピタルのa16z、ブロックチェーンネットワークのアバランチ・ポリシー・コアリション、仮想通貨カストディアンのビットゴー、シャープリンクが参加する。

クリプト・ヴォールトは、デポジットされた資産をスマートコントラクトがプールし、定められた運用戦略を通じてリターンを生成する仕組みだ。各預入者にはプール持分を示すヴォールト・レシートトークンが発行される。ヴォールト全体の預入総額は2023年4月時点の240億ドルから2026年4月時点の1,310億ドルへと拡大した。

機関投資家がデジタル資産へのエクスポージャーを拡大する中、ヴォールト構造が既存の証券法・投資顧問法上でどう扱われるかが不透明なまま残されてきた。

米SECのポール・アトキンス委員長は先月、スピーチの中でクリプト・ヴォールトに関する規制明確化の必要性を具体的に言及している。

関連記事:SEC、仮想通貨規制の明確化へ転換 5カ年戦略に初明記

米SECがアトキンス委員長主導のもと2026〜2030年度戦略計画草案を公開。仮想通貨・ブロックチェーンへの明確な規制枠組み整備を最優先目標の筆頭に掲げ、CFTCとの管轄調整や執行方針の転換も明示した。

連合の活動方針と機関投資家への影響

CCIのヴォールト・コアリションは、法的分析の作成、実際の運用実態に基づく政策原則の策定、規制当局との直接対話という3本柱で活動する方針だ。CCIはステーキング規制明確化のためにPOSA(Proof of Stake Alliance)を主導した実績を持ち、今回もその手法を踏襲するとしている。

ギャラクシーのポリシー責任者ナタリア・リ氏は、ヴォールト構造を巡る規制上の不確実性は「機関投資家が参加できるかどうかを左右する一丁目一番地の問題だ」と述べた。モルフォのゼネラル・カウンセル、クリストファー・ロビンス氏は「成熟への道はコードだけでなく、法的明確性の上に構築される」としている。

また、CCIのジ・フン・キムCEOは「規制当局は新しい構造を検討する際に、業界からの精緻かつ技術的に裏付けられた情報から恩恵を受ける。ヴォールト・コアリションはまさにその分析を提供するために設立した」と語った。

CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
07/10 金曜日
19:01
片山金融相、仮想通貨ETFの国内解禁に改めて意欲
片山さつき財務・金融担当相がQUICKセミナーで仮想通貨ETFの国内解禁検討を表明。仮想通貨を金融商品と位置付ける金商法改正案は参院審議中で、成立すれば2027年度施行の見通し。SBI証券・楽天証券は仮想通貨投信の販売準備を進める。
18:00
OKJ、カントンコイン(CC)取扱い開始予定 板取引でのCC取扱いは国内初
OKJが7月15日、カントンコイン(CC)の取扱いを開始予定で、対応暗号資産は54種類に。板取引での提供は国内初。Canton NetworkにはGoldman Sachs等大手金融機関に加え、SBIグループのSBIデジタルアセットホールディングスも運営参加している。
17:03
メタプラネット・JPYCら4社、デジタルクレジット共同検討
メタプラネットとJPYC、Progmatなど4社が、ビットコインとステーブルコイン、セキュリティトークンを組み合わせたデジタルクレジット領域の共同検討を開始した。中堅企業の資金調達課題や「Project NOVA」構想との関係を解説する。
15:57
ロシア、約12.7万円超の仮想通貨取引に届け出義務
ロシア当局が、外国貿易に関わる100万ルーブル(約212万円)超の仮想通貨取引をロスフィンモニトリング(金融監視庁)へ自動報告する方針。6万ルーブル(約12.7万円)超の取引も送金者情報の届け出が必要になる。
15:43
INSPAY、Sui上のステーブルコイン決済を日本の実店舗へ 
INSPAYが米Mysten Labsと戦略協業を発表。Suiのガスレス送金を基盤に、自動販売機や飲食店などの実店舗向けステーブルコイン決済をWebX 2026で初公開し、実証パートナーの募集も開始する。
14:25
ビットワイズの仮想通貨指数15.4%安 ETFも流出最大
ビットワイズ・アセット・マネジメントが公表した四半期レポートを解説。仮想通貨指数は15.4%下落し現物ETFも記録的流出となったが、予測市場やRWA、ステーブルコインは拡大し業界規模は前回サイクルの底値時の2倍に達したと分析している。
13:45
セリグ米CFTC委員長、クラリティー法成立は「議会の急務」 
米CFTCのセリグ委員長がFoxビジネスに出演し、仮想通貨市場構造法『クラリティー法』の早期成立を要請した。法案が停滞すれば規制当局が独自にルールを策定せざるを得ないと警告した。
13:30
ビットマイン、2万ETH超イーサリアムを追加取得
米イーサリアム・トレジャリー企業ビットマインが10日、ギャラクシーデジタルから2万500ETHのイーサリアムを追加取得した模様。6月28日時点の保有量は574.2万ETHで、目標とする5%取得の95%に達している。
12:00
ファントムおよびハイパーリキッド関連団体、DeFi規制で米CFTCに改善要望
仮想通貨ウォレット「ファントム」とDEX「ハイパーリキッド」の関連団体が米CFTCに意見書を提出。DeFiなど非カストディアル型プロトコルの法的取り扱い明確化など3点を求めた。
11:30
NEC、生体認証と分散型IDのオンチェーンサービスをアバランチと共同検討
NEC(日本電気)は10日、アバランチ開発のアバ・ラボズと覚書を締結し、生体認証技術を活用した分散型デジタルID(DID/VC)とアバランチを組み合わせた次世代オンチェーンサービスの共同検討を開始した。インバウンド向けユースケースを解説するホワイトペーパーも公開している。
10:12
ゴールドマン・サックス、従業員の予測市場取引を禁止
ゴールドマン・サックスが選挙や自社関連の予測市場取引を従業員に禁止したことが9日に判明した。グーグル社員のインサイダー取引事件を受け、モルガン・スタンレーなど金融各社もポリシー整備を加速させている。
09:50
ビットコイン、7月は季節的に強気傾向も反発は一時的か=クリプトクアント
クリプトクアントが仮想通貨市場を分析。ビットコインは7月の季節性や需要回復で反発したが、ブルスコア指数は弱気水準にとどまっており一時的なものとみられると見解を示した。
09:45
MARA、米テキサスに最大2GW拠点取得 ビットコインマイニング拡大
MARA HoldingsがHIF USAからテキサス州の大規模電力拠点を取得。最大2GWの供給網容量を確保し、Starwoodと共同でBTCマイニング・AI計算拠点を開発する。買収額は最大974億円規模。
09:15
イーサリアム財団、AIエージェント活用でプロトコル脆弱性を探索 バグを修正
イーサリアム財団のプロトコルセキュリティチームがAIエージェントをプロトコルコードに投入し、実際のバグを発見・修正した。偵察・探索・検証の役割を持つエージェント群を並列稼働させ、p2pレイヤーの脆弱性1件をCVEとして公開した。
07:55
ビットゴー、ビットコインウォレット向けの量子リスク管理機能を機関に提供へ
ビットゴーは、仮想通貨ビットコインウォレット向けの量子リスク管理機能を発表。量子コンピュータの発展による将来的なリスクが懸念される中、先回りして対応を進める。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧