WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

金融庁、暗号資産交換業者等17分野でサイバー報告様式統一

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 新様式「その他サイバー攻撃等事案共通様式」を新設
  • 経過措置は2027年3月末まで、対象外業者は従来様式可

17分野でサイバー報告様式統一

金融庁は8月7日、「主要行等向けの総合的な監督指針」等の一部改正案を公表した。コンピュータシステムの障害やサイバーセキュリティ事案が発生した際に事業者が当局へ提出する報告様式を、関係省庁申合せに基づく共通様式へ統一する内容。暗号資産交換業者向けの事務ガイドラインを含む17分野の監督指針等が対象となる。

改正の背景には、「サイバー攻撃による被害が発生した場合の報告手続等に関する申合せ」(2025年5月28日関係省庁申合せ)の改正がある。従来はDDoS攻撃事案とランサムウェア事案のみ共通様式での報告が可能だったが、それ以外の事案にも使える新様式が整備される見通しだ。

関連記事:暗号資産交換業者に出庫制限強化を要請、詐欺被害防止へ 金融庁と警察庁

金融庁は6日、警察庁と連名でJVCEA(日本暗号資産等取引業協会)に対し、詐欺被害防止に向けた対策強化を要請した。SNS型投資・ロマンス詐欺の急増を受け、出庫制限など11項目を新たに求めた。対応は事業者の規模を問わず必要とした。

報告様式を3区分に整理

改正案では、事業者からの報告区分を3種類に整理した。DDoS攻撃事案はDDoS攻撃事案共通様式、ランサムウェア事案はランサムウェア事案共通様式で報告する。両区分に該当しない事案は、新設の「その他サイバー攻撃等事案共通様式」で報告することになる。

暗号資産交換業者関係の事務ガイドラインでは、システム障害等が発生した場合の報告手続きに関する項目がこの3区分に沿って書き換えられる。財務局が暗号資産交換業者から報告を受けた場合、直ちに金融庁の担当課室へ連絡する運用は変更しない。

関連記事:金融庁、暗号資産・ステーブルコイン課を新設 8月7日組織再編

金融庁は8月7日、組織再編を実施し暗号資産とステーブルコインを専管する「暗号資産・ステーブルコイン課」を新設する。従来はリスク分析総括課内の参事官室だった体制を、資産運用・保険監督局直下の独立した課に格上げする。

経過措置とパブコメ期間

経過措置も設けた。2027年3月末までは、経済安全保障推進法上の特定社会基盤事業者に指定された事業者以外に限り、従来の「障害発生等報告書」による報告も認める。指定事業者は改正後の共通様式への対応が必要になるとみられる。

意見募集の期間は2026年9月7日17時00分まで。パブリックコメントの終了後、所要の手続きを経て監督指針等の改正が適用される予定で、暗号資産交換業者を含む対象事業者は今後の正式決定を踏まえた実務対応が必要になる。

関連記事:暗号資産ETF 日本解禁へ|金商法改正で何が変わる?対象銘柄・NISA・スケジュールを徹底解説【2026年】

国内最大手の仮想通貨(暗号資産)メディア。ビットコイン、イーサリアム、XRPなどのニュース速報・価格情報・買い方・初心者解説を毎日配信。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
09/05 土曜日
14:30
リップル社、フロリダ大学アスレティクスと提携 スタジアムにXRPロゴ掲出へ
仮想通貨大手リップル社が米フロリダ大学アスレチックスと複数年パートナーシップを締結した。スタジアムにXRPロゴを掲出するほか、学生向け金融教育も支援する。
13:35
新種ETF審査、速度か安全性か 米仮想通貨業界内で意見対立
米SECが検討する新種ETFの規制枠組みを巡り、グレースケールや21シェアーズ、a16zなど複数の仮想通貨企業が意見書を提出した。SECは対応時期をまだ示していない。
11:20
ビットコインと金の相関性が6年ぶり高水準に、ビットワイズ
ビットワイズは、ビットコインと金の90日相関性2020年以来の高水準に達したと分析。ビットコイン相場と米国株の連動性は低下しており、投資家心理の変化を示唆している。
10:15
バイナンス、MiCAライセンス未取得でもEU事業継続=報道
ブルームバーグの報道によると、バイナンスはMiCAライセンス未取得のままEUで事業を続けており、反転勧誘条項やアブダビ法人への取引誘導など複数の抜け道が背景にあると指摘。
09:55
金融庁、暗号資産・ステーブルコイン政策の戦略的対応などで「目標達成」と報告
金融庁が金融行政に関する実績評価書を公開。仮想通貨の金商法移管やステーブルコイン活用などデジタル金融戦略の取組みを「目標達成」と自己評価したことがわかった。
09:10
ビットコインが金と同様の値動きに、コインシェアーズ分析
コインシェアーズは4日付リポートで、米財政懸念から仮想通貨ビットコインが金と同様の値動きを強め一時8万100ドルまで上昇したと分析、9月のFRB利上げ確率や資金フロー動向にも言及した。
07:45
Trezorの配送委託先で情報漏洩、新たに約6.7万人の被害を公表
仮想通貨ハードウェアウォレット大手のTrezorは、物流パートナーShipMonkで起きたデータ侵害について新たな情報を公表。被害の範囲が当初の説明よりも広いことが判明したと報告した。
07:15
ロビンフッド、AMCの株式トークン停止要求を拒否
ロビンフッドはAMCエンターテインメントの株式トークン取引停止要求を拒否した。対象国や米国内での法的位置づけについて外部の弁護士も見解を示した。
06:40
ロビンフッドチェーン、4日夜約14分のブロック生成障害が発生
米ロビンフッドのレイヤー2「ロビンフッドチェーン」で9月4日夜、ブロック生成が約14分間停止し送金や取引が一時滞った。現在は復旧済み。
06:15
ジーキャッシュが約10年ぶりの高値に、時価総額は一時10位突入
仮想通貨ジーキャッシュ(ZEC)が1000ドルを突破した。グレースケールの現物ETFへの資金流入とマイニング参入増加が相場を押し上げ、時価総額は170億ドル規模に達した。
05:50
全米保安官協会が中立表明、クラリティー法案の上院採決に追い風か
全米保安官協会が9月3日付の書簡で、クラリティー法案への立場を反対から中立に変更したと明らかにした。警察系団体の抵抗後退は9月15日の上院採決を後押しする材料となりそうだ。
05:00
IMF、エルサルバドルの25年6月以降のビットコイン購入は寄付のみ
IMFはエルサルバドルとの審査合意を発表し、同国の第1次審査以降のビットコイン積み増しが民間寄付のみによるものだと確認した。理事会承認を経て約1億4,000万ドルの供与が見込まれる。
09/04 金曜日
14:15
韓国、トークン化証券制度27年2月施行へ
韓国金融委員会はトークン証券制度で資産プーリングを条件付き容認し、私募から個人向け証券、決済までの段階拡大を検討している。2027年2月の制度施行を予定する。
13:45
国際決済銀行、XRP台帳を使ったデータ検証プロトタイプで論文公開
国際決済銀行の職員らがXRP台帳を使い統計データの検証を行う実験システムを紹介する論文を発表した。概念実証段階だが、XRP台帳の利点を評価し用途を説明した。
13:15
SBI VCトレードとビットポイント、計9銘柄の取扱い廃止へ
暗号資産取引所SBI VCトレードとビットポイントが9月4日、計9銘柄の取扱い廃止を発表した。対象銘柄の保有者は10月28日までに出庫・出金などの対応が必要になる。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧