米コインベース提携のSoFi社がビットライセンスを取得 NYユーザーに仮想通貨取引提供へ

SoFiがBitLicense取得

米サンフランシスコを拠点にする金融企業SoFiは3日、ニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)からBitLicense(ビットライセンス)を取得したと発表した。

BitLicenseの取得で、ニューヨーク在住の顧客に仮想通貨の取引サービスを提供できるようになる。本サービスは子会社であるSoFi Digital Assets社が行う。

SoFiは学生を対象にしたローンの借り換えサービスで知られているが、今年9月に仮想通貨取引のサービスも開始している新興金融企業だ。

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SoFiの担当者はThe Blockに対し、「米50州全てにサービスを提供できるようにライセンスの取得を目指し、その間に1年かけて仮想通貨取引のプラットフォームを構築してきた。現在、約10万の投資用アカウントが作成されており、他の金融商品と比較すると、仮想通貨が最も保有されている」と説明。

「厳格な申請プロセスを経て、ニューヨークに住む顧客に信頼性が高くて安全な仮想通貨取引プラットフォームを提供できるようになった」としている。

SoFiは仮想通貨サービス以外にも、今年リリースした投資アプリ上で、株や上場投資信託(ETF)といった投資商品も提供している。今回の承認でSoFiは、Geminiやコインベースを初めとする取引所や、Tagomiのような取引事業を行う企業と共に、BitLicense取得企業の仲間入りを果たした。

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
「仮想通貨」とは「暗号資産」のことを指します

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