- バイナンスはユーザーに再連携の見合わせを推奨
- デリビットもシグナルプラス連携のAPIキーを削除
APIキー全削除
仮想通貨取引所最大手バイナンスは5日、シグナルプラス(SignalPlus)に紐づくAPIキーをすべて削除したと発表した。仮想通貨のオプション・デリバティブ取引基盤を手がけるシグナルプラスが、潜在的なセキュリティ上の問題を報告したことを受け、予防措置として実施した。
バイナンスは、自社のシステムに影響はなく、ユーザー資産は安全だとしている。同取引所は先週、被害額が1兆円に上るハッキングを受けたばかりだ。
シグナルプラスを利用していたユーザーには、バイナンスの口座に直接ログインし、ポジションと未約定の注文を確認するよう呼びかけた。シグナルプラスが完全な解決を確認するまでAPIキーの再連携を控え、接続元を承認済みのIPアドレスに限る「IPホワイトリスト」を常に有効にするよう推奨している。
バイナンスと連携する外部プラットフォームすべてに対し、セキュリティ管理の見直しと不審な動きの監視を促し、懸念を検知した場合は直ちに連絡するよう呼びかけている。
また、仮想通貨デリバティブ取引所のデリビット(Deribit)も、予防措置としてシグナルプラスに紐づくAPIキーを削除した。デリビットは、自社のシステムやデータへの影響を示す兆候は見つかっていないと明らかにした。
関連記事:バイナンスのハッキング被害、ビットコインへの影響は限定的=米Bitwise投資責任者
米ビットワイズのマット・ホーガン投資責任者は4日付のメモで、バイナンスのハッキングがビットコイン相場に影響しないとの見方を示した。過去最大級10件のハッキング後、ビットコインは上昇と下落が5件ずつだった。



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