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LINE BITMAXとは|国内屈指のSNS「LINE」が提供する仮想通貨取引サービス

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用
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多くの日本人にとって今や欠かせない生活インフラとなっているメッセージアプリの「LINE」。運営元のLINE Xenesis株式会社は「LINE」の他、「LINE Pay」「LINE証券」などのフィンテック事業、ゲーム・漫画・音楽などのエンタメ事業など多岐に渡る事業を展開しています。

2018年には「LINE Blockchain Lab」を設立し、ブロックチェーンを活用した複数のサービスを提供開始。そして2019年に暗号資産(仮想通貨)取引サービス「BITMAX(2021年4月にLINE BITMAXにリブランディング)」をオープンしました。

本記事で紹介するLINE BITMAXは、「LINE」と連携しているため口座開設等をスムーズに進めれます。また、業界最安値帯の手数料を特徴としているため、安心してサービスを利用でき、仮想通貨初心者にとって最適な仮想通貨取引サービスです。

本稿では、仮想通貨初心者向けにLINE BITMAXのおすすめのポイントや注意点、関連サービスなどについて解説します。

目次
  1. LINE BITMAXとは
  2. LINE BITMAXのおすすめポイント
  3. LINE BITMAXの注意点
  4. LINE BITMAXの関連サービス
  5. LINE BITMAXの口座開設方法
  6. LINE BITMAXのまとめ

1.LINE BITMAXとは

出典:LINE BITMAX公式ブログ

LINE BITMAXの運営会社やLINE株式会社の概要について説明し、仮想通貨取引サービスとしての基本スペックも紹介します。

1-1 LINE BITMAXの運営会社

LINE BITMAXの運営元であるLINE Xenesis株式会社は、2018年1月に設立された仮想通貨・ブロックチェーン関連の開発を行う企業です。同社はLINEやその他コンテンツサービスとの連携を強みとし、様々な仮想通貨関連サービスを展開。仮想通貨交換業者として金融庁からライセンスを取得しています。

また、親会社のLINE株式会社では、株の取引や投資信託を扱うLINE証券や為替取引を行えるLINE FX、投資初心者でも気軽に利用できるモバイル投資アプリであるLINEスマート投資など、様々なFintechサービスを提供しており、グループ全体で金融領域に力を注いでいます。

1-2 取引サービスの基本スペック

   
販売所
取扱い銘柄
  • ビットコイン(BTC)
  • イーサリアム(ETH)
  • XRP(リップル)
  • ビットコインキャッシュ(BCH)
  • ライトコイン(LTC)
  • カイア(KLAY)
  • ステラルーメン(XLM)
  • 最小取引単位
  • BTC:0.00000001 BTC(1円相当額)
  • 最大取引数量
  • BTC:5,000万円/回
  • 取引手数料 無料(※取引時スプレッドは発生する)
    入出金手数料
  • ■入金
  •           
  • LINE Pay:無料
  • 銀行口座:無料
  • ■出金
  •            
  • LINE Pay:110円
  • 銀行口座:400円
  • 取引方法

    現物取引(販売所サービス・取引所サービス)

    取引時間

    365日24時間(※メンテナンス時間を除く)

    スマートフォン対応

    〇(スマートフォンのみ対応)

    2.LINE BITMAXがおすすめな5つの理由

    出典:LINE BITMAX公式ブログ

    他の仮想通貨取引所と比較して、LINE BITMAXをおすすめできるポイントを5つ紹介します。

    2-1 LINEアプリからアクセス可能

    出典:LINE BITMAX

    LINE BITMAXでは、スマートフォンの「LINE」アプリから手軽にアクセスおよび口座開設ができます(口座開設方法については後述します)。

    新たに専用のアプリをインストールする必要がなく、国内では大多数の人にとって日常的な連絡手段として定着しているLINEからアクセスできるのは魅力でしょう。なお、PC版のLINEでは利用できません。

    2-2 カイア(KLAY)の取り扱い ※1

    LINE BITMAXでは、ビットコイン、イーサリアム、XRP、ビットコインキャッシュ、ライトコインの主軸通貨に加えて、LINEの独自通貨であるカイア(KLAY)の計7通貨を取引できます。

    KLAYはLINE社が開発した「LINE Blockchain」基盤の仮想通貨。LINEを中心とした様々なサービスで使われることを目指しています。

    ※1 2024年8月29日~統合でKLAYへと名称変更致しました。

    2-3 販売所に「予約注文機能」

    LINE BITMAXの販売所サービスでは、仮想通貨の買いたい・売りたい価格、数量・金額、有効期間を設定することで、設定した注文価格に到達すると自動的に注文が執行される「予約注文機能」が実装されています。

    これはLINE BITMAX独自の機能であり、通常、販売所サービスにおいてはその時に取引所が指定した時価でしか売買できません。ユーザーが買いたい・売りたい価格で取引できる板取引の特徴を販売所サービスに組み込んだもので、利便性が高いです。

    2-4 全銘柄を想定額1円から取引可能

    LINE BITMAXでは、2021年11月にすべての取り扱い銘柄にいおいて、それまで約100円以上であった最小取引単位を1円に引き下げました。これは、他の取引所と比較しても最安水準です。

    1円からの少額投資が可能になったことで、より手軽にリスクを抑えつつ仮想通貨取引できます。

    2-5 狭いスプレッドと安価な出金手数料

    LINE BITMAXは、スプレッド(売値と買値の差)が他の取引所とよりも比較的に狭い水準であり、LINE Payを利用すれば出金手数料をかなり低く抑えられます。

    LINE BITMAXの販売所サービスは、他社の販売所サービスと比較し狭いスプレッドで取引することができるため初心者にはおすすめです。

    また、LINE BITMAXでは入出金先を銀行口座かLINEが提供するキャッシュレスサービス「LINE Pay」から選べます。銀行口座への出金手数料は400円かかるのに対し、「LINE Pay」からの出金手数料は110円と業界差安値帯です。

    3.LINE BITMAXの注意点

    出典:LINE BITMAX公式ブログ

    ここまでLINE BITMAXのおすすめポイントについて説明しましたが、同サービスを利用する上でいくつか注意点もあります。本章では、LINE BITMAXの「銘柄数」、「サービス内容」、「必要機材」の3つについて言及します。

    3-1 取り扱い通貨銘柄が少ない

    LINE BITMAXが、取り扱っている仮想通貨は7種類。他の大手取引所と比較すると決して多くはないため投資先の選択肢は限られます。多様な銘柄への分散投資を検討している人にとっては物足りなさを感じてしまうかもしれません。

    ただし、時価総額最上位層のビットコインやイーサリアム、XRPといった最低限の主要通貨は取り揃えており、前述の独自カイア(KLAY)を取り扱う取引サービスのため利用する価値は十分にあるでしょう。

    3-2 取引所サービス(板取引)の提供がない※2

    LINE BITMAXでは、販売所サービスのみ提供しており取引所サービス(板取引)の提供はありません。

    板取引とは、利用者同士による売買注文が表示されたボード(板)を利用した取引を指しますが、販売所サービスと比較よりも狭いスプレッドで取引できます。この取引ができないのは投資家にとってデメリットかもしれません。

    しかし、前述のように販売所サービスは、スプレッドが最狭水準であり、予約注文機能が実装されていることから取引所同様のサービスを利用できます。

    ※2 2023/03/20時点で、カイア(KLAY)のみ取引所サービスでの売買が可能となっています。

    3-3 PCからは利用不可

    LINE BITMAXはスマートフォン版のLINE限定のサービスであり、PC版のLINEからはサービスを利用できません。

    しかし、スマートフォンでも操作できるシンプルなデザインとお手軽さが特徴のLINE BITMAX。仮想通貨初心者でも利用しやすいサービスです。

    4.LINE BITMAXの仮想通貨関連サービス

    LINE BITMAX公式

    LINE BITMAXでは、販売所サービス以外にも仮想通貨関連サービスを提供。本章では、レンディング機能「暗号資産貸出サービス」とデジタルウォレット「LINE BITMAX wallet」の2つについて解説します。

    4-1 暗号資産貸出サービス

    LINE BITMAXでは、ユーザーが保有する仮想通貨を貸出できる「暗号資産貸出サービス」を提供。暗号資産貸出サービスとは、保有している仮想通貨をLINE BITMAXに貸し出すと、貸し出した仮想通貨の数量と期間に応じて貸借料を受け取れるサービスです。

    LINE BITMAXの暗号資産貸出サービスには、「変動期間型」と「固定期間型」の2種類が提供されています。中でも、LINE BITMAXの変動期間型は申請から最短当日・最長の7日返還でされるため、突然の価格変動にも対応可能です。

    また、追加の貸出や一部解約にも対応しており、気軽に貸出サービスを利用できるでしょう。

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    4-2 LINE BITMAX Wallet

    「LINE BITMAX Wallet」は、LINEからアクセス可能なデジタル資産の管理ができるウォレットサービス。

    LINE BITMAX Walletでは、LINE Blockchain上で発行されたNFT(非代替性トークン)を含むデジタル資産をLINEアカウントだけで管理できます。

    秘密鍵を持つことなく資産管理できることに加え、手軽にLINEの友だちと送りあうことも可能。会食の割り勘時での支払いや記念日祝いなどのギフトとしても有効活用できるでしょう。

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    4-3 NFTマーケットβ

    LINE BITMAX Wallet内のサービスとして、NFTマーケットプレイス「NFTマーケットβ」が提供されています。NFTマーケットは、LINE Blockchain基盤のNFTアイテムが取引手数料無料で取引できるマーケットプレイス。ベータ版においての、支払い・決済はカイア(KLAY)を通じて行われます。

    また、LINE社は、NFTマーケットの機能を拡充したNFTの総合マーケットプレイス「LINE NFT」を2022年春に提供予定と発表しています。現在、LINE BITMAX Wallet内のサービスとして提供しているNFTマーケットを独立させ、一次販売サービスや日本円決済の導入などの機能が追加されます。

    LINEは2021年12月に2つのNFT関連企業を立ちあげており、LINEのノウハウを基に、NFTのユーザー体験を改革することを表明していることから、これらの企業とのシナジーも期待されます。

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    5.LINE BITMAXの口座開設方法

    出典:LINE BITMAX

    最後に、LINE BITMAXの口座開設方法と実施中のキャンペーンについて紹介します。これから口座開設を検討している方は、是非参考にしてください。

    5-1 口座開設方法

    LINE BITMAXでは、LINEアカウントを用いてスマホから簡単に口座開設できます。主な手順は、以下の通りです。

    1LINEアカウントにログイン
    2口座利用者情報の登録と本人確認
    3申請から数日で登録完了
    4LINE BITMAXへ入金
    5LINE BITMAXで仮想通貨取引を始める

    まず、LINEアカウントにログインし、口座利用者の情報の登録と本人確認をします。氏名や生年月日、住所などの情報を登録し、本人確認へ進みましょう。

    顔写真付き身分証の画像をアップロード。その後、申請者の顔と身分証が映るようにショート動画を撮影してアップロードし、本人確認を申請します。

    本人確認審査に通過したら口座開設は完了、入金手続きに移ります。主な入金方法は「LINE pay」または「銀行振込」の2つです。日本円をLINE BITMAXへ入金後、ホームからお好きな通過銘柄をタップし購入できます。

    5-2 実施中のキャンペーン

    LINE BITMAXでは、2021年11月18日より各種条件を達成するごとにカイア(KLAY)※1がもらえる「ウェルカムミッション達成でカイア(KLAY)をプレゼント」というキャンペーンを実施しています。

    まだ口座を開設していない方だけでなく、もすでに口座開設済みの方も参加可能で、最大690円相当のカイア(KLAY)が付与されます。各種条件は上図に記載の通りです。

    6.LINE BITMAXのまとめ

    本記事では、これから仮想通貨取引を始めようと考えている方向けに、LINE BITMAXの特徴やおすすめできるポイントについて解説しました。LINE BITMAXはLINEサービスと連携しているため、仮想通貨取引初心者でも利用しやすい取引サービスです。

    仮想通貨取引初心者の場合、口座開設や入出金方法を複雑に感じることも多いでしょう。しかしLINE BITMAXでは、LINE上での本人確認やLINE Payを用いた入出金システムにより、普段からLINEを利用している方であればスムーズに取引を開始できます。

    また、業界最安値帯の手数料など、メリットの多い取引サービスです。ぜひLINE BITMAXで仮想通貨取引に挑戦してみてください。

    ※1 2024年8月29日~統合でKLAYへと名称変更致しました。

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