「北斗の拳」がThe Sandboxに、Minto社ら仮想空間を共同制作へ

北斗の拳のLAND

株式会社Mintoは19日、The Sandbox及び株式会社コアミックスと協業し、Web3ゲーミングメタバース（仮想空間）『The Sandbox（ザ・サンドボックス）』上で、北斗の拳の世界観を再現する『世紀末LAND』のプロデュースを行なうことを発表した。

北斗の拳（原作：武論尊・漫画：原哲夫）は1983年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始した人気漫画。暴力が支配する世界となった世紀末を舞台に、北斗神拳の伝承者・ケンシロウが愛と哀しみを背負い救世主として成長していく姿が描かれたハードボイルドアクション。コミックス全世界累計発行部数は１億部を突破し、現在でも世界中で愛され続けるグローバルコンテンツだ。

今回のThe Sandboxとの提携は、『北斗の拳』として世界初のメタバース及びNFT展開となる。『世紀末LAND』は、The Sandboxの中でも圧倒的なディストピアを体験できる空間を目指し、世界中のプレイヤーに『北斗の拳』の世界観を感じられるアトラクションやイベントを準備していく予定。

またLANDでの体験により一層没入できる、趣向を凝らしたNFTの制作・販売を実施予定だ。

LANDとは、ブロックチェーンゲーム『The Sandbox』の仮想空間上の土地のこと。The Sandboxは、世界中のアパレル・IP（キャラクター等の知的財産）ブランドと提携して、独自のLANDを構築している。

なお、日本発の漫画作品IPブランドの展開事例としては、『キャプテン翼』に次いで2つ目の取り組みとなる。

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The Sandboxとは

香港を拠点とするAnimoca Brandsが開発するThe Sandboxは、メタバース系分散型ブロックチェーンゲーム。プレイヤーは仮想空間でイベントを楽しんだり、アイテムを作成してNFTとして発行・販売できる。事業者や有名人はゲーム内区画でアトラクションを設置したり、コンサートを開催したりできる。

漫画家の原哲夫先生は、北斗の拳のThe Sandboxでの展開について以下のように述べている。

The SandboxのSebastien BorgetCOO兼共同創業者は以下のように述べている。

The Sandboxにおいて、北斗の拳の世界観やキャラクターは「ボクセルアート」として再現される。ボクセルアートは、ボクセルと呼ばれる最小立方体を積み重ねて作成する3D作品のこと。平面のイラストをドット単位で描画する「ピクセルアート」の立体版だ。

国内暗号資産（仮想通貨）取引所コインチェックは22年12月、「The Sandbox」上に構築しているメタバース（仮想空間）都市「Oasis TOKYO」で、クリエイターコンテストを開催することを発表した。本コンテストの応募期間は、2022年12月23日〜2023年2月1日23:59、結果発表は2023年2月下旬〜3月上旬ごろを予定している。

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