CoinPostで今最も読まれています

エフィニティトークン(EFI)国内初上場 OKCoinJapanの強みとは

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

エフィニティトークン国内初上場

国内暗号資産(仮想通貨)取引所のOKCoinJapanは2023年1月18日、販売所における仮想通貨エフィニティトークン(EFI)の取り扱い開始を発表した。日本国内におけるEFIの上場は、今回が初の事例となる。

なお、取り扱いは2023年1月26日(木)の17時より開始される予定だ。

EFIの上場により、OKCoinJapanの上場銘柄は22種類となる。

OKCoinJapanの特徴

OKCoinJapan(オーケーコインジャパン)は、世界規模で暗号資産交換業を展開する『OK Group』が運営する取引所である。OK Groupは2013年に設立され、日本国内でのサービスは2020年に提供開始した。

OKCoinJapanは日本法人の子会社だが、取引の際にはOK Groupのグローバル取引所ネットワークが持つ世界トップクラスの「流動性」にアクセスできるため、高速取引が可能となる。

ユーザー同士をマッチングさせる仕組みを採用することで狭いスプレッドを実現しており、手数料(取引コスト)の安さも特徴の一つ。

セキュリティ面でも顧客資産をインターネット上から物理的に切り離した「コールドウォレット」で100%管理し、24時間365日のシステム監視システムを導入するなど、安全性には定評がある。さらに、入出金・入出庫が「24時間365日」できることも利用者の安心感につながっている。

なお、OKCoinJapanはEfinity(EFI)の取り扱い開始を記念し、以下2種類(第1弾、第2弾)のキャンペーンを開催している。

Efinityとは

Efinity(EFI)とは、NFTを用いたゲームエコシステムを構築するEnjin(ENJ)のNFT特化型ブロックチェーンで、代表的なブロックチェーンプロトコルであるPolkadot(DOT)上に構築されている。

ENJは2021年1月に金融庁および自主規制団体JVCEAの認可を受け、国内大手暗号資産取引所コインチェックで取扱いが開始され、2021年11月にはOKCoinJapanでも取扱が開始された。板取引はOKCoinJapanが国内初。

Enjinは開発を行うEfinityは、分散型メタバースのクリエイターやユーザーに報酬を与え、エコシステムを活性化させるために設計された。

低コスト・高速のトランザクション処理が可能なPoS(プルーフ・オブ・ステーク)型ブロックチェーンであり、NFT(非代替性トークン)の作成・送付・購入に最適化された多様な機能を搭載する。

インターオペラビリティ(相互運用性)の強化に焦点を当てており、Efinityを通じて、従来のNFT市場が抱えるスケーラビリティ(拡張性)問題を解決し、NFTのポテンシャルを一層引き出すことを目指す。

処理速度の面では、1回のトランザクション(取引)で最大2,200のデジタル資産のmint(鋳造)に対応できるよう設計されている。

EFIは、そんなEfinityのネイティブトークンである。Efinityにおけるトランザクションに際して発生する手数料の支払いに用いられるほか、ネットワークの将来を決める「議決権」のような役割を果たすガバナンストークンとしても機能する。

なお、EnjinはEfinity開発の際、プライベートセールおよびパブリックセールを通じて多くの投資家から数十億円規模の資金調達にも成功しており、この点でもネットワークの将来性に対する期待が伺える。

2022年11月には、100億円規模の「Efinityメタバースファンド」の設立を発表。Enjin技術を採用する提携先やパートナー企業をサポートしていくことを表明した。

注目・速報 相場分析 動画解説 新着一覧
16:27
イーサリアムベースのDigiFT、RWA市場展開に向けシンガポールでライセンス取得
イーサリアムブロックチェーン上で展開するDigiFTがシンガポールでCMSライセンスを取得。デジタル証券とRWAトークン化により、革新的かつ安全な金融サービスの提供を目指す。ブロックチェーンと金融の融合が深化する。
13:58
「証拠不十分で仮想通貨企業を提訴した疑い」米連邦判事、SECに理由開示命令を下す
米連邦地方裁判所のロバート・シェルビー判事は、米証券取引委員会に対し仮想通貨企業DEBT Boxの資産凍結について、誤解を招きかねない不十分な証拠提示で提訴に踏み切ったと指摘。理由を説明するよう命じた。
12:15
ブラジル最大手銀行イタウ、ビットコインなど仮想通貨取引サービス開始
ブラジル最大手銀行イタウ・ウニバンコは仮想通貨の取引サービスを開始した。まずビットコインとイーサリアムを取り扱うとしている。
11:59
仏ソシエテ銀、イーサリアム上でデジタル証券を発行 ESG戦略の透明性を強化
ソシエテ・ジェネラルがイーサリアムブロックチェーンでセキュリティトークンを発行。ESGへの取り組みと透明性の向上を目指し、カーボンフットプリント情報を含むデジタルグリーンボンドを活用する。
10:45
「ビットコインは米国の利益を守る最善の手段」コインベースCEO
米仮想通貨取引所コインベースのCEOは、ビットコインなど仮想通貨が、インフレを背景に米ドルの代替手段として注目される可能性があると発言した。
10:20
Bybit、仮想通貨投資に関するレポート公開
Bybitは、投資に関するレポートを公開。このレポートでは、各種類の投資家が仮想通貨ビットコインやイーサリアムなどに、どのように資金を配分しているかを調べている。
08:30
仮想通貨ビットコインマイニング株大幅高、NYダウ反落
主要仮想通貨関連株はビットコインが42,000ドルに復帰したことを受け、5日に続伸した。一方、本日のNYダウは小幅反落しエヌビディアなど大型IT株も売られた。
07:30
「2024年まで20もの仮想通貨ETPを提供へ」カナダValour
カナダの仮想通貨ETP発行会社Valourは新たに2024年まで欧州で20もの仮想通貨ETP(上場取引型金融商品)を提供する目標を掲げた。機関投資家の資金流入が追い風になっている。
07:02
エルサルバドル、ビットコイン投資の含み益がプラスに
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は、同国の仮想通貨ビットコイン投資の利益がプラスに転じたと公表。公表時点で約5.3億円の利益が出ている。
06:30
コインベース、仮想通貨ポリゴンなどの先物も提供
米仮想通貨取引所大手コインベースは先週末、ポリゴン(MATIC)とビットコインキャッシュ(BCH)のパーペチュアル先物取引を新たに提供する予定を発表した。COIN株価は5.5%高。
06:00
国際版バイナンス、銘柄新規上場
仮想通貨取引所大手バイナンスは新たなステーブルコイン「Anchored Coins EUR (AEUR)」新規上場を実施した。先月バイナンスに上場した「ORDI」は一ヶ月で約9倍も上昇した。
05:30
米Franklin TempletonのCEO、ビットコインやアルトコイン保有を明かす
米Franklin TempletonのCEOはFortune誌のインタビューで自身が仮想通貨ビットコイン(BTC)や一部のアルトコインを保有していると明かした。
12/04 月曜日
15:11
グレースケール、「GBTC」のビットコインETF転換についてブログで説明
米グレースケール・インベストメンツは公式ブログで、米国における現物ビットコインETFの承認は時間の問題であるとして、GBTCをビットコインETFとして、ニューヨーク証券取引所Arcaへ上場させることに注力していると強調した。
12:48
オーストラリア退職金ファンド(年金基金)、仮想通貨の保有額増加で900億円規模に
オーストラリア税務局は、退職年金を積立型SMSF(年金基金)の資産運用統計を発表。2019年以降の4年間で仮想通貨への投資額が大幅増加していることがわかった。
12:18
中国外相、ブロックチェーンやAI(人工知能)領域で日中韓協力を呼びかけ
中国の王毅外相は、日中韓外相会議で、ブロックチェーンや人工知能(AI)など最先端テクノロジー分野での三国の協力を呼びかけた。

通貨データ

グローバル情報
一覧
プロジェクト
アナウンス
上場/ペア