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仮想通貨時価総額100位の中でプラスは6通貨に、上昇トレンドが一服か|7/6(金)

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

仮想通貨市場
ビットコインの価格上昇も鈍くなってきており、1週間続いたが続いた買い優勢の状況に一服感が漂っています。時価総額では100位までの通貨の中でもプラスとなったのは6通貨に留まるなど全面安になりました。

仮想通貨市場

仮想通貨市場は、昨日の反発も虚しく、本日は市場全体がマイナスとなる状況となっています。

ビットコインの価格上昇も鈍くなってきており、1週間続いた買い優勢の状況も一服感が漂っています。

7月6日18時30分時点では、BTCは720,500円で-1.4%、ETHが50,900円で-2.8%、XRPが51.57円で-4.56%となった他、時価総額100位までの通貨でプラスとなったのは6通貨に止まるなど全面安に。

昨日まで好調な価格推移を見せたNEOは、昨日時点で時価総額10位まで返り咲いたものの、本日反落し、9.57%のマイナスとなったことで、再度時価総額11位まで下落しました。

本日、時価総額150位までの主要通貨の上昇率ランキングは以下の通りです。

6/6:上昇率ランキング
Rank 通貨名 上昇率
1位 ODEM(ODE) +18.85%
2位 Cortex(CTXC) +6.4%
3位 Dentacoin(DCN) +5.13%
4位 Kucoin Shares(KSC) +4.97%
5位 Nexty(NTY) +3.3%

時価総額150位には入っていないものの、40%以上高騰した銘柄は、Dent(DENT)で、CoinPostでもツイートを行なったBinanceの上場発表の影響を受け、価格を高騰させました。

またメインネット移行を行なったTronへの対応が各取引所で行われており、取引所BJEXは顧客のTRX ERC20トークンをトロンのメインネットへ移行し終え、すでに、入出金の再開を発表。

HuobiProも移行を完了、入金は再開しているものの、出金はまだ行われていない模様です。

EOS関連でも動きが確認でき、世界有名な投資銀行Jefferies AsiaのCEOを務めていたMichael Alexander氏はEOSIOのベンチャーキャピタルとEOS VCパートナーシップ両部門を管理することとなりました。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株

仮想通貨(ブロックチェーン)関連銘柄

ドイツのメルケル首相が、EUの対米自動車関税引き下げに前向きな姿勢を示すなど、米国市場で欧米間の自動車関税案取り下げで合意する可能性があると報じられたことで、貿易摩擦の懸念が後退。

すでに多くの銘柄が急落するなど、悪材料織り込み済みであったことで、買い戻しが先行しました。

昨日は、松井証券の信用買い評価損益率が-25.53%に達するなど、個人投資家の追証水準が危惧されていましたが、本日はマザーズ指数も5日ぶりに大幅反発するなどしており、依然として貿易摩擦激化への警戒感は残るものの、6日のターニングポイントを経過して一定の買い意欲へと繋がっています。

仮想通貨(ブロックチェーン)関連株は、仮想通貨取引所ビットポイントを運営するREMIX(3825)が7.04%高、オウケイウェイヴ(3808)が10.43%高となったほか、フォーサイド(2330)が7.93%高となりました。

フォーサイド社は、フィンテック分野で決済事業やITソリューションを提供し、社内に「投資銀行部」を抱えるなど金融業界で存在感を見せている企業で、今年2月にカナダのDMG社と提携してマイニング事業開始を表明。クラウドマイニングも視野に入れるなど、仮想通貨の事業領域にも参入しています。

有望視されている仮想通貨(ブロックチェーン)関連株の最新情報は、以下の記事でまとめているので参考にどうぞ。

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