WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

イラン中央銀行、仮想通貨での輸出代金還流を容認=報道

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • イラン中銀が容認、英FT報道
  • 輸出企業、外貨での輸入決済も可能に

イラン中銀が規制緩和

イラン中央銀行が、貿易企業による海外での輸出収益を仮想通貨経由で自国へ還流させる動きを容認していると、英紙フィナンシャル・タイムズが9日までに報じた。米国による対イラン制裁が強化される中、テザー発行のUSDTやビットコインを介した国境を越えた決済が、イラン国内の仮想通貨取引所を通じて行われているという。

従来は事業者が海外で得た外貨の大半を、公式為替レートを適用する政府運営のプラットフォームを通じて国内に戻す義務を負っていたため、資金を海外に留めるか、無申告のまま持ち帰る誘因が生じていた。今回の規制緩和により、事業者は市場レートで外貨を交換できるほか、公式システムを経由しない輸入代金への充当が可能になった。

イラン当局は、国内外で蓄積された未申告の外貨収益が1,000億ドル超に上ると推計している。イラン・デジタルトランスフォーメーション協会のメンバーであるアリレザー・ボゾルグメリ氏は同紙に対し、中央銀行が仮想通貨取引所への監視も緩めたと述べた。

制裁執行の動き

7月には米財務省がイラン中央銀行に関連する4つのウォレットを制裁対象に追加し、これを受けてテザー社は1億3,100万ドル相当のUSDTを凍結した。

今年2月末以降続く米イラン間の緊張の中、米国はさらに8月、対イラン制裁の対象を仮想通貨や金、海運、ハイテク分野にも拡大しており、国家主導のビットコインマイニングやステーブルコインを通じてドル決済を回避してきたイランの仮想通貨経済圏は推定78億ドル規模に達している。

解説記事:GMOコイン、3銘柄取扱廃止 10月24日で終了

GMOコインが9月9日、ザ・サンドボックス(SAND)、チリーズ(CHZ)、ファイルコイン(FIL)の取扱廃止を発表した。10月24日に取引・預入を終了し、11月中旬に未出庫分を強制売却する。

中東地域への影響

こうした制裁圧力が強まる中東情勢を巡っては、米シンクタンクのビットコイン政策研究所が9月4日公開の分析で、イランをめぐる紛争を契機に中東・北アフリカ地域でビットコインがリスク回避手段としての存在感を高めていると指摘した。過去の紛争では資本が地域外へ流出する傾向があったが、今回は資本の一部が仮想通貨へ向かったとしている。

解説記事:イラン紛争でビットコインが中東の「リスク回避手段」に浮上=BPI分析

米シンクタンクBPIの分析によると、イランをめぐる紛争を機に中東・北アフリカ地域でビットコインがリスク回避手段としての存在感を高めている。エジプトやトルコでは通貨安対策、UAEやサウジでは経済多角化戦略として、域内での活用が二極化している。

Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/25 日曜日
11:30
ビットコイン、8.5万ドル手前で失速 FOMCが最大の焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコインは8.5万ドル手前で失速、AI・半導体株安に連れて1300万円を割り込んだ。8万ドル周辺では下げ止まり底堅さを維持。最大の注目イベントFOMCとGDP・PCEを控え、通過後の相場をbitbankアナリストが解説。
09:00
『投機』がこの10年のテーマ、注目すべきは予測市場・無期限先物取引所=Delphi Digital
ブロックチェーン調査企業Delphi Digitalが、投機を「建設型」と「宝くじ型」に分類し、両方が同時に加速する現状を分析した。投機の対象ではなく、取引所や決済インフラといった「胴元」に注目すべきと主張。
10/24 土曜日
17:00
ビットコイン、8万ドルまで下落後 ETF・企業の取得単価付近で反発=グラスノード
グラスノードは週間レポートで、15日に約8万ドルまで下落したビットコインが、現物ETFやトレジャリー企業の平均取得単価のすぐ下で反発したと指摘した。上値の価格帯も分析している。
16:30
マレーシアとタイの中銀、デジタルマネーの国際決済を推進する「BLOOM」に参加
シンガポール金融管理局は、マレーシア中銀とタイ中銀がデジタルマネーの国際決済を探る官民枠組み「BLOOM」に参加したと発表した。ビザやリップルなども今年加入している。
15:00
ユニスワップ、v4に外部流動性を取り込み 手数料はUNIトークン焼却に寄与
分散型取引所大手ユニスワップは22日、ユニスワップv4が外部の流動性源をプールとして扱えるアグリゲーターフックの提供を始めたと発表した。外部経由のスワップはプロトコル手数料を支払い、UNIの焼却につながる。
14:00
ソラナ、取引確定時間が約85分の1に 「アルペングロー」がメインネットで稼働
仮想通貨ソラナは、新コンセンサスAlpenglowをメインネットでローンチ。今回のアップグレードにはファイナリティが約150ミリ秒に短縮されるなどのメリットがある。
13:50
GMOコイン、自動売買の不正取引で注意喚起
暗号資産取引所GMOコインは23日、自動売買ツールによるものと考えられる不正取引について注意喚起し、現段階で自社口座の不正操作は確認されていないと説明した。取引履歴の確認、パスキーの設定、APIキーの確認を利用者に求めている。
13:30
イーサリアム、取引確定を16分から4分へ短縮案 チェーン間送金が安くなる可能性
イーサリアムの研究者らは21日、取引が書き換えられなくなる確定までの時間を平均約16分から約4分に縮める改善提案の草案を提出した。ただし設計は未完成で、実装時期は決まっていない。
13:10
ビットコイン採掘の熱で湯を沸かす温水器用ヒーター、『Bitwater』装置が登場
ヒートビットは24日、既存の電気温水器のヒーターと交換して仮想通貨ビットコインを採掘できる「ビットウォーター」を発表した。899ドルで予約を受け付けており、出荷は2027年第1四半期の予定だ。
13:00
米SEC、証券トークン取引所運営計画3社を公表 OKX・ICE合弁など
米証券取引委員会(SEC)は21日、イノベーション免除に基づきトークン化証券取引所の運営を届け出た3社を公表した。OKXとICEの合弁会社OKXICEなどが名を連ねている。
12:00
株式・金・原油などの無期限先物に高需要、10ヶ月で取引高33倍に=レポート
グラスノードとファサナラが10~12月期の仮想通貨市場レポートを発表。株式や金・原油などRWAの取引高が急拡大していると指摘しビットコインの重要な価格水準も分析した。
11:25
ジーキャッシュ、次期アップグレード『NU7』を11月5日ごろ実施へ
仮想通貨ジーキャッシュの公式Xは22日、11月5日ごろにメインネットで次期アップグレード「NU7」を実施する計画を発表した。ブロック生成間隔を75秒から25秒に短縮する。
11:05
ビットコインハッシュレートが回復、上場マイナーのAI事業転換進む中
クリプトクアントは22日の週間レポートで、AI事業へ転換した上場マイナー5社の採掘量が前年比47%減ったと指摘した。一方、ビットコインのハッシュレートはピークから8.8%以内の水準まで回復している。
10:55
米フランクリン、配当金でビットコインへの投資を増やすETF2本を登録
米運用大手フランクリン・テンプルトンが、配当金でビットコインへの投資を積み上げる米国株ETF2本の証券登録を完了した。ティッカーはFBEQとFIBTの見通しで、取引開始の時期は提出書類に記載されていない。
10:25
トランプ大統領、10億ドル近くの仮想通貨凍結に言及 「サイバーカレンシー」と表現
トランプ米大統領は21日、サイバー犯罪対策の円卓会議で、海外の詐欺師に関連する10億ドル近くの仮想通貨を凍結したと述べた。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧