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ビットコインは「マクロ経済の炭鉱のカナリア」か、ビットワイズが市況レポート公開

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • ビットワイズは、ビットコインがマクロ経済の先行指標として機能している可能性を指摘
  • 株式市場の下落余地を警戒する一方、ビットコインは相対的に有利な局面にあると分析

金融市場を分析

暗号資産(仮想通貨)運用企業ビットワイズ(Bitwise)は8日、週次のマーケットレポートを公開し、ビットコイン(BTC)が持つ、マクロ経済の「炭鉱のカナリア」の役割を取り上げた。

炭鉱のカナリアとは「早期の警告」や「危険の前兆」といった意味。ビットワイズは、過去の市況に基づけばビットコインの前兆に従って株式相場がこれから調整する可能性があるが、ビットコインは調整の大部分を終えているため、相対的には有利であると分析している。

今回のレポートは、ビットワイズがプロの投資家向けに提供している分析。1週間の仮想通貨のパフォーマンスや仮想通貨投資商品の資金フローなども掲載している。

出典:ビットワイズ

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マクロ経済の炭鉱のカナリアの役割を持つということは、ビットコインがマクロ経済の状況に早く反応する特徴があるという意味。この背景には、ビットコインは365日取引されていて流動性の変化にいち早く反応しやすいという特徴がある。

ビットワイズは、ビットコインはこれまで株式相場の調整に最低数カ月は先行する傾向が見られたと指摘。そして、今回もこの傾向が見られると仮定すると、株式相場にはさらなる下落余地がある可能性があると説明した。

上記のビットコインが有利であるという分析は、この調整では株式相場ほどビットコインは下落しないだろうとビットワイズが予測していることを意味する。

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金融市場の市況

金融市場の市況についてビットワイズは、決定的にリスクオフ(リスク回避)に変化したと指摘。ビットコインが5万8,000ドル(約930万円)近くまで下落したり、イーサリアム(ETH)が約13カ月間で最低水準となる1,507ドル(24万1,700円)付近まで値を下げたと述べた。

そして、この仮想通貨相場の下落は、米国や韓国の株価指数に波及したと説明。この市況の要因の例として、米国の5月の雇用統計が強かったこと、そして、その雇用統計が米連邦準備理事会(FRB)の利上げ観測を強めたことを挙げた。

他にも、センチメント(市場の心理)を示す指数が弱気相場に傾いていることを示していると述べ、6月3日には逆張り戦略としての買いシグナルが点灯したことなども説明している。

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