- ジョージ・ソロス氏、仮想通貨投資に参入する可能性
- ソロス氏は最近仮想通貨投資に関心を示しています。ソロス・ファンド・マネジメントは約260億ドル(2兆7560億円)相当の資産を運用しており、その資本の一部が仮想通貨投資に割り当てられるかもしれません。ピーク時から大幅に下落して冷え切った現在は、ソロス氏にとって絶好の参入機会になるかもしれません。
- 多くの大物投資家がビットコインに関する否定的な見解を取り下げる
- ビットコインは以前、ソロス氏をはじめ、JPモルガンCEOなどのビジネス界の大物に強く批判されてきました。最近は大物投資家がビットコインに関する見解を和らげる傾向があり、ソロス氏の見解も変化しつつあります。
80代の億万長者であるGeorge Soros氏(以下、ソロス氏)は仮想通貨取引に大変関心を持っていると報じられています。
もし本当ならば、以前はビットコインを独裁者のツールでありバブルだと冷たい反応を示していた、ビジネス界の大物にとって注目すべき転換点になるでしょう。
ジョージ・ソロス氏、仮想通貨取引に参入か
87歳であるソロス氏の黄金期はもう過ぎ去っているのかもしれませんが、その大物は利益を上げる機会をいまだに逃すことはありません。
投資の腕前がテクノロジーに関する知識に勝る、ソロス氏やWarren Buffet氏のような年長の投資家は、長らく仮想資産に懐疑的でした。
幸運にも、仮想通貨市場に参入するために、ブロックチェーンに関する先天的な理解は必要とされていません。
単純にリスクとリターンの計算をする能力があれば参入ができます。
ブルームバーグは、ソロス氏が仮想通貨取引への参入を考えていると報告しています。
彼の投資会社であるソロス・ファンド・マネジメントは約260億ドル(約2兆7560億円)相当の資産を運用しており、その資本の一部を仮想通貨のために取っておいたと思われています。
ソロス・ファンド・マネジメントの投資家であるAdam Fisher氏が仮想通貨取引の許可を得たと、ブルームバーグは主張します。
これが本当のならば、12月のピークから3分の1ほどに下落し、冷え切った現在の市場にソロス氏が参入することは理解できます。
大物投資家が次々にビットコイン批判を取り下げる
最近のビットコイン界隈では、仮想通貨を蔑んでいた公人があとになって前言を撤回するケースが多く見られます。
JPモルガンCEOのJamie Dimon氏のビットコインに対するスタンスはかなり柔らかくなり、ソロス氏もまた仮想通貨に理解を示したようです。
ソロス氏は2018年1月まで次のようにビットコインを批判していました。
現在、ビットコインの大部分は、脱税のもしくは独裁者が海外に蓄えをつくるために使われています。
たとえ彼がこの見解を保持するとしても、それは彼が彼自身の目的、すなわち利益のために仮想通貨に投資するのを妨げることはありません。
ソロス氏がビットコインに関する彼の考えを最後に表した時から、仮想通貨市場は41%下がっています。
もし彼の参入が確かめられるならば、それはどんな短期後押しも市場に提供しそうにありません。
しかし中期から長期にかけてのものにおいて、投資家がビットコインについてとても楽観的であるという意見にさらなる後押しをします。
ソロス氏はいくつかの理由から論争の的になる人物です。
しかし投資に関しては彼はめったに間違えません。
George Soros Is Rumored to Be Investing in Cryptocurrency
Apr 7, 2018 by Kai Sedgwick
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