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ビットコイン・トレジャリー企業H100、上半期決算 BTC含み損40億円超計上

画像はShutterstockのライセンス許諾により使用

この記事のポイント
  • BTC保有量で欧州企業2位に
  • 投資・トレジャリー事業などとの相乗効果狙う

H100、1~6月期決算報告

スウェーデンのビットコイン・トレジャリー企業H100は19日、2026年上半期(1~6月)の決算報告を行った。2社買収でビットコイン保有量が欧州企業2位に浮上したこと、および41億円のビットコイン含み損計上を発表している。

H100は4月23日、NSD ASを買収する拘束力のある契約を締結していた。上半期決算期間終了後の8月10日に、この取引を完了。2,455.37 BTCを取得し、グループ全体のビットコイン保有高は1,051.03 BTCから3,506.4 BTC(時価386億円相当)へと大幅に増加している。

BitcoinTreasuriesNETによると、これは3,605 BTCを保有するドイツのビットコイン・グループに続き欧州の上場企業では第2位だ。また、世界の上場企業の中では26番目の保有量となる。

一方で、第2四半期(4月〜6月期)には9,800万スウェーデン・クローナ(約16億円)の税引前損失を、上半期全体では2億5,300万クローナ(約42億円)の税引前損失を計上した。

この損失の大半(4月〜6月期で約9,330万クローナ、上半期で2億4,180万クローナ)はビットコイン関連の減損処理に起因するものであり、グループの実際のキャッシュフローには直接影響していないと述べた。

営業収益(本業から得た収入の合計)は4~6月期で前年同期と同水準の300万クローナ(約5,000万円)、上半期全体で610万クローナ(約1億円)であり、こちらは前年上半期の580万クローナから増加している。

関連記事:メタプラネット、2100BTC出資で米スーパーリーグをビットコイントレジャリー化

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ビットコイン蓄積以上の付加価値目指す

H100は、パーソナルトレーナーなどの専門家向けに、デジタルツールやAIによる自動化を提供するヘルス・テクノロジー・プラットフォームを運営している企業だ。独自の取引・デリバティブ市場向け金融技術も開発している。

同社の株式は、ティッカーシンボル「H100」でNGM Nordic SMEで上場・取引されており、2026年6月30日時点での株主数は約4,100名だった。

8月11日に新たにCEOとして就任したエイリク・グロットゥム氏は、次のように事業戦略を語った。

トレジャリー事業は、時とともに進化し成熟してきた。今では、単に負債の発行や資金調達を行ってビットコインを蓄積するだけでは不十分と言えるだろう。

効果的な資本配分、資本市場での活動、M&A、あるいは事業活動によるキャッシュフローなどを通じて、保有するビットコインに付加価値を加えなければならない。

同社の資本市場プラットフォームと、テクノロジー主導のトレーディング・投資事業を組み合わせることで、単にビットコインを保有するだけでは得られないような機会が創出されるとも続けた。

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