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香港マクドナルド、The Sandboxに仮想土地「マックナゲッツランド」を開設

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

チケンマックナゲットがモチーフの仮想土地

Web3メタバースゲームを提供するザ・サンドボックス(SAND)は20日、香港のマクドナルドが、サンドボックス内の仮想土地で「McNuggets Land(マックナゲッツランド)」を開設したと発表した。

ユーザーは、「マックナゲッツランド」にて、チキンマックナゲットの姿をしたゲームキャラクターと会話したり、自撮り写真を撮ってソーシャルメディアで共有したりできるようになる。

チケンマックナゲットの40周年を記念して、様々な限定特典も用意。グローバルユーザーにも、ゲーム内クエストの完了に応じて、サンドボックスの独自トークン「SAND」や記念品が与えられる形だ。

さらに、香港ユーザー向けの追加特典も存在。10名限定で、365日間有効のチキンマックナゲット無料チケットが与えられる。他に、チキンマックナゲット6個と引き変えられるクーポンも当たる。

その他、仮想アートギャラリーでチキンマックナゲットの40年の歴史についての展示を見ることも可能だ。

ザ・サンドボックスの共同創設者兼最高執行責任者(COO)のセバスチャン・ボルジェ氏は「Web3テクノロジーによって、多くのブランドはより緊密な顧客エンゲージメントを得ることが可能になっている」として、次のように続けた。

大きな顧客ベースを持つマクドナルドのような世界的ブランドと協力することで、サンドボックスを新たなレベルに引き上げ、メタバースの一般普及というゴールの実現にさらに近づくことができる。

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メタバースとは

インターネット上に構築された、多人数参加型の3次元仮想現実世界のこと。アバターを使い、様々な楽しみ方ができる。例えば、『The Sandbox』というゲーム内のメタバースでは、ボクセルアート制作ツールやゲーム制作ツールが提供されており、ユーザーはそのなかで自作のゲームや施設を作ることができる。

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多くの企業がサンドボックスに参加

すでに様々な企業やブランドが、サンドボックス内の仮想土地でコンテンツを展開してきた。

最近の事例では、メッセージアプリを提供するLINE系列のゲーム開発企業LINE Studioや、高級ファッションブランド「グッチ」、サウジアラビアのデジタル政府機関(DGA)などとの提携が挙げられる。

また、東映アニメーションも、Web3事業を手掛けるMintoと協業して、サンドボックス内に土地を展開していくと発表している。

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新機能を立ち上げ予定

サンドボックスは現在、今年後半にリリースする新機能として、ゲーム内仮想土地のオーナーが、独自のエクスペリエンスを立ち上げられるよう準備している。

オーナーはサンドボックス独自の、ゲーム作成ツールにアクセスして、ボクセル化アートによる没入型エクスペリエンスを構築可能。それをオーナーが所有する仮想土地「LAND」とリンクさせることもできる見込みだ。

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