WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

JPモルガン、ハイパーリキッドの市場シェア低下リスクを指摘

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 米規制先物・予測市場で競合激化
  • HYPE現物ETF流入、7月から停滞

ETF流入停滞

JPモルガンは6日付のレポートで、分散型無期限先物取引所ハイパーリキッドが米規制下の取引プラットフォームや予測市場プラットフォームとの競争激化に直面していると指摘したと報じられた。同レポートによると、Hyperliquid(HYPE)現物ETFへの資金流入は5月・6月に資産規模に対する比率で最大の流入を記録した後、7月から8月にかけて停滞しているという。

HYPE現物ETF流入・流出

出典:Sosovalue

ビットコインとイーサリアムの現物ETFはそれぞれ資産規模約800億ドル、約105億ドルとなり、仮想通貨ETF市場の大半を占めている。一方で、ソラナやXRP、HYPEに関連するアルトコインの現物ETFの合計資産規模は約20億〜30億ドルにとどまり、市場全体は5月・6月に大幅な資金流出を記録した後、7月以降は小幅な流入に転じたという。

JPモルガンのマネージングディレクター、ニコラス・パニギルゾグロウ氏は、米規制下の仮想通貨無期限先物商品の登場が、オフショアや分散型の取引拠点から国内拠点への資金移動を加速させる可能性があると指摘した。

分散型プラットフォームは無許可の金融商品取引や本人確認・資金洗浄対策の不備、価格操作、システム攻撃、オラクル障害などのリスクを抱えているとしている。

関連記事:ハイパーリキッド(HYPE)調査報告書、前四半期の独歩高に注目

ハイパーリキッド(HYPE)は2026年第2四半期にビットコイン安と逆行し79.2%高、史上最高値76.90ドルを記録。米国上場ETF3本には8週間で3.087億ドルが流入し、USDCへの基軸資産移行も収益構造を変えた。

予測市場でも激化

ハイパーリキッドは今年に入り予測市場型の契約「Outcomes」を試験導入した上で、5月に本格展開した。この分野では既存の予測市場プラットフォームや新規参入企業との競争が引き続き激しいとアナリストは指摘した。

関連記事:ハイパーリキッドHIP-4、パーミッションレス予測市場をテストネットで有効化

分散型取引所ハイパーリキッドは、誰でも予測市場を作成できる機能をHIP-4のテストネット上で有効化したと発表した。ポリマーケットやカルシとの建玉規模の違いも解説する。

HYPEトークンの価値はハイパーリキッドの主力事業である無期限先物取引で生じる手数料収入と密接に結び付いていると同社アナリストは分析した。また、HYPEは企業の仮想通貨保有資産の中でビットコイン、イーサリアム、ソラナに次ぐ4番目の規模になっている。

アナリストは「ETFの資金フローと取引・予測市場での市場シェアの動向を追うことが、ハイパーリキッドの今後の見通しを見極める鍵になる」と述べたという。

関連記事:ビットコイン・イーサリアム・XRP、「弱気相場の最終段階に典型的な兆候」=クリプトクアント

クリプトクアントが仮想通貨ビットコイン、イーサリアム、XRPの大口投資家が下落局面で買い増しをしていると分析した。弱気相場最終段階の兆候と下落余地を指摘する。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
06:40
停滞中の米クラリティー法案、トランプ政権が倫理規定協議に着手
停滞中のクラリティー法案を巡り、ホワイトハウスが倫理規定の妥協案協議に着手した模様。休会入りが迫る中、採決の行方は仮想通貨市場の規制環境に影響を与える可能性がある。
06:10
JPモルガン、ハイパーリキッドの市場シェア低下リスクを指摘
JPモルガンのアナリストが、ハイパーリキッドのHYPE現物ETFへの資金流入が7月以降停滞し、米規制下の無期限先物取引所や予測市場との競争が激化していると指摘した。
05:45
米グレースケール、3ファンドの構成銘柄比率を見直し
米グレースケールが傘下3ファンドの構成銘柄比率を四半期見直し、DeFiファンドはUNI売却、スマートコントラクトファンドはBNB購入で資産配分を更新した。
05:00
米サークル、コインベースとのUSDC提携を既存条件で更新 四半期配当導入見送る
米サークルはコインベースとのUSDC提携を既存条件で更新し、2029年まで契約を延長した。四半期配当の導入を見送る方針を示し、投資家は資本配分の行方を注視。
08/06 木曜日
19:33
ローソンでJPYC決済を実体験 コンビニのレジで払う円建てステーブルコイン
ローソンが国内初となるPOSレジ連動のステーブルコイン決済を実証。CoinPost編集部がHashPort WalletとJPYCで実際に会計を体験した。
18:00
ビットコイン、価格反発も新規需要は戻らず=アナリスト
ビットコインは6万4600ドルまで反発したが、オンチェーン指標の需給比率は-5.43、ネットエイジフローは-8万5500BTCと依然マイナス。アドラー氏は新規需要の回復はまだ確認できず、供給縮小が価格を支えていると分析した。
17:00
暗号資産交換業者に出庫制限強化を要請、詐欺被害防止へ 金融庁と警察庁
金融庁は6日、警察庁と連名でJVCEA(日本暗号資産等取引業協会)に対し、詐欺被害防止に向けた対策強化を要請した。SNS型投資・ロマンス詐欺の急増を受け、出庫制限など11項目を新たに求めた。対応は事業者の規模を問わず必要とした。
16:26
過去の仮想通貨時価総額トップ100銘柄、7割は事実上消滅=CryptoRank
仮想通貨の分析企業CryptoRankの調査で、過去にトップ100入りした1,539銘柄の71.9%が事実上消滅と判定された。5年以内の消滅率は62%、中央生存期間は2年4カ月。2021年組の追跡結果も解説する。
14:51
ハイパーリキッド(HYPE)調査報告書、前四半期の独歩高に注目
ハイパーリキッド(HYPE)は2026年第2四半期にビットコイン安と逆行し79.2%高、史上最高値76.90ドルを記録。米国上場ETF3本には8週間で3.087億ドルが流入し、USDCへの基軸資産移行も収益構造を変えた。
14:06
ビットコイン流出6.58万BTC、売り枯れ指標は接近=グラスノード
グラスノードの週次レポートによると、米ビットコインETFと企業保有を合わせた資金は6月に約6.58万BTCを流出させ過去最悪を記録した。オプション市場は低ボラで方向感を欠き、売り枯れ指標は過去のボトム圏に接近しているという。
13:50
ビザ、ゼロハッシュ採用でステーブルコイン支払い対応へ
ビザとゼロハッシュが提携し、Visa Direct利用企業がステーブルコインでのプリファンディング・払出を行えるようにする。決済・送金の迅速化を狙う施策で、国境を越えた資金管理の柔軟性向上が見込まれる。
11:40
テラウルフ決算、HPCリース収益が売上高の70%超に
ビットコイン採掘・データセンター企業テラウルフが2026年4-6月期決算を報告。HPCリース収益が売上高の71%を占めAI・HPCインフラへの事業転換が加速している。
11:15
米上院、クラリティー法案のクローチャー申請見送り続く=報道
米上院はクラリティー法案の審議入りに向けたクローチャー申請を見送ったままとなっている。倫理規定や違法金融対策等の対立が背景にあり、休会入りが迫るなかで法案の行方が不透明になっている。
11:04
ロシア、仮想通貨取引所を登録制に 大統領が新法署名
ロシア国営TASSによると、プーチン大統領が8月4日、仮想通貨取引所や保管機関の運営を初めて包括的に規制する法律に署名した。取引所の登録制導入や最低資本金、個人投資家の年間購入上限など主要条項を整理する。
10:21
野村傘下レーザーデジタル、ZIGChainに戦略出資 TVL1億ドル目標
野村グループのレーザーデジタルが8月5日、ZIGChainのZIGに戦略投資しZIG Marketsと提携した。私募信用やPayFi等のオンチェーン化を進め、最低1億ドルのTVL達成を目指す取り組みだ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧