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ビットマイン、発行可能株式数を100倍に増やす提案 イーサリアム上昇に備えた対応で

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

イーサリアム価格の上昇前提とした提案

イーサリアム(ETH)蓄積で知られるビットマイン・イマージョン・テクノロジーズのトム・リー会長は2日、同社の発行可能株式数を500億株に増やしたいと述べた。この動議について株主に承認を求めている。

現在の発行可能株式数は5億株だが、これを100倍まで増やすことを提案した格好だ。この理由としては、転換社債やワラント、優先株などの資本市場活動や、将来的な買収に備えることをまず挙げた。

また、最も重要な理由は、株式分割に対応する必要があるからだと説明している。

リー氏は、ビットマイン(BMNR)の株価はイーサリアムの価格に連動しており、もし仮にイーサリアムが2万2,000ドルまで上昇した場合、同社の株価は500ドルまで上昇する可能性があると見積もった。なお、現時点で同社の株価は約31ドルで推移している。

さらに、イーサリアムが6万2,000ドルで取引された場合、ビットマインの株価は約1,500ドルに達するだろうと続けている。リー氏は、次のように述べた。

株価が500ドル、1,500ドル、あるいは5,000ドルになることを誰もが望んでいるわけではない。ほとんどの人は、株価が25ドル前後で推移することを望んでいる。では、ビットマインの株価を25ドルに戻すために必要な株式分割はどれくらいになるだろうか?

リー氏は、イーサリアムが2万2,000ドルになったケースでは株価を25に戻すには、20対1の株式分割が必要であり、6万2,000ドルでは60対1、25万ドルでは100対1となると推算している。

このため株式分割が重要であり、今回の提案は発行可能株式数を500億株にしようとするものだとした。これは、500億株を発行するという意味ではなく、目指す最大の株式数を500億に設定することだとも言い添えている。

株主の、この提案への投票期限は1月14日だ。

ビットマインは、最大のイーサリアム保有企業であり、昨年末時点でのイーサリアム保有量は411万525ETHに達した。イーサリアム総供給量の3.41%に到達している。

関連:ビットマイン、イーサリアム買い増し 独自のステーキング・インフラも準備中

イーサリアム1万2,000ドルのシナリオとは

トム・リー氏は、改めてイーサリアムに対する強気姿勢を表明。イーサリアムは金融の未来だと考えていると述べた。特に現実資産(RWA)トークン化の土台となるブロックチェーンであることを強調している。

金融大手ブラックロックのラリー・フィンクCEOも、トークン化は金融市場インフラにおいて、複式簿記以来の最大のイノベーションと評価しているとも指摘した。

RWAとは

「Real World Asset(現実資産)」の略。ブロックチェーン上でトークン化されるRWAには不動産、アート作品、トレーディングカード等の実物資産、株や債券等の有価証券などが含まれる。RWAのトークン化の可能性は、資産運用最大手ブラックロックらも注目している。

リー氏は、イーサリアムとビットコイン(BTC)の価格比率にも注目すべきであり、もし仮にビットコインが25万ドルに達した場合、イーサリアムが8年間の平均比率で取引されるとしたら、1ETHあたり1万2,000ドルになるとの見解を示した。

関連:イーサリアム、2026年の主要アップグレードで並列処理とプライバシー機能強化へ

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