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米当局、国際仮想通貨詐欺グループから40億円超押収

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • 米検察局が5件の民事没収申立てを提起
  • 資金洗浄者の拠点は東南アジア

国際詐欺を摘発

米コロンビア特別区連邦検察局とシークレットサービス・ワシントン・フィールド・オフィスは21日、米国・カナダの住民を標的とした国際詐欺スキームに関連する2,500万ドル超(40億円相当)の仮想通貨を押収したと発表した。複数の捜査の結果として、5件の民事没収申立てが同日付で米連邦地方裁判所に提起された。

今回の押収は、コロンビア特別区連邦検察局のジーニー・フェリス・ピロ連邦検事が2025年11月に立ち上げた詐欺摘発専門部隊「スキャムセンター・ストライクフォース」による取り組みの一環だ。同部隊の設立以来、累計回収額はすでに8億ドルを超えている。

5件それぞれの申立て額は約1,208万ドル・約1,040万ドル・約239万ドル・約123万ドル・約28万5,000ドルで、最大規模の案件はロマンス詐欺(恋愛感情を悪用した詐欺)により200人超が被害を受けたものだった。2番目に大きな案件はカナダ当局の通報を端緒とし、270件超の被害取引が特定された。

捜査の結果、資金洗浄に関与した人物の多くは東南アジアを拠点としており、IPアドレスは中国・マレーシア・カンボジアで確認された。ピロ連邦検事は、今回の押収はスキャムセンター・ストライクフォースの直接的な成果であり、複雑な資金洗浄スキームを解明し被害者を守り、犯罪の資金経路を遮断したと述べた。

米シークレットサービス・ワシントン・フィールド・オフィスのタラ・マクリース担当特別捜査官は、一連の捜査はまだ終わっていないとした上で、仮想通貨詐欺の被害を受けた可能性がある個人に対し、地元のシークレットサービス事務所またはic3.govを通じて被害申告を行うよう呼びかけた。

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