WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

米上院、クラリティー法にスポーツ賭博の州管轄条項追加を要求

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 先住民団体、賭博の州管轄明記要求
  • クラリティー法、休会前採決は今も不透明

州管轄争い

米上院インディアン問題委員会は4日、円卓会議を開催し、予測市場の規制のあり方が議題の一つとなった。ザ・ブロックなどの報道によると、出席した上院議員や部族ゲーミング規制当局者らは、スポーツ賭博の管轄を州に残すよう求め、米CFTC(商品先物取引委員会)への権限集中に反対する姿勢を示した。

米インディアン・ゲーミング協会のテハシ・ヒル副会長は、クラリティー法を改正し「予測市場を通じたスポーツ・カジノ賭博」を禁止する条項を追加するよう議員に要請した。同氏は、州や部族のゲーミング法がCFTCに優先されることを明確にすべきだと訴えた。

民主党のティナ・スミス上院議員は、クラリティー法または農業法案のいずれかに同様の条項を追加できると提案した。同議員は「CFTCの権限がインディアン・ゲーミング規制法や部族と州の契約を排除しないことを明確にする手段はすでにある」と述べ、予測市場は既存法を守るべきだと語った。

予測市場の規制権限を巡る議論はここ1年で焦点化している。トランプ政権はCFTCのマイケル・セリグ委員長に予測市場の監督権限を与えることを支持し「極めて重要」と位置付けてきた。

セリグ委員長はCFTCが予測市場に対し「専属的管轄権」を持つと主張し、複数の州を提訴してきた。一方、スポーツ関連の賭博を中心に州の賭博法に違反しているとの州側の反発も根強い。

予測市場プラットフォームのポリマーケットとカルシは利用者を急激に増やし企業価値を数十億ドル規模まで伸ばしており、両社はいずれもCFTCによる単一規制を支持している。

採決の行方

クラリティー法自体の審議も土俵際にあり、現時点でも上院でのクローチャー申請は行われていない。

7月22日ごろには上院銀行委員会と農業委員会の統合版草案が公開され、上院の議事日程には載っている。

ジョン・スーン上院院内総務は4日、記者団に対し、8月10日から9月14日まで続く休会入り前に上院で初回の手続き投票を実施する見通しだと述べた。ただし、このクローチャー投票が成立するかは不透明だとしている。

しかし、最大の争点である倫理条項についてホワイトハウスはまだ回答していないため、折り合いが見えない状況が続いている。

Punchbowlによると、民主党の上院議員らは、スーン氏が進める協議について、超党派による倫理条項の合意が得られておらず停滞しているとして、クローチャーを阻止する方針だという。

関連記事:米上院、クラリティー法の初回投票見込まれるも先行き不透明

米上院のスーン院内総務は4日、クラリティー法の初回投票を来週休会前に行う見通しだと述べた。倫理条項を巡るホワイトハウスの回答は依然示されておらず、仮想通貨市場は法案の行方を見極める展開が続く。

クローチャーの手順

上院規則22条の下、クローチャーが提出されると、通常は提出から中間1営業日を挟んだ2日目に採決が行われる。採決には定数の5分の3にあたる60票が必要で、可決すれば最大30時間の事後審議を経て、審議入り自体への採決に進む。こちらは単純多数決となる。

そして、審議入りが認められた後も法案そのものへの議事妨害は可能なため、指導部は法案本体に対して再度クローチャーを提出する必要がある。2度目のクローチャーも60票の壁を越えなければならず、可決後は再び最大30時間の事後審議を経て、ようやく単純多数決による最終可決の採決に移る。

解説記事:米上院、クラリティー法の初回投票見込まれるも先行き不透明

米上院のスーン院内総務は4日、クラリティー法の初回投票を来週休会前に行う見通しだと述べた。倫理条項を巡るホワイトハウスの回答は依然示されておらず、仮想通貨市場は法案の行方を見極める展開が続く。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/19 土曜日
13:35
JPモルガン系ブロックチェーン決済網と英LSEG、24時間決済で提携
ブロックチェーン決済網のパーティアと英LSEG DiSHが常時稼働の決済銀行流動性で提携し、JPモルガンなど参加行が24時間365日の資金移動を可能にする新体制を築く。銀行間送金の効率化により、機関投資家の資金効率を高める。
11:45
「トークン化RWAのAUMが5兆円に到達」バイナンスが市場の現状と展望をレポート
バイナンスリサーチがRWA(現実資産)トークン化市場の現在を分析。運用資産総額は341.8億ドルに達しており資産の「活用度合い」が今後の焦点になるとした。
11:05
ビットコイン急騰、8万ドル台回復 SEC・CFTCの制度整備を好感|仮想NISHI
仮想通貨ビットコインは日本時間9月18日夜から19日未明にかけて急騰し、8万ドル台を回復した。今回の上昇は、クラリティ法案の審議停滞を受けて強まった政策面への悲観を、規制当局の具体的な対応が和らげた動きと捉えられる。
10:20
サークル社、独自チェーンArcのAIエージェント公開
サークル社は独自ブロックチェーン「Arc」向けのAIコーディングエージェント「Arc Studio」を発表。自然言語の指示だけでアプリを生成し、9つのブロックチェーンに対応している。
09:55
コインベース、米国で個別株の無期限先物上場を申請 規制緩和受け
米コインベースがCFTCに個別株の無期限先物上場を申請した。アップルやマイクロソフトなど約50〜60銘柄が対象で、年内の取引開始を計画している。米国の個人投資家が個別株のレバレッジ取引に参加しやすくなる可能性がある。
08:25
Bitcoin Japan、初のビットコイン購入へ 100万ドル上限
Bitcoin Japanが子会社経由で初のビットコイン購入を決定した。初回投資は100万米ドルが上限で、資金は7月発行の転換社債で調達する。同社の資産運用戦略が実行段階に入ったことを示す。
08:10
ジーキャッシュのNU7、メインネットでの実行目標時期は11月5日に
仮想通貨ジーキャッシュは、アップグレードNU7を11月5日にメインネットで実行する計画を決定。NU7では、ブロック生成間隔を現行の75秒から25秒に短縮するアップグレードなどが行われる。
07:05
米グレースケール、ジーキャッシュ現物ETFを3分割へ 高い需要受け
投資家の需要を受け、米グレースケールは運用するジーキャッシュ現物ETFを分割する予定だ。9月30日から適用され、流通株数は3倍に増える。
06:40
イーサリアムの『グラムスターダム』テスト実装日、10月6日より開始
イーサリアム開発者は17日、次期アップグレード「グラムスターダム」のテストネット移行日を10月6日に確定した。同時に偽装ビルダーによる攻撃リスクも指摘されたが、対象は検証ネットのみでメインネットの資産に影響はない。
06:15
ビットコイン、8万ドル台定着は年内困難か|コインシェアーズ分析
仮想通貨運用会社コインシェアーズは18日、FRBの利下げ観測後退とクラリティー法案の停滞を受け、ビットコインが年内に8万ドルを決定的に突破する可能性は低いとの見方を示した。
05:50
米CFTC、仮想通貨規則案2件をホワイトハウスに提出|セリグ委員長方針を実行
米CFTCが仮想通貨関連の規則案2件を、規則案を事前審査する米政府機関に提出した。上院でのクラリティー法案不成立から2日後の動きで、セリグ委員長がかねて示していた「準備は整っている」という姿勢を行動で裏付けた。
05:00
ハイパーリキッドがUSDC・USDT手動借入機能を導入、初日の借入額2.65億ドル超
DEX大手ハイパーリキッドは担保資産を用いてUSDCおよびUSDTを借り入れる手動借入機能の提供を開始した。初日の借入総額は2.5億ドルを超えており担保需要の拡大がうかがえる。
09/18 金曜日
18:12
日米豪独7機関、北朝鮮ハッカー「WaterPlum」が仮想通貨17億円窃取と公表
警察庁・FBIなど日米豪独7機関が北朝鮮系ハッカー集団WaterPlumによる仮想通貨窃取の実態を共同公表した。7,000超のウォレットから17億円相当を窃取したと認定し、国内初のラップトップファーム摘発事例も判明した。
17:00
AI・オンチェーン金融サミット、平将明氏やメガバンク幹部が登壇
HashPortは18日、10月1日に東京・高輪で開く「AI・オンチェーン金融サミット」の 登壇者を先行公開した。ローソンでの円建てステーブルコインJPYCの店頭決済実証や、 ウォレットの現在地を扱う5セッションを予定する。
16:01
NYSE親会社ICE、アバランチを24時間取引の基盤候補に
NYSE親会社ICEの幹部が、開発中の24時間取引基盤ATSの有力候補としてアバランチ(AVAX)に言及した。9月17日のアバランチ公式Xアカウントの投稿で判明。選定なら機関投資家の株式取引インフラを担うが、正式契約はまだ発表されていない。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧