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レンダー(RNDR)|投資情報・リアルタイム価格チャート

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11/13 (水)
仮想通貨×AI関連銘柄10選【2024年上昇率も】網羅的に解説
2024年注目のAI関連仮想通貨を10銘柄、時価総額・価格・年初来高騰率とともに解説。SUI、NEAR、TAOなど、AIとブロックチェーンを融合した主要プロジェクトの特徴について網羅的に紹介。
CoinPost
09/27 (金)
注目の新興仮想通貨10選、セクター別主要銘柄と重要ファンダを解説【2024年下半期版】
暗号資産(仮想通貨)市場を代表する、注目銘柄10選。ビットコイン現物ETFが承認され半減期を迎える2024年。RWAやAI銘柄などセクター毎に投資活動が活発化。年初来の騰落率を含む各種データを網羅。ソラナのミームコインやエアドロップの効果は業界全体に影響している。
CoinPost
09/25 (水)
RENDERとIOの買い方 AI・DePINで注目される分散型GPUネットワークとは
2024年の生成AIモデルやエヌビディアの躍進により、Render Networkとio.netが注目される。暗号資産(仮想通貨)RNDRとIOの特徴、将来性、買い方について解説。
CoinPost
08/19 (月)
ブラックロックの仮想通貨ETF運用資産額、グレースケールを抜き去り世界1位に 
世界最大の資産運用会社ブラックロックが、仮想通貨ETFの運用資産でグレースケールを抜き、仮想通貨ファンドマネージャーとしても世界の首位に立った。
CoinPost
07/18 (木)
グレースケール、仮想通貨NEARやRNDRなどに投資する分散型AI関連ファンドを販売開始
米大手仮想通貨投資会社グレースケールは、新たに分散型AI関連のファンド(投資信託)をローンチした。投資割合はNEAR(31.87%)とFIL(30.03%)が最も高い。
CoinPost
04/30 (火)
5月に控える30億ドル規模のトークンアンロック予定、仮想通貨アバランチやレンダーなど含む
5月にはアバランチやレンダー、オプティミズムなどの仮想通貨がトークンのアンロックを計画。日本に上場する銘柄を中心に5月の主な予定をまとめた。
CoinPost
03/08 (金)
AI関連の仮想通貨高騰、エヌビディア大型カンファレンス「GTC AI 2024」で思惑買いか
CoinGeckoのAIカテゴリーでは、過去24時間でAI仮想通貨銘柄の総時価総額が約30%増加し、FEIやRNDR(Render)、AGIX、NOS、AKTも大きく値上がりした。エヌビディアが3月18日〜21日に米サンノゼおよびオンラインで開催する「NVIDIA GTC AI 2024」カンファレンスへの期待が高まっているようだ。
CoinPost
03/07 (木)
コインベース、AIトークンの潜在的価値が過大評価されている可能性=レポート
今回のレポートで仮想通貨RenderやFilecoin、Arweaveなどのユースケースが取り上げられ、分散型計算のメリットとデメリットについて分析された。
CoinPost
03/01 (金)
ソラナで拡大する分散型インフラ「DePIN」、2024年注目のプロジェクトを深掘り
2024年、Solana(ソラナ)主導のDePIN展開とその注目プロジェクトを深堀り。この記事では、分散型物理インフラネットワーク(DePIN)の基礎から、ソラナベースの画期的プロジェクトまで詳しく解説します。DePINの未来を形作る主要な動向とイノベーションに焦点を当て、この技術革新が開く新しい機会を紹介します。
CoinPost
02/24 (土)
bitFlyer、仮想通貨3銘柄新規上場へ
国内暗号資産取引所bitFlyerは3銘柄の新規取り扱いを開始する予定だ。今週2度目の銘柄リスティング発表となる。
CoinPost

レンダー(RNDR)とは

レンダー(RNDR)はユーザーにGPU計算能力の貸し出しをするレンダーネットワークが発行するユーティリティトークン。AIやメタバースなどに関連して近年のGPU市場の拡大で急速に需要を伸ばしている。

レンダリングとはデータを処理もしくは演算することで、レンダーネットワークではユーザーがレンダリングを実行する際に決済通貨としてRNDRが使用される。

レンダーネットワークでは独自のコンセンサスアルゴリズム「Proof of Render」を採用している。ネットワーク参加者がレンダリング作業を実行し、チェーンの検証と報酬を獲得することができる。

ネットワークの特徴は、GPUオーナーがGPU計算能力をネットワークに提供し、クリエイターなど高性能なGPUを必要とするユーザーがその計算能力を借りてレンダリングできる。レンダリングサービスにブロックチェーンを活用することでセキュリティ性が非常に高く、耐障害性、コストの削減など多くのメリットがある。

価格

  • 現在価格(2024年11月15日時点):6.6ドル(約1030円)
  • 年初来高値(2024年3月):13.6ドル(約2130円)
  • 年初来騰落率(YTD):+81.54%
  • 過去最高値(2024年3月):13.6ドル(約2130円)

価格予測

24年2月:分散型GPU・AIのRender Network フレーム数とRNDR使用量が前年比倍増

時価総額|関連銘柄

レンダー(RNDR)の時価総額は2024年11月時点で約26億ドル、「人工知能(AI)」セクターの中では5位に位置する。同セクターで1位のNEAR Protocol(NEAR)の時価総額は約66億ドル。レンダー以降は、The Graph(GRT):約16億ドルが追従する。

主な出来事

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エコシステム支援組織

レンダー財団: レンダーネットワークの運営を行う非営利団体。レンダー財団の親会社はOTOY社。コミュニティの成長に力を入れており、助成金の提供を行っている。

運営やガバナンスはレンダートークンを保有するコミュニティメンバーも参加することが可能で、独自のガバナンスシステムのRNP(Render Network Proposal)システムが導入されている。RNPはレンダーネットワークで具体的な変更が行われる仕組みでコミュニティがレンダーネットワークの方向性について意見やフィードバックを提供するのに使用できる形式。

OTOY社:レンダリングソフトの開発会社。2008年に設立され、米カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置く。OTOY社が提供するOctaneRenderの強化のためにレンダーネットワークを開発した。

投資家にはソフトウェア会社のオートデスク社や物理学者兼投資家のユーリ・ミルナー氏がいる。

アドバイザーにはGoogle元CEOのエリック・シュミット氏やプログラミング言語JavaScriptの生みの親であるブレンダン・アイク氏、元IBMのCEOサミュエル・J・パルミサーノ氏、実業家のアリ・エマニュエル氏などがいる。

トークンアロケーション

出典:ICODROPS

出典:ICODROPS

レンダーの初期トークン配分は、財団65%、トークンセール21.1%、チームとアドバイザーに10%、プライベートラウンド3%、パブリックセール0.9%の比率となっている。

65%のエスクロートークンはサードパーティのアカウントにて保管される。初期のパブリックセールやプライベートセールではほとんどのトークンが会社やチームには発行されなかった。

トークンセールはイーサリアムブロックチェーン上で2017年の10月から開始され、イーサリアムスマートコントラクトで発行された。その後数ヶ月間、非公開セールが行われた。

CoinMarketCapによると、レンダーの最大供給量は6億4417万トークンで総供給量は5億3245万トークン、循環供給量は5億1769万トークンとなっている。

  • 資金調達総額:約4700万ドル
  • 大規模な投資ラウンド:(2021年12月、3000万ドルの戦略的資金調達ラウンド)
  • リードインベスター:Multicoin Capital
  • フォロー投資家:Solana Ventures、Sfermion、Vinny Lingham、Bill Lee、Alameda Research

レンダーの将来性

ロードマップ

レンダー財団の公式サイトにロードマップが掲載されている。

コミュニティの意見とガバナンスプロセスに沿って、ロードマップはフィードバックなどが随時組み込まれ、必要に応じて更新される。

  • バーン・アンド・ミント均衡(BME)の実装とソラナチェーンへの移行(2023年11月に移行済み)
    コミュニティのフォーラムで承認されたBMEモデルの採用などを行う。BMEモデルとはユーザーがノードオペレーターを通じてネイティブトークンのRNDRを初定量バーンされる経済モデル。トークンの供給を動的に調整し、トークン価値の安定化を図ることが可能。2023年11月にイーサリアムチェーンからソラナチェーンへ移行し、BMEモデルの実装がサポートされる。
  • コミュニティ参加の改善
    コミュニティのディスカッションプラットフォームをDiscordからDiscourseへ移行する。DiscourseはRNP(Render Network Proposal)システムのディスカッションに適した設計がされており、UX(ユーザー体験)の向上が期待される。
    助成金システムがアップデートされ、コミュニティの提案やプロジェクトにレンダー財団から助成金が部分的に提供される。

期待される今後の動向

GPUを活用する分野の発展

現在、GPU処理能力を必要とする分野が急速に発展している。AI(人工知能)の計算処理やブロックチェーンのマイニング、動画編集や3Dアート、NFTの作成などのグラフィカルな作業など、GPUを必要とする領域の市場が急速に拡大している。

レンダリングサービス自体は急増しているが、ブロックチェーンを活用してGPU性能を借りることができたり、レンダリングを活用した独自のコンセンサスアルゴリズムを採用するなど特異性のあるレンダーの需要が高まることが期待される。