チェーンリンク(LINK)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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11/29 (水)
チェーンリンク、ステーキング機能をアップグレード セキュリティや柔軟性向上へ
チェーンリンクは、ステーキングの新バージョンを仮想通貨イーサリアムのメインネットにローンチしたことを発表。特化する目標や移行スケジュールを説明している。
CoinPost
11/28 (火)
コインベース、ADA・DOGEなどの先物も提供へ
米仮想通貨取引所大手コインベースは、ADA・LINK・DOGE・XLMのパーペチュアル先物取引を提供する予定。機関投資家の需要が高まる模様だ。
CoinPost
10/26 (木)
チェーンリンクCCIPで貿易のIoT実験、住友商事・ボーダフォンら
英携帯電話会社ボーダフォンは、住友商事株式会社、Chainlink Labsらと共同で貿易に関するブロックチェーン概念実証に成功したと発表した。
CoinPost
10/26 (木)
860万ドル相当のETHやLINKが取引所へ入金 FTXウォレットから
破産したFTXの遺産ウォレットから仮想通貨取引所バイナンスアドレスへ大量に送金されたことが判明。860万ドル相当のLINKやETH、AAVEが取引所に入金された。
CoinPost
09/15 (金)
豪大手銀、チェーンリンク技術でトークン化資産(RWA)取引を実証
オーストラリアの「ビッグ4」銀行のひとつであるANZ銀は、同社独自のステーブルコインA$DCとチェーンリンクのCCIP技術を利用したトークン化資産の取引を完了したことが報告された。
CoinPost
09/01 (金)
SWIFT、資産トークン化の実験結果を報告 チェーンリンクや大手金融機関と協業
Swiftは、複数のブロックチェーンをまたいでトークン化した価値を移動させる実験の結果を公開。この実験には、チェーンリンクやBNYメロンらの大手金融機関が参加している。
CoinPost
07/21 (金)
ビットコインの取引所クジラ比率が警戒水準に、チェーンリンクは前日比20%高
CryptoQuantのデータ分析で仮想通貨取引所の流入におけるクジラ(大口投資家)比率が警戒水準の85%に達した。チェーンリンクは前日比20%高チェーンリンク(LINK)が前日比20%高の8.3ドル台まで急騰した。
CoinPost
12/13 (火)
LINE Xenesis、Aglet運営企業と覚書締結
仮想通貨関連事業を手掛けるLINE Xenesisは、NFTゲームAgletを運営するOnlife Inc.との提携を発表。LINEの独自ブロックチェーン「LINE Blockchain」を活用した開発や国内ファッションブランド連携に向けて協力する。
CoinPost
12/02 (金)
仮想通貨チェーンリンク(LINK)、ステーキング機能実装へ
分散型オラクルネットワークのチェーンリンクについて、待望のステーキング機能が12月6日に実装されることが明らかになった。仮想通貨LINKの価格は過去2週間で22%上昇している。
CoinPost
10/01 (土)
チェーンリンク(LINK)、ステーキング実装に注目高まる
チェーンリンクにステーキングが導入される拡大計画「Economics 2.0」に関連して、「SCALE」と「BUILD」という2つのプログラムが開始された。
CoinPost

チェーンリンク(LINK)の概要

チェーンリンク(Chainlink:LINK)は、分散型オラクルネットワーク、およびその上で利用されている仮想通貨である。

オラクルとは、ブロックチェーンがネットワークの外部とデータをやりとりすることを仲介する機能やサービスを指す。ブロックチェーンは単独で仮想通貨の価格などの情報をネットワークの外から入手したりできないため、オラクルのサービスは広く普及している。

このオラクルを運営するためのネットワークで利用されている仮想通貨がチェーンリンク。主な用途は「オラクルサービスの利用料の支払い」「ノードへの報酬」「ステーキング」だ。

チェーンリンクはイーサリアムブロックチェーンの規格「ERC-677」で発行され、メインネットは2019年5月にローンチされており、総発行枚数は10億枚である。ERC-677はERC-20の基本的な性能を引き継いだ規格で、データそのものに付加情報(データの転送先や転送経路など)を付加してトークン転送ができるようになる。

ネットワークの特徴

チェーンリンクのネットワーク運営はノードが支えている。ノードは、ブロックチェーンが外部のデータやサービスに安全にアクセスできるようにし、開発者がスマートコントラクトを導入することをサポートする役割を果たす。

チェーンリンクでは複数のデータ元から情報をまとめて処理できるようにするために、幅広いノードがネットワークに参加。これが「分散型オラクル」と呼ばれる理由であり、多くのノードを利用するため単一障害点もなく、セキュリティの高さなどが評価されてユースケースが増加している。また、外部データの正確さを複数のオラクルで検証することにより、データの信頼性を担保している。

ユースケース

2017年にはSWIFT(国際銀行間金融通信協会)が、バークレイズ、BNPパリバ、フィデリティ、ソシエテ・ジェネラル、サンタンデールと協力し、金融商品の売買や配当金支払いのプロセスを簡素化するスマートコントラクトを発表。このシステムに、チェーンリンクの技術が利用された。

また、2019年にはGoogle Cloudと提携。その後、2021年8月にはチェーンリンクのネットワークで、Google Cloudが提供する天気データが利用可能になった。

天気をもとにした予測市場や、農業向けの保険などをDeFi(分散型金融)で提供出来るようになる見込みがあるとして、注目を集めている。