- Brian Kelly氏がビットコインキャッシュの好調相場を分析
- 好調相場の状況分析を3点述べ、BCHのようにブロックチェーンの拡張性や成長見込みを見せるプロジェクトこそが、私の投資したいものだと主張しました。
- Bitcoin Cashとは
- 2017年8月1日にビットコインから分裂した通貨。 ビットコインのスケーラビリティ問題を受け、ブロックサイズを1MB→最大8MBに引き上げるハードフォークを行なった。
米国の投資企業BKCMの創立者兼CEO Brian Kelly氏は、CNBCの番組「Fast Money」に出演し、以下のように、今回のBCHの好況を分析しました。
Brian Kelly氏がビットコインキャッシュを分析
Brian氏がビットコインキャッシュの好調相場の状況分析に関して、主に3点言及しています。
1.5/21に、BCHの一部のマイナーたちが合意し、一部の採掘報酬を拠出し、BCHのブロックチェーンネットワークに新たなAPPやプログラムを付け加えるための「BCH開発基金」を設立。Kelly氏は「ブロックチェーン上にAPPやコントラクトが多いほど、そのチェーンの成長がより進む」と述べました。
2.ブロックチェーンの成長と利用プログラムの増加に従って、使用事例(use cases)が増え、言い換えれば、その用途の多さが価値を決める」と分析。
3.一方で、Kelly氏は、このようなマイナーたちの自主決定について、「マイナーの中央集権化になりかねない」と示しましたが、「今回では、善意あるマイナーたちが起こした行動だった」とも補足。
以上の点をまとめて、Kelly氏は「BCHのようにブロックチェーンの拡張性や成長見込みを見せるプロジェクトこそが、私の投資したい通貨だ」と主張しています。
ビットコインキャッシュのハードフォークに関して
ビットコインキャッシュは5月16日午後1時付近でハードフォークが行われ、無事アップデートが完了したことを発表しましています。
今回アップデートされた内容は主に2点。
スケーリングに関するブロックサイズが8MBから32MBへ拡大
スマートコントラクトを取り入れたオペコードにより、スマートコントラクトの導入が可能に。
ビットコインキャッシュの価格推移
ビットコインキャッシュは、22日12時時点では133,000円の価格で推移しています。
1週間前に当たる15日12時の153,500円からは下落しているものの、ビットコインキャッシュのブロックサイズ拡大が発表された4月9日時点73,000円を境に大きな上昇を記録しており、1次は4月9日時点から2倍の価格まで高騰しています。