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The Sandbox(SAND)|投資情報・リアルタイム価格チャート

基礎情報

ザ・サンドボックス(SAND)とは

SAND(サンド)は香港を拠点とするブロックチェーン関連企業のAnimoca Brandsが開発、運営するWeb3ゲーム「The Sandbox」の基軸通貨となっている仮想通貨。The Sandbox内で使用したり、決済やステーキング、ガバナンスに利用できる。2019年10月29日より発行開始された。

The Sandboxはイーサリアム(ETH)ブロックチェーン上でゲームを体験できるメタバース。ユーザーはLANDと呼ばれる仮想上の土地をNFT(非代替性トークン)として保有することが可能。ゲーム内のアイテムなど様々なデジタルアセットを制作しNFTマーケットプレイスに販売することができる。

イーサリアム上で発行されるERC-20規格のトークンであり、コンセンサスアルゴリズムはProof Of Stakeを採用している。

価格

  • 現在価格(2025年9月30日時点):0.263ドル(約39円)
  • 年初来高値(2025年1月):0.750ドル(約112円)
  • 年初来騰落率(YTD):-51.7%
  • 過去最高値(2021年11月):8.442ドル(約1,259円)

価格予測

24年6月:「ザ・サンドボックス、転換社債で31億円調達

24年11月:「『進撃の巨人』初のメタバース進出、The Sandboxでゲーム始動

時価総額|関連銘柄

ザ・サンドボックス(SAND)の時価総額は2025年9月時点で約6億4,216万ドルで、GameFi関連銘柄の中で第4位となっている。上位にはIMX(Immutable:約13億9,379万ドル/第1位)、FLOKI(約7億9,218万ドル/第2位)、GALA(約6億6,139万ドル/第3位)が並び、SANDに続くのはMANA(約5億5,236万ドル/第5位)、APE(約4億2,265万ドル/第6位)である。

主な出来事

エコシステム支援組織

Bacasable Global: ザ・サンドボックスを運営するソフトウェア開発会社。香港に拠点を置きThe Sandboxの開発・運営を行なっている。2022年には株式会社SHIBUYA109と業務提携し、SHIBUYA109 LANDを開設した。

Animoca Brands: 香港に拠点を置くブロックチェーン関連企業。ブロックチェーン技術を活用したプラットフォームの構築や知的財産権、IPホルダーがNFTやトークンを発行できる仕組みを提供している。

上記2つの会社(Bacasable GlobatとAnimoca Brands)が2024年6月6日に転換社債による2千万ドルの資金調達を実施したと発表をした。

出資参加企業

  • リード企業: Animoca Brands
  • 出資企業: LG Teck Ventures、True Global Ventures

トークンアロケーション

  出典:CoinMarketCap

  出典: CoinMarketCap

ザ・サンドボックスのトークン配分は企業年金積立金25.82%、チーム19%、シードラウンド17.18%、財団12%、競売12%、アドバイザー10%、販売戦略4%となっている。

Animoca Brandsが発表したレポートによると、完全子会社のTSB Gaming Ltd.が「SAND」ユーティリティトークン及び将来株式に関する簡易契約(SAFE)転換証券の発行を通じ現金40%、ビットコイン60%で構成される250万ドルを調達したことを発表した。

投資家の大多数はSAFE債券(200万ドル相当)を介したSANDトークンと将来株式の購入に投資を割り当て、残りの50万ドル相当がSANDトークンの購入のみに投資が割り当てられた。

トークンの総供給量は30億SANDで循環供給量は23億9千万SAND。

  • 資金調達総額:約1.2億ドル
  • 大規模な投資ラウンド:(2021年11月、9300万ドルのシリーズBトークンセール
  • リードインベスター:SoftBank
  • フォロー投資家:Animoca Brands、SamsungNext、Polygon Studios、LG Technology Ventures、Kingsway Capital、Galaxy Interactive、True Global Ventures、Sound Ventures、Com2u5、Blue Pool Capital、Liberty City Ventures、Red Beard Ventures、Sterling VC、Sun Hung Kai & Co.limited、Webbush Ventures、Double Down、Alpaca VC、SCB 10X

ザ・サンドボックス(SAND)の将来性

ロードマップ

The Sandboxは、2024年にDAOを立ち上げてガバナンスを段階的に分散化。SAND/LAND保有者による提案・投票(SIP)を通じて、資金配分やクリエイター支援、各種ツール(Game Maker/VoxEdit/Launcher)の改善方針を決定していく計画だ。今後は開発ロードマップの可視化や、コミュニティ主導の運営領域を拡大していく。

  • DAOの段階的展開(Phase 1→2→3)とSIP投票の継続
  • Game Maker/VoxEdit/クライアント等の機能改善・安定化
  • クリエイター支援プログラムと助成の拡充

期待される今後の動向

運営分散化により意思決定の透明性が高まり、コミュニティ主導でのコンテンツ拡充が進む見込み。提携面ではSANDの決済利用やIPコラボの拡大、資金調達による開発投資が引き続き期待材料となる。

  • コミュニティ主導の資金配分でクリエイター施策を加速
  • 外部決済・カード連携などSANDのユースケース拡大
  • 資金調達を背景にしたプラットフォーム機能の強化とIP誘致

投資リスク、懸念材料

トークン供給や需要のバランス、DAO移行期の意思決定品質、市況に左右されやすいメタバース需要が主なリスク。大型アンロックのタイミングや競合環境の変化には注意が必要だ。

  • ロックアップ解除・アンロックによる短期的な売り圧リスク
  • DAO移行過渡期における運営の安定性・意思決定の質
  • 他のメタバース/ゲームトークンとの競争や市況変動の影響

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