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レンダー(RENDER)|投資情報・リアルタイム価格チャート

基礎情報

レンダー(RENDER)とは

レンダー(RENDER)はユーザーにGPU計算能力の貸し出しをするレンダーネットワークが発行するユーティリティトークン。AIやメタバースなどに関連して近年のGPU市場の拡大で急速に需要を伸ばしている。

レンダリングとはデータを処理もしくは演算することで、レンダーネットワークではユーザーがレンダリングを実行する際に決済通貨としてRENDERが使用される。

レンダーネットワークでは独自のコンセンサスアルゴリズム「Proof of Render」を採用している。ネットワーク参加者がレンダリング作業を実行し、チェーンの検証と報酬を獲得することができる。

ネットワークの特徴は、GPUオーナーがGPU計算能力をネットワークに提供し、クリエイターなど高性能なGPUを必要とするユーザーがその計算能力を借りてレンダリングできる。レンダリングサービスにブロックチェーンを活用することでセキュリティ性が非常に高く、耐障害性、コストの削減など多くのメリットがある。

価格

  • 現在価格(2025年10月3日時点):3.4672ドル(約509.5円)
  • 年初来高値(2025年1月):9.00ドル(約1,323.6円)
  • 年初来騰落率(YTD):-46.58%
  • 過去最高値(2024年3月):13.6ドル(約2,000円)

価格予測

24年1月:コインベース、人工知能・GPU関連銘柄「Render」を新規上場候補に 価格は前日比+8.8%

24年7月:グレースケール、仮想通貨NEARやRNDRなどに投資する分散型AI関連ファンドを販売開始

時価総額|関連銘柄

レンダー(RENDER)の時価総額は2025年10月時点で約18.8億ドルで、暗号資産全体ランキングでは84位に位置する。「人工知能(AI)」セクターでは5位で、上位にはNEAR Protocol(36.8億ドル)、Bittensor(31.4億ドル)、Story Protocol(28.4億ドル)、Internet Computer(24.6億ドル)が並ぶ。レンダーの下位には、Fetch.ai(15.6億ドル)、The Graph(9.3億ドル)が続く。

主な出来事

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エコシステム支援組織

レンダー財団: レンダーネットワークの運営を行う非営利団体。レンダー財団の親会社はOTOY社。コミュニティの成長に力を入れており、助成金の提供を行っている。

運営やガバナンスはレンダートークンを保有するコミュニティメンバーも参加することが可能で、独自のガバナンスシステムのRNP(Render Network Proposal)システムが導入されている。RNPはレンダーネットワークで具体的な変更が行われる仕組みでコミュニティがレンダーネットワークの方向性について意見やフィードバックを提供するのに使用できる形式。

OTOY社:レンダリングソフトの開発会社。2008年に設立され、米カリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置く。OTOY社が提供するOctaneRenderの強化のためにレンダーネットワークを開発した。

投資家にはソフトウェア会社のオートデスク社や物理学者兼投資家のユーリ・ミルナー氏がいる。

アドバイザーにはGoogle元CEOのエリック・シュミット氏やプログラミング言語JavaScriptの生みの親であるブレンダン・アイク氏、元IBMのCEOサミュエル・J・パルミサーノ氏、実業家のアリ・エマニュエル氏などがいる。

トークンアロケーション

出典:ICODROPS

出典:ICODROPS

レンダーの初期トークン配分は、財団65%、トークンセール21.1%、チームとアドバイザーに10%、プライベートラウンド3%、パブリックセール0.9%の比率となっている。

65%のエスクロートークンはサードパーティのアカウントにて保管される。初期のパブリックセールやプライベートセールではほとんどのトークンが会社やチームには発行されなかった。

トークンセールはイーサリアムブロックチェーン上で2017年の10月から開始され、イーサリアムスマートコントラクトで発行された。その後数ヶ月間、非公開セールが行われた。

CoinMarketCapによると、レンダーの最大供給量は6億4417万トークンで総供給量は5億3245万トークン、循環供給量は5億1769万トークンとなっている。

  • 資金調達総額:約4700万ドル
  • 大規模な投資ラウンド:(2021年12月、3000万ドルの戦略的資金調達ラウンド)
  • リードインベスター:Multicoin Capital
  • フォロー投資家:Solana Ventures、Sfermion、Vinny Lingham、Bill Lee、Alameda Research

レンダー(RENDER)の将来性

ロードマップ

レンダー財団はコミュニティ主導のRender Network Proposal(RNP)制度を通じてロードマップを策定。提案は投票や議論で更新され、技術や需要に応じて柔軟に修正される。

  • バーン・アンド・ミント均衡(BME)モデルとチェーン移行: 2023年にRNDRからSolanaベースのRENDERトークンへ移行完了。BMEモデルで供給を調整し、トークン安定性と効率を向上。
  • 主要レンダリングエンジンやツールとの統合: Blender、Redshift、Arnoldとの統合が進み、クリエイターが制作環境から直接利用可能。利用者拡大が見込まれる。
  • AIワークロード対応: GPUを活用したAI推論や生成モデル(例: OctaneRenderのニューラルレンダリング)の試験運用が進み、3Dレンダリング以外の領域が拡大。
  • ガバナンスとコミュニティ参加の拡大: RNP制度や助成金、Bounty制度(2025年8月開始)で、開発者・ユーザーの貢献を強化。

期待される今後の動向

AIや映像制作、3Dモデリングの分野ではGPU需要が急拡大している。レンダーは分散型GPU提供基盤としてこの需要を取り込む位置にある。BlenderやRedshiftとの統合や管理ポータルの改良が進み、クリエイターに最適化された環境が整っている。運営はコミュニティ主導で決定され、透明性と持続的成長が実現している。

投資リスク、懸念材料

ソフト統合やAI機能の導入が遅延する可能性がある。GPU需要の伸びが想定を下回れば利用拡大に影響が出る。2023年のトークン移行は市場に影響を与えた実績があり、今後も投資家心理に不安をもたらす要因となる。

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