WebX完全ガイド
TOP 新着一覧 取引所 WebX
CoinPostで今最も読まれています

仮想通貨投資は先進国は長期保有・途上国は早期売却の傾向に|ICOから見る傾向分析

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

各国の投資の傾向
仮想通貨スタートアップのREMMEによると、発展途上国の投資家は、トークンが上場した数ヵ月以内に売りに出し、先進国の購入者は長期保有する傾向があるようです。
ICOとは
「Initial Coin Offering/新規仮想通貨公開」のこと。資金調達したい企業や事業プロジェクトが、独自の仮想通貨トークンを発行・販売し、資金調達する行為を指す。 ハイリスクハイリターンで投機的側面が強い反面、各国の法整備が追い付いていないことで、詐欺まがいのICOが横行するなど問題点も多く、国際的な規制強化が協調路線にある。

▶️CoinPost:仮想通貨用語集

各国の投資の傾向

先進国は長期、発展途上国は短期の傾向

ウクライナの新興仮想通貨会社、REMMEが収集したデータによると、発展途上国の投資家は、トークンが上場した数ヵ月以内に売りに出す傾向があり、先進国の購入者は長期保有する傾向があるようです。

REMMEはウクライナの新興仮想通貨会社で、分散型アプリのインフラの構築を目標とし、今年の始めにICOで約19,343イーサを調達しています。

このデータでは、トークンの販売が開始されてからの、そのトークンの取引に着目しています。

同社の共同創設者兼CEOのAlexander Momot氏(以下 Momot氏)は、Facebookにデータをまとめた表を公開しています。

このデータは、ICO当初に購入されたRemmeのトークンの量と、6月時点で依然として保有されているトークンの量を比較したものです。

つまり、一番右端のパーセンテージが高ければ高いほど、長期保有している割合が高いことになります。

いくつかの国をピックアップして図にまとめました。

国別保有比較
国名 購入者数 投入したETHの合計 購入したトークンの数* 6月時点での保有量 6月まで保有していた割合
ロシア 95 824 17,510,624 2,187,109 12%
トルコ 54 226 4,797,376 565,345 12%
アイルランド 31 148 3,147,889 663,486 21%
ナイジェリア 47 159 3,374,988 761,921 23%
フィリピン 70 497 10,559,984 2,592,813 25%
ブラジル 35 210 4,465,688 1,133,708 25%
パキスタン 31 99 2,108,833 520,235 25%
香港 52 283 6,005,739 3,085,869 51%
イギリス 362 1,711 36,367,369 20,823,805 57%
ウクライナ 62 349 7,418,908 4,286,892 58%
スイス 39 180 3,829,599 2,279,317 60%
アメリカ 400 1,522 32,336,667 25,657,116 79%
スウェーデン 35 113 2,395,433 2,130,586 89%

トルコ、ナイジェリア、フィリピン、ブラジル、パキスタンなどの発展途上国の多くの購入者は、上場から4ヶ月以内に多くの人がトークンを売却しています。

反対に、アメリカ・イギリス・香港・スイスやスウェーデンのような先進国・地域では、投資家が長期保有する傾向が見られます。

中でも、スウェーデンにおける保有率が最も高いようです。

CEOのMomot氏が今回の調査結果について、自身のFacebookで以下のように記述しました。

「ホワイトリスト(ICO時の投資家名簿)にあったほとんどのトークン(の情報)を収集したので、上場から4ヶ月以内で各国の投資家がどのようにトークンを扱っていたのかという全体的な傾向の追跡が可能になっています。」

ICOで調達された資金の推移

ICOは活気を失うだろうと予想していた人もいたようですが、次のデータを見るとそうとは言えなさそうです。

news.Bitcoin.comの市場報告によると、ICOで調達した金額の平均値は下がりつつも、2018年6月時点までに集まった金額はすでに2017年の約61億ドル(約6710億円)の82%程度まで達しているそうです。

また、昨年の900件のプロジェクトで調達された資金の平均700万ドル(約7億7000万円)であり、2018年は、5月末までの800件のプロジェクトで調達された資金の平均は約650万ドル(約7億1500万円)となっています。

CoinPostの関連記事

米シカゴ・オプション取引所代表:来たる規制の波はICO市場に大きな衝撃を与える
SECがICOトークンを有価証券であると示唆したことを受け、CBOE代表のChris Concannon氏は、「今後SECの規制が入れば、ICO市場に大きな混乱をもたらす可能性がある」と警鐘を鳴らした。
大手ICO評価サイト:ICOの46%は事業計画なしで開始している
ニューヨークやシンガポールなどにオフィスを構える「ICO Rating」が、2018年第一四半期のICO市場調査報告書を公開しました。市場規模が拡大の一途を辿る一方で、多くのICOでは事業計画がないに等しい状態でローンチされていると指摘しています。
Google Newsでフォロー
CoinPost App DL
厳選・注目記事
注目・速報 市況・解説 動画解説 新着一覧
10/12 月曜日
12:54
カルシ、トランプ次期報道官の起用を的中させた取引を調査 確率1%
米予測市場カルシは、トランプ大統領の新報道官にケイティ・ザカリア氏が指名される直前の不審な取引を調査中だ。確率約1%の予想が的中し、約173ドルが約9,600ドルになる見込み。指名報道の20分前に行われた取引もある。
12:05
FTX元幹部、ネットフリックスによる事件の「ラブストーリー」化を批判
仮想通貨取引所FTX元COOのコンスタンス・ワン氏が、ネットフリックスの新ドラマ「The Altruists」の予告編について、職場や人物像の描写は実態と異なると批判している。
11:35
ハイパーリキッド系1000倍DEX、価格操作でトレーダーが約2億円利益か
ハイパーリキッド上で10日に取引を始めた最大1,000倍レバレッジのDEX「Papertrade」で、あるウォレットが参照価格を動かす取引を繰り返し、約128万ドルの利益を得た。運営は建玉上限の緩さが原因と説明し、引き締めに動いた。
10:32
XRP不正生成の脆弱性、悪用防止で投票経ず修正 XRPL財団が説明
XRPレジャーで新たなXRPを生み出せる脆弱性が見つかった問題で、XRPL財団が12日に経緯を説明した。同財団によると、XRPは生成されておらず、悪用の形跡もない。修正版をアメンドメント投票を経ずに適用した理由も示した。
09:23
仮想通貨ウォレット大手レジャー、被害デバイス内に不正ハードウェアを確認
仮想通貨ウォレット大手レジャーは販売店クリプトビリス経由の被害者端末に不正ハードウェアを確認した。流出額は分析企業により約9,320万ドルとも推計されているところだ。
08:50
OKJ、NIGHTを13日に取扱い開始 板取引は「国内初」と発表
国内取引所OKJは10日、ゼロ知識証明を使うプライバシー特化型チェーン「ミッドナイト」のNIGHTを13日から扱うと発表した。板取引での提供は国内初(同社調べ)としている。仕組みと国内の取扱い状況をまとめた。
08:19
ビットコイン、8.5万ドル突破が焦点 最大の取得価格帯=アナリスト
クリプトクアント寄稿者のダークフォスト氏は、ビットコインの取得価格分布で8.4万から8.5万ドルが最大の価格帯だと指摘。8.3万ドル時点で投資資金の53%がこの水準より上で入ったとし、下値では7.7万から7.9万ドルを支持帯に挙げた。
10/11 日曜日
11:30
ビットコイン原油高・中東緊迫化で1300万円割れも、CPIと8万ドル水準が焦点|bitbankアナリスト寄稿
ビットコイン(BTC)は原油高・中東緊迫化を背景に一時1268万円まで急落。8万ドル近辺のサポート維持が焦点で、CPI・PPIの結果と現物ETFの資金フローが相場の行方を左右する。bitbankアナリストが週次分析。
09:25
週刊仮想通貨ニュース(10/9)|米当局の証券性の共同解釈・10月の相場分析・メタプラネットの動向まとめ
今週は、米商品先物取引委員会(CFTC)と米証券取引委員会(SEC)の証券性に対する共同解釈、10月の仮想通貨相場分析、メタプラネットの動向に関する記事が関心を集めた。
10/10 土曜日
14:45
リップル、1000億XRPの総供給量を超える不正生成を可能にした脆弱性を修正
XRPレジャーの決済エンジンに、総供給量を大幅に上回るXRPを不正に生成できる脆弱性があった。9月25日公開のxrpld 3.4.1で修正済みで、公開ネットワークでの悪用の証拠は見つかっていないという。
13:42
不動産デジタル証券の購入者層、「利回り・値上がり益重視」が最多|7000人調査で
KDX STパートナーズが「KDX STアプリ」の個人本会員7002名を調査した。不動産デジタル証券の保有者2391名では株式現物の経験10年以上の層が厚い一方、同証券の投資経験は1年未満が919名に集中した。
13:30
リップル共同創設者、米中間選挙向けに約36億円寄付|仮想通貨団体に反発
リップル共同創業者ラーセン氏が仮想通貨PAC「フェアシェイク」のブラウン上院候補攻撃を批判し、同候補側に400万ドルを拠出した。リップルは同PACへの資金提供継続を検討中だ。
12:00
Blockchain.com、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブの免許を申請
仮想通貨サービス企業のBlockchain.comが、米国で予測市場と仮想通貨デリバティブを提供するため、CFTCに先物取引所の指定と先物取引業者の登録を申請した。
11:40
タイSEC、仮想通貨現物ETFを解禁 ビットコインとイーサリアムに限定
タイ規制当局は8日、仮想通貨現物ETFの国内組成を認める11本の告示を発表した。初期の対象はビットコインとイーサリアムで、16日に施行される。証券会社による現物ETF購入向けの融資は禁止し、取引前のリスク確認も義務付けた。
11:20
米CFTC、予測市場の規則2件発表|イベント契約は管轄下、カジノ型賭博は除外
米CFTCは、カジノ型賭博をスワップから除外する暫定最終規則と、イベント契約を含める規則案を公表した。複数州と予測市場の管轄権限争いが生じている状況での動きだ。
今から始める仮想通貨特集
通貨データ
重要指標
一覧
新着指標
一覧