- Coinbase上場発表のETCが前日比16%高を記録
- 米大手取引所のCoinbaseは8月3日、自社のブログ上で、イーサリアムクラシック(ETC)上場に向けて最終調整をしていることを明らかにした。これを受けて、1600円台前半で推移していたETCは1800円台後半まで高騰。最近ではCoinbaseへの上場が報じられた通貨が軒並み上昇している。
- Coinbaseとは
- 米最大手の取引所であり、企業価値が10億ドル(約1100億円)を超えるユニコーン企業。 仮想通貨口座などの利用者数は、2,000万人にのぼるとされる。三菱UFGフィナンシャル・グループが10億円を出資しており、日本市場への参入を表明したことが報じられた。
- イーサリアムクラシック(ETC)とは
- プロジェクト「The DAO」のハッキング事件によるハードフォークで分裂した、イーサリアムの大元。 ハードフォークが実行される際、非中央集権的な暗号通貨を目指すとして一部の人達がハードフォークを拒否したことで誕生した。
米大手仮想通貨取引所のCoinbaseは、自社のブログ上で、イーサリアムクラシック(ETC)の上場に向けた最終調整を進めていることを明らかにしました。
Coinbaseは今後、自社が運営する複数のサービス間でイーサリアムクラシックのサポートを段階的に実施していく予定です。
Coinbeseがイーサリアムクラシックのインバウンド送金開始へ
米大手取引所のCoinbaseは8月3日、自社のブログ上でイーサリアムクラシック(ETC)の上場へ向けた最終調整をしていることを明らかにしました。
(ETCサポートに向けた)最終テストは8月7日までに完了する予定です。
その段階で、ETCのインバウンド送金(顧客のウォレットからCoinbase上のウォレットへの送金)の受け入れを開始する予定です。
ETCの取引を開始するのに先立ち、Coinbase ProとCoinbase Primeを通じて24~48時間のインバウンド送金を受け入れます。
Coinbase ProとCoinbase Primeで開始されるETCのサポートは、自社のその他のサービスでも段階的に実装される予定です。
Coinbase Consumerへの上場は、ProとPrimeへの上場後、流動性が十分に確保される1〜2週間後になる予定です。
Coinbase上場発表を受けてETC価格は前日比16%高に
1600円台で推移していたETCですが、Coinbase上場の発表を受けて1800円台まで高騰し、一日で約16%高を記録しました。
6月には、CoinbaseがETCの上場を示唆したことから、ETC価格が約15%高騰しました。
また、7月にはADAなど5通貨の新規上場検討を自社のブログ上で発表したことで、これらの通貨が一時的に高騰しました。
最近はCoinbase上場に関するニュースが報じられた通貨の価格が軒並み上昇しており、Coinbaseの動向に投資家の注目が集まっています。